見えない領域を明らかにしていくための2つの方法

2021/01/08 06:00:01 | 自分のこと | コメント:2件

何一つ矛盾のない完璧な「理論」を構築することができれば、その「理論」は、直接的には見ることのできない領域の現象の理由を時に説明することができたりします。それが故に科学は世界の見方を拡げるし、確かな論理を積み重ねることで第三者へ正確に伝えることができますし、第三者への説明を試みる時に大きな説得力をもたらすことも科学の優れているところだと思います。しかしそんな科学の手法を駆使してもどうしても見えない領...続きを読む
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矛盾が生まれたら理論を見直すべし

2021/01/07 12:50:00 | ウイルス再考 | コメント:0件

はたしてマスクがウイルスを防げるのかどうかについてです。今、仮にウイルスの感染が拡大しているという事実があった場合、「それはマスクの装着率が不十分だったからだ」という解釈も成立しますし、「それはマスクにはウイルスを防ぐ効果がそもそもないからだ」という解釈も成立してしまいます。なぜこのような真逆の解釈がともに成立してしまうのかと言えば、対象が見えないからです。データを科学的に検証することが困難である...続きを読む
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実は世界は何も変わっていないのに

2021/01/05 09:30:00 | ウイルス再考 | コメント:9件

「PCR検査は厳密に特定の遺伝子の配列のみを増幅し検出させる方法なので、現在行われている新型コロナウイルス感染症に対して行われているPCR検査は妥当である」という主張がありますが、この主張の流れには論理的な飛躍があり、専門家であればあるほどはまりやすいピットフォールに思えます。前半の「PCR検査は厳密に特定の遺伝子の配列のみを増幅し検出する」という部分は、おそらくPCR検査の専門家であればあるほど納得している...続きを読む
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自己治癒力を呼び覚ます対症療法

2021/01/01 00:00:01 | おすすめ本 | コメント:0件

令和も早くも3年になりましたか。新年あけましておめでとうございます。毎年元旦のブログでは、私が昨年感銘を受けた本を紹介することにしているのですが、今回年初に紹介したい本はこちらの本です。 医者知らず「冷えとり」で完全健康人生 (日本語) 単行本 – 2013/2/1進藤 義晴 (著)実はこの本を初めて見た時の私の第一印象は、「表面的かつ対症療法的な治療法だ」というものだったのですが、よくよく読んでいくと、むしろ非...続きを読む
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