自然を利用する健康法に信を置く

2016/01/31 18:40:00 | ふと思った事 | コメント:2件

糖質制限は科学的根拠のある歴とした食事療法ですが、一般の人からみれば、数多ある他の食事健康法と横並びで捉えられるかもしれません。しかし他の方法と比べて糖質制限が圧倒的に信用がおける理由は医学的根拠以外にもう一つあります。それは糖質制限が「身体にとって不要なものを取り除く」という発想であることです。世の中には様々な健康法がありますが、その多くはその健康法を実践するために、特定の食品やサプリメント、器...続きを読む
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冬眠から学ぶ潜在能力

2016/01/26 07:05:00 | 動物から学ぶこと | コメント:16件

寒い季節となりました。つい先日まで暖冬とか言われていたのに、先日から急に記録的寒波だとか言われるようになり私の住む地域でも久しぶりに大雪に見舞われています。こんな日は車よりも歩いた方が安全なので、特別な事情がない限り私は歩きます。糖質制限をするようになり、寒さにも強くなったとはいえ、雪風吹き荒れる外の道を歩くのは相当寒さを感じます。ちょっと頑張って外を歩かなきゃと気合を入れる必要があります。しかし...続きを読む
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本当に困った時だけのお医者さん

2016/01/22 05:05:09 | ふと思った事 | コメント:9件

私が患者さんに初めて糖質制限の話をする時には、「まずはごはんやパンを今食べている量の1/2〜1/3に減らし、その代わり減らした分だけ肉、魚、卵を中心におかずを増やしてトータルの量は減らさないで下さい」と説明する事が多いです。このように言うと患者さんからの抵抗感が最小限に抑えられる印象を持っています。しかし本音を言えば、そんな指導ではたいした改善をもたらす事はできません。本当はもっと糖質を控えさせたいと思...続きを読む
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質の悪い太り方をもたらす薬

2016/01/19 00:01:00 | 素朴な疑問 | コメント:2件

薬の中には副作用で体重増加が起こりやすいものがあります。最も代表的なのは抗精神病薬で、セロトニン受容体遮断作用がある新規抗精神病薬に多いと言われています。セロトニンは略号で「5-HT」と表記しますが、セロトニン受容体の中で5-HT1受容体と5-HT2は脳に存在しています。そして5-HT2c受容体を刺激すると脳に作用して食欲を抑制する作用があると言われています。だから、5-HT受容体2cを阻害する作用がある抗精神病薬を使えば...続きを読む
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新しい環境に適応するためのコツ

2016/01/14 08:05:00 | 自分のこと | コメント:0件

私はこれまでの人生の中で、引越しをしなければならない機会がたくさんありました。小学生の頃、親の仕事の都合で学校を2回転校しなければなりませんでしたし、大学生になり本学キャンパスと医学部キャンパスが離れた場所にある都合で1回引越しし、医者になってからも専門が決まるまでは全国を転々と移動しましたし、専門が決まった後も大学病院の医局人事で引っ越さなければならない事が2回ありました。引越すという事はそれまで...続きを読む
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