素朴な疑問

        

第二波ではなぜ高齢者の重症化率も低いのか

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2020/ 07/ 31
                 
正直、新型コロナウイルス感染症にかかった患者の数が増え続けていた第一波と呼ばれる3-4月頃の段階では、

7月になった今頃、第二波と呼ばれるようなPCR陽性者数の増加の波が来ることは全く予想していませんでした。

通常の「かぜ症候群」に準じたウイルスであれば、夏になれば患者数が減ってくるだろうと思っていた予想を大きく裏切られた形です。

一方で色々なところで聞かれるように、第一波と第二波はその総数における重症者の割合において全く違う質のものです。

夏に感染者数が減る予想が裏切られたのも、人類史上初の無症状感染者を積極的にピックアップしようとした世界的な流行的行動の影響が大きかったと私は見ています。

その結果、今までであれば存在さえ気づかれなかった無症状感染者の大半を占めるであろう若者のPCR検査陽性者の存在が明るみとなったため、その数の多さが第二波の波となり、

相対的に無症状感染者が多くなっていることから、重症化の率としては低くなっているという要素はあると思います。

ただ、それにしても今回の第二波は高齢感染者の絶対数が少ないとは言え、その中で重症化する人も少ない印象があります。
                         
                

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基本再生産数は信用ならない

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2020/ 07/ 17
                 
「一定割合の人がマスクをすれば新型コロナウイルス感染症の流行は抑えられる」という研究のニュースがありました。

額面通り受け取れば、「マスクの有効性は科学的に証明された」ということになりそうなものですが、

原文を確認してみるとこの研究、なんと実際の患者は誰一人出て来ていません。要するに数理モデルで計算するとそうなるということを言っているに過ぎない論文です。

8割おじさん」の「42万人死亡説」でも話題になりましたが、この数理モデルで実際の感染症の流行を予測するという方法論、これは非常に信憑性が低いと私は考えています。

中でも基本再生産数という概念が非常にあやういのです。
                         
                

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違う現象に見えて実は同じ現象

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2020/ 07/ 14
                 
「群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)」という言葉があります。

数人の盲人が象のそれぞれ違った部位を触って、異なった感想を語り合い対立する意見を述べるも、それぞれ言っていることは正しいながらも誰も全体が見えていないということを戒める意味を表しています。

象の鼻を触ったある盲人は「木の枝のようです」と答え、またある耳を触った別の盲人は「扇のようです」と答え、さらに象の腹を触った盲人は「壁のようです」と答えます。それぞれは間違った内容ではないはずです。

アメリカの新型コロナウイルス感染症は脅威のウイルス感染症である、日本ではファクターXのせいでただの風邪に近い感染症である、そんなものの見方もまた「群盲象を評す」に陥ってしまってはいないでしょうか。

前回私は、日本とアメリカをはじめ、世界各国で異なる様相を呈する新型コロナウイルス感染症は、実は本質的には同じ病気であるという見解を示しました。

なぜならば、死亡者数の数こそ違えど、死亡者は75歳以上の高齢者に圧倒的に集中している点、第一波のピークを経て第二波と呼ばれる現象はいずれの国でも無症状・軽症者が圧倒的多数で重症者は非常に少ないという傾向を示していること、

そしてPCR検査数が多い国ほど感染者数が多くなるという傾向を示しているという共通点が認められるからです。
                         
                

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先天的要因は決定的ではない

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2020/ 07/ 13
                 
最近、新型コロナウイルス感染症は「東アジアの風土病」だと捉える説が台頭してきています。

私自身も「HLA仮説」に可能性を感じていて、日本には新型コロナウイルスを諸外国に比べて何らかの先天的要因、特にそれは自然免疫システムに関わるものがある、という仮説を考えていました。

しかしとあるサイトで、アメリカにおける新型コロナウイルス感染症の人種別死亡率の違いが示されており、その結果を見た際に私は、今まで大きな勘違いをしていたかもしれないと気づかされました。

というのもこのサイトを見ますと、新型コロナウイルス感染症による死亡者はアジア人と白人とで大差がないのです。
                         
                

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どこまでを「自分」と思えるか

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2020/ 07/ 11
                 
前回「主体性」を発揮するためには常に「自分がどうしたいか」という基準で動く必要があるという考えを示しました。

ところがこの考え方は、一歩間違えればただの「わがまま」となってしまうようなものの考え方です。

「わがまま」と「あるがまま」、本質的には同じ意味であるはずの二つの言葉は異なるイメージで捉えられてしまっているのではないでしょうか。

少なくとも私には「わがまま」とは自分本位の周囲がどうなっても構わないとでも言うような身勝手な状態で、

「あるがまま」というのは自然重視型で起こってくるすべての出来事を受け入れつつ、その上で自分がどうしたいかを考えるという姿勢の状態であるように感じられます。

自分の人生を「わがまま」ではなく、「あるがまま」だと思えるような心の在り方を考える上で、もう一つ大切なことがあると私は思っています。

それは「どこまでを自分と思えるか」ということです。

それについての考え方によってただの「わがまま」行動になるか、「あるがまま」に自分の人生を生きられている気持ちでいられるかの命運が変わってくるよう私は思うのです。
                         
                

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