心の底に眠る楽しさを刺激するダンス

2021/02/28 21:38:00 | イベント参加 | コメント:0件

解決困難な問題を打破するヒントはえてしてその問題を扱う領域の外にあったりします。先日、パーキンソン病の患者さんとその関係者を対象とした「パーフェクトダンス」というイベントに参加する機会がありました。このイベントは福岡在住のダンスアーティスト、マニシアさんとサポートダンサーの皆さんによって主催されているもので、福岡県に移住したことを機にその縁に恵まれました。結論から言いますと、この「パーフェクトダン...続きを読む
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ポリエチレングリコールは安全なのか、危険なのか

2021/02/27 10:40:00 | ワクチン熟考 | コメント:0件

新型コロナワクチンに対する世論の期待感が高まる中、ついに医療従事者へのワクチンの先行接種が始まりました。日本ではファイザー社のmRNAワクチン(商品名:コミナティ)が特例承認され、先行的に用いられているようです。特例承認というのは、「長い時間をかけて有効性や安全性がしっかり検証されたわけではないけれど、世論のニーズに応えるために一部有効性が確認されたので特別に承認しました」という意味です。レムデシビル...続きを読む
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インターフェロン熟考

2021/02/25 17:40:00 | ウイルス再考 | コメント:0件

C型肝炎ウイルスに対する考察をしていた時に新たに生じた疑問がありました。それはC型肝炎ウイルスにはインターフェロン療法が効くタイプの遺伝子型と効かないタイプの遺伝子型とが明確に分かれているということです。具体的には1型というC型肝炎ウイルスにはインターフェロンは効きにくく、2型というC型肝炎ウイルスにはインターフェロンが効きやすいと言われています。C型肝炎ウイルスの遺伝子の何が1型と2型の違いを生み出して...続きを読む
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人が死ぬ瞬間まで幸せでいるために大事なこと

2021/02/23 18:00:00 | ふと思った事 | コメント:0件

森田洋之先生の「うらやましい孤独死」を読んでもう一つ感じたことがあります。それはアドラー心理学をもたらしたアルフレッド・アドラーが、「幸せとは貢献感である」と喝破した本質的な理由です。なぜ「うらやましい」のかと言えば、「普通は幸せであることが難しそうな状況において幸せそうに見えているから」なのではないかと私は思います。実際幸せであるかどうかは本人のみぞ知る世界なので、相手が「死」ともなればそれは知...続きを読む
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「うらやましい孤独死」書評

2021/02/22 18:00:00 | おすすめ本 | コメント:0件

鹿児島で同じ病院で働いたこともある医療経済ジャーナリストの森田洋之先生の新著「うらやましい孤独死」を拝読しました。 うらやましい孤独死――自分はどう死ぬ?家族をどう看取る? (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/19森田 洋之 (著)前著「日本の医療の不都合な真実」でも日本の医療の仕組みの根の深い問題点を大きな説得力を持って指摘する鋭い内容でしたが、今回の新著でも医療従事者にとって非常に痛いところを突...続きを読む
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