主体的医療

        

食事要因より精神要因がはるかに重要な理由

category - 主体的医療
2020/ 05/ 04
                 
新型コロナウイルス感染症の本質が「自己システムのオーバーヒート」という事にあるのであれば、

システムをオーバーヒートさせるような燃料を身体に注ぎ込むことが事態を悪化させるやってはいけない行動ということになり、

その燃料として私は不安/恐怖情報にとってもたらされる急に出現する慢性持続性ストレスのことを非常に大きく問題視しているわけですが、

もう一つ私が大事に思っているのは食事です。私は糖質制限という食事療法を推進している立場の医師なのですが、

糖質の中でも中心的な存在であるグルコース(血糖)は、ご承知のように即時的に利用できるエネルギー源です。

この糖質を過剰に摂取するという行動も、むやみに身体のシステムをオーバーヒートさせて行動につながってしまうので厳に慎むべき行為だと考えています。
                         
                

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自粛をやめる行動をとるための具体的な注意点

category - 主体的医療
2020/ 05/ 02
                 
さて、自粛をやめるという決断をしたら、どのように行動するかというポイントを考える前に一つ重大な注意点があります。

それは「自粛をやめる」という結論部分だけを受け入れて行動しないでもらいたいということです。

さもなくば、むしろ自粛をやめることによって結局は不安や恐怖感情、あるいは和を乱すことに対する世間の大勢からの冷たい視線に耐えきれずに慢性的に持続する精神的ストレスがかかり続けて、身体のシステムがオーバーヒートしやすくなり、ただのかぜが重症化してしまうリスクが増大してしまうからです。

なぜ新型コロナウイルス感染症がただの風邪だと考えられるのか、ただの風邪として考えられない状況はいかにして生まれているのか、その構造が理解できて不安/恐怖感情が上手にコントロールできてこそ初めてこの作戦は成功します。

まだその辺りが理解できていないという方は、是非とも前の記事を読んでもらえればと思います。長文ですが、論理的に筋を通すためにもむやみに省略できない文章です。是非とも頑張って読んでもらいたく存じます。

それでは「構造を理解した上で自粛をやめる」という決断をした人がとるべき具体的な行動のポイントについて私見を述べさせて頂きます。
                         
                

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自分のできることを精一杯やって後は万物に身を委ねる境地

category - 主体的医療
2020/ 04/ 05
                 
先日紹介した末期がんサバイバーの刀根健さんの本の中で、

もう一つ私が大変参考になったことがありました。何を隠そう私の提唱する主体的医療の根幹に関わる内容です。

刀根さんは末期がんを克服するに至ったサレンダー(降伏、明け渡し)の境地に至る前に、様々ながん代替療法について徹底的に調べて徹底的に取り組んでおられています。

「がんを自力で治す」という強い意志の下、自分の力で調べたことにまさに「主体的に」取り組んでこられたのではないかと思います。

しかしそのように主体的に動いたにも関わらず、実際にはがんが日ごとに進行し、状態が悪化していくという経過をたどってしまいました。
                         
                

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医療者が全てを把握しようとしない

category - 主体的医療
2020/ 02/ 21
                 
※【たがしゅう公式メルマガ】登録したのにメールが届かないという方がいらっしゃいましたら、こちらをご参照頂ければ幸いです。
http://reservestock.hatenablog.jp/entry/2018/04/05/014912

現代医療の中では医療者は患者さんに対して、

全ての患者情報を医療者からの問診・診察・検査といった手段によって過不足なく集めることによって、

患者自身の病気の原因を突き止めることができるという視点に立っていると思います。

だからこそ、医療者は問診や診察の技術を日々磨いたり、検査の精度を高めようと努力する毎日を過ごしているはずです。

しかしながらその方法論では原理的に絶対に得ることができない情報があります。

それは患者さんが「誰にも話したくない情報」です。
                         
                

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体調をみる力を失った人への考え方

category - 主体的医療
2020/ 01/ 16
                 
常日頃、「体調が最良のバロメータ」の重要性を語っている私ですが、

「体調など当てにならない。潜在する病気は検査でしか検出することはできないのだから、検査で病気を見つけるべき」という考え方が根強くあることを見聞きします。

確かに、例えばB型肝炎やC型肝炎のように、自覚症状は乏しいけれど実はウイルスが潜在するといった状況に対して、血液検査は病気を発見するのに役に立つという事実はあると思います。

ただし、だからといって体調が当てにならないという話にはならないように私は思います。

仮に肝炎ウイルスが身体の中にいたとして、別に体調が悪くないのであれば、それは何も問題はないのではないでしょうか。

あるいは体調が徐々に悪くなっているのに気づかないのであれば、それは体調を検出する能力の鈍さに問題があるのであって、

体調が当てにならないという話にはならないように私は思うのです。
                         
                

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