主体的医療

        

体調をみる力を失った人への考え方

category - 主体的医療
2020/ 01/ 16
                 
常日頃、「体調が最良のバロメータ」の重要性を語っている私ですが、

「体調など当てにならない。潜在する病気は検査でしか検出することはできないのだから、検査で病気を見つけるべき」という考え方が根強くあることを見聞きします。

確かに、例えばB型肝炎やC型肝炎のように、自覚症状は乏しいけれど実はウイルスが潜在するといった状況に対して、血液検査は病気を発見するのに役に立つという事実はあると思います。

ただし、だからといって体調が当てにならないという話にはならないように私は思います。

仮に肝炎ウイルスが身体の中にいたとして、別に体調が悪くないのであれば、それは何も問題はないのではないでしょうか。

あるいは体調が徐々に悪くなっているのに気づかないのであれば、それは体調を検出する能力の鈍さに問題があるのであって、

体調が当てにならないという話にはならないように私は思うのです。
                         
                

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ステロイドがストレスホルモンだと知らされていない

category - 主体的医療
2019/ 11/ 11
                 
人生は基本的に直観を信じて動くことが大切だと言われますが、

そうは言っても最低限の知識がないと、容易に誤った方向に導かれてしまうと感じた話をします。

先日某所でステロイドという薬の問題点について語る機会があったのですが、

「ステロイドは(ストレスに対抗するための)ストレスホルモンである」という情報をお伝えしたところ、

話を聞かれた方の中から「えぇ!?そうだったんですか?」と驚きの声が聞かれました。

私にとっては当然の情報も、立場も環境も変われば知らないということも当然あるわけです。
                         
                

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小ささとさりげなさ

category - 主体的医療
2019/ 11/ 04
                 
何かしらの講演会や研修会などに参加した際に、多かれ少なかれ学びというものがあると思います。

提供された情報そのものが有用でなかったとしても、演者のしゃべり方であったりスライドの使い方が参考になったり、

あるいはあまりよくない話し方であったとしても、それが反面教師となったり、そのことがきっかけとなって別の思考が深まったり、

必ずや何かしらの気づきというものがあるのではないかと思います。

しかしながらその気づきはそのまま放置していると、残念ながら記憶の彼方へと消えてしまうものです。
                         
                

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主体的な患者にとって苦難の時代

category - 主体的医療
2019/ 07/ 19
                 
ぼちぼち私の南鹿児島さくら病院での勤務が終わろうとしています。

たいていの私の担当する患者さんは、いつもの薬をもらうために通っている患者さん達がほとんどなので、

後任の医師へ引き継ぐ場合もそれほど苦労はありません。「病状は安定しているので、よければ同じ処方を続けて下さい」ですとか、「時々血液検査を実施して下さい」といった具合になります。

ところが、中に私の診療を希望して遠方からわざわざ訪れた患者さん達を引き継ごうという時に難しいと感じる場面があります。

なぜならば私の診療に対するスタンスと他の医師のスタンスは大きく異なるからです。
                         
                

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やさしい医者がよいとは限らない

category - 主体的医療
2019/ 07/ 03
                 
たまたま受診した病院で、担当のお医者さんがやさしい人だと患者としては安心するかもしれません。

勿論、やさしくないよりもやさしい方がよいというのは、確かにそうかもしれませんが、

そのやさしさには大きな落とし穴があるということを今日は語ってみたいと思います。

なぜやさしい医師がよいとは限らないか、ということをお話する前に、

皆さんは病院を受診した際に、何をどうしてほしいという希望は持っておられるでしょうか。
                         
                

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