特殊な病気ではなく、環境適応パターンの個性だ

2023/07/13 11:15:01 | 主体的医療 | コメント:0件

しつこいようですが、「ホジキン病」という悪性腫瘍を切り口に、私たちが「悪性腫瘍という病気」だと認識している「血液細胞中心の環境適応パターン」について熟考を続けます。こうすることで仮にホジキン病だと言われても、特殊なことが起こっているわけではないのだと納得してもらい、医師に言われるがままの治療方針を採用するのではなく、一旦立ち止まって自分の頭で考えられるようになるということは勿論、あるいはホジキン病...続きを読む

手軽な快楽は自制を失わせる

2023/06/01 12:00:00 | 主体的医療 | コメント:2件

まだまだ悪性リンパ腫に対して総見直しすべきことは多いのですが、誰も考えてこなかった視点からの考察をなるべく説得力を持たせながら説明する作業は、正直言ってかなり体力を使います。なのでなかなか更新ができずにおります。そこで今回は少し箸休め的に最近私が思っていることを書いてみようと思います。私は生きることの先に死がある限り、いわゆる「病気」と呼ばれる状態になるのは必然だと思っています。ただその病気のなり...続きを読む

病気とみるか、適応反応と見るか

2023/05/18 11:10:00 | 主体的医療 | コメント:12件

前回は現代医療は飲食店でのツケのようなもので、その場しのぎの対応を延々と繰り返し続けるだけで、一向に根本的な解決には向かわず、次第に秩序が崩壊して不可逆的な段階へと移行してしまう、そして医療において崩壊するのは自分自身の身体であって、現代医療に委ね続けると最期に待っているのは不本意な終わり方だという私見を述べました。今回は具体的にどうすれば現代医療に委ねずに、委ねるとしても一時的で済むようにできる...続きを読む

良い医者を探すのではなく、医療者と対話できるようになる

2023/01/12 12:30:00 | 主体的医療 | コメント:10件

少し前に「上手な医師のかかり方」というテーマで数人で対話する機会がありました。どの医者にかかるかによって患者の命運が大きく左右されると、だからどの医者にかかるかというのは非常に大事な問題なのだと。その気持ちはよく理解できます。ただこのテーマは「どの医師が信用できるのか」という意味に置き換わりがち、言い換えれば「信用できる医師の見抜き方」というテーマに関心を持つ人もきっと多いと思います。ただ私は相手...続きを読む

主体的医療が広がった先の世界

2022/11/02 17:55:00 | 主体的医療 | コメント:0件

もう一つの医療の在り方を模索し続けています。今主流とされている現代医療はあまりにもバランスを欠いていると私には思えてならないからです。ほとんどの病気の原因を見誤り、本当の原因から目を逸らし続けてしまい、医療を受けることで病気から卒業できるどころか、生涯病院につなぎ止められてしまう構造、さらには高度な標準治療と称して信じられないくらい高額な治療薬が軽々と処方され、これらを含めた莫大な医療費が保険で賄...続きを読む