2018年05月
主体性と自主性の違い
category - 主体的医療
2018/
05/
31「主体性」と似た言葉に「自主性」があります。
学校教育などでは「主体性」というよりも「自主性」を重んじる風潮があるように思いますが、
「主体性」と「自主性」の違いとは、はたして何でしょうか。
この疑問の答えから、「主体的医療」への理解をさらに深めることができます。
本日は、この切り口から主体的医療について考えてみたいと思います。
学校教育などでは「主体性」というよりも「自主性」を重んじる風潮があるように思いますが、
「主体性」と「自主性」の違いとは、はたして何でしょうか。
この疑問の答えから、「主体的医療」への理解をさらに深めることができます。
本日は、この切り口から主体的医療について考えてみたいと思います。
患者が主体的でなくともよい時
category - 主体的医療
2018/
05/
30大井先生の資料には次のようなことも書かれていました。
(以下、引用)
【医師が患者に説明をしなくても許される場合】
①救命処置など、緊急事態の場合
②医療行為のリスクが小さく、且つその行為が普遍的に周知されている場合
③患者がリスクのあることを理解した上で、リスクについて知ることを希望せず、説明しないでほしいと依頼した場合
④リスク情報により、患者が合理的な判断ができなくなるほど混乱することが予想される客観的証拠のある場合
(引用、ここまで)
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- 患者が主体的でなくともよい時 (2018/05/30)
患者が主体的になりにくい理由
category - 主体的医療
2018/
05/
29引き続き「主体的医療」で検索した情報を見ていますと、
どこからの出典なのかが調べきれませんでしたが、2009年時点での日本病院会の副会長で、上都賀総合病院名誉院長の大井利夫先生が、
『「患者の権利」に関する体系について(医療機関・医療従事者の立場から)』と題して発表された時の資料を見つけることができました。
この中に「主体的医療」を考える上で大事なポイントがいくつか書かれていましたので、
本日はそれを紹介しつつ、さらに「主体的医療」への考察を深めていきたいと思います。
どこからの出典なのかが調べきれませんでしたが、2009年時点での日本病院会の副会長で、上都賀総合病院名誉院長の大井利夫先生が、
『「患者の権利」に関する体系について(医療機関・医療従事者の立場から)』と題して発表された時の資料を見つけることができました。
この中に「主体的医療」を考える上で大事なポイントがいくつか書かれていましたので、
本日はそれを紹介しつつ、さらに「主体的医療」への考察を深めていきたいと思います。
限りあるエストロゲンを大切に
category - 医療ニュース
2018/
05/
28以前は糖質はドーピング的な働きを示すことを書いた記事の中で、
甘い飲料をよく飲む女児では初潮が早まるというニュースでの記事を紹介しましたが、
この度何気なくまたケアネットニュースを見ていると、
そのニュースの裏の側面に当たる内容を見かけましたので、紹介したいと思います。
食事内容で閉経時期が変わる?
提供元:HealthDay News公開日:2018/05/25
甘い飲料をよく飲む女児では初潮が早まるというニュースでの記事を紹介しましたが、
この度何気なくまたケアネットニュースを見ていると、
そのニュースの裏の側面に当たる内容を見かけましたので、紹介したいと思います。
食事内容で閉経時期が変わる?
提供元:HealthDay News公開日:2018/05/25
主体的医療を行うためにすべきこと
category - 読者の方からの御投稿
2018/
05/
27ブログ読者のEtsuko さんから頂いたコメントを参考にして、
主体性の具合で患者を以下の4グループに分ける発想について思考を深めたいと思います。
・Aグループ(主体性8~10割、受動性0~2割):患者が治療法を提案し、医師と相談しながら治療法を決定する「患者主導・医師パートナータイプ」
・Bグループ(主体性5~7割、受動性3~5割):医師が複数の治療法を説明し、患者と相談しながら治療法を決定する「医師主導・患者パートナータイプ」
・Cグループ(主体性3~5割、受動性5~7割):医師が治療法を決定し、患者に説明し同意を得る「医師主導・説明同意ありタイプ」
・Dグループ(主体性0~2割、受動性8~10割):医師が患者にとって最良だと考える治療法を、説明や同意を経ずに決定する「医師主導・説明同意なしタイプ」
こうして整理すると目指すべき主体的医療と現在の医療との関係性がよくわかるように思います。
主体性の具合で患者を以下の4グループに分ける発想について思考を深めたいと思います。
・Aグループ(主体性8~10割、受動性0~2割):患者が治療法を提案し、医師と相談しながら治療法を決定する「患者主導・医師パートナータイプ」
・Bグループ(主体性5~7割、受動性3~5割):医師が複数の治療法を説明し、患者と相談しながら治療法を決定する「医師主導・患者パートナータイプ」
・Cグループ(主体性3~5割、受動性5~7割):医師が治療法を決定し、患者に説明し同意を得る「医師主導・説明同意ありタイプ」
・Dグループ(主体性0~2割、受動性8~10割):医師が患者にとって最良だと考える治療法を、説明や同意を経ずに決定する「医師主導・説明同意なしタイプ」
こうして整理すると目指すべき主体的医療と現在の医療との関係性がよくわかるように思います。