ワクチン熟考

        

ワクチンのトラブルを生み出す陰の要因

category - ワクチン熟考
2020/ 06/ 18
                 
新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの開発が切望される世論の中で、

ひとつ安全性の面で懸念されていることとして、ADE(Antibody-dependent enhancement:抗体依存性感染増強)と呼ばれる現象があります。

これは2014年に蚊を媒介して感染するとされているデング熱というウイルス感染症が流行した際に、そのデング熱に対するワクチンが開発された際にクローズアップされたワクチンに関する有害事象です。

ADEというのは、本来は細菌やウイルスなどの病原体を認識して攻撃するはずの抗体が、なぜだかその病原体をやっつけるのに十分な活性を発揮することができず、やっつけきれないまま抗体を貪食するマクロファージなどの抗原提示細胞を介して病原体が細胞内に入り込み、

かえって病原体に安住の地を与え、病原体が安定して増殖し続けることができる環境ができあがり、結果的に宿主の感染症の重症化がもたらされてしまうという現象のことを言います。

デング熱ワクチンを打った後にデング熱に感染した人が著しい重症化をきたす現象があったということから、このメカニズムが注目されるようになり、新型コロナウイルス感染症のワクチンでもこのADEが起こらないとも限らないと心配されているのです。
                         
                

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「集団免疫」理論の矛盾

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2020/ 06/ 14
                 
新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの積極的接種が望まれる背景、

あるいはスウェーデンのようなロックダウン(都市封鎖)せずに経済活動を回していく戦略が成立する背景には、「集団免疫」理論というものがあります。

これがどういうものかといいますと、「ある感染症に対して集団の大部分が免疫を持っている際に生じる間接的な保護効果であり、免疫を持たない人を保護する手段」と定義されています。

すなわち集団において、「大多数の人に免疫があれば、免疫のない人も守ることができるので、みんなで免疫をつけましょう」という話へつながる理論です。

ここでいう免疫というのは主に「抗体」の有無、すなわち獲得免疫が機能しているかどうかという意味になってくると思いますが、

私はこの理論には大きな疑問を感じています。
                         
                

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ワクチンの効果は科学的かつ歴史的に証明されていると言えるのか

category - ワクチン熟考
2020/ 06/ 13
                 
「ワクチン忌避」とか、「反ワクチン」などといった呼ばれ方があります。

かなり革新的な考え方を持っている医療関係者であっても、ワクチンを否定する人はかなり少数派なのではないかという雰囲気が医療界には漂っていますが、

そうした雰囲気を背景に、上記の呼び名は「ワクチンの効果は歴史的にも科学的にもすでに証明されているにも関わらず、少数の有害事例だけを根拠にこれを否定する困った集団」というニュアンスが込められているように感じられます。

ただワクチンの難しいのは、打ってすぐに目的とする効果が現れるような話ではないので、

本当にワクチンが効いたのか、別の要因の影響によるものなのかというのがはっきりしない、ということです。

そして、そのことはワクチンによる有害事象についても同様で、アレルギーなどの急性反応は別として、遅発性に起こってくるトラブルはそれがワクチンのせいなのか、他の要因のせいなのかということが明確に判断しづらいところがあるでしょう。

それゆえ、ワクチンによる副作用が仮に本当にあったとしても、それがそのせいだと認められにくいという背景があるのではないかと思います。
                         
                

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「アジュバント」について学ぶ

category - ワクチン熟考
2020/ 06/ 12
                 
ワクチンについて考える上でもう一つ欠かせないのが「アジュバント」と呼ばれるものです。

ワクチンの目的はターゲットとする病原体に対する特異的な防御システムである「獲得免疫」を賦活させることが第一義ですが、

その獲得免疫を人為的に賦活させるためのファーストステップとして、病原体に限らない非特異的な防御システムである「自然免疫」を賦活させることが必要と考えられています。

なぜならば「獲得免疫」のシステムは「自然免疫」の基盤の元に成立しているという概念があるからです。

そしてその「獲得免疫」の人為的賦活のために前提となる「自然免疫」システム誘導のために、ワクチンの中に含まれているのが「アジュバント」です。
                         
                

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ワクチンは自然感染を超えられない

category - ワクチン熟考
2020/ 06/ 11
                 
今回はワクチンというものの効果はいかほどのものかということについて検討してみたいと思います。

というのも、ワクチンに効果があったのかどうかということの判定は意外に難しいものがあります。

通常薬の効果というのは、今実際に悩まされている症状があった場合に、薬を飲むことによってそれが改善されるかどうかという結果でもって判断されるものだと思いますが、

ところがワクチンの場合は、そもそも症状のない健康な人に対して使う薬です。ワクチンを打ってその後ターゲットとする病気にならなかったからといって、

それがワクチンを打ったから起こった出来事なのか、それとも同時期に食事やストレスの改善があってワクチンを打たなかったとしても同じような結果がもたらされていたのかに関してはよくわからなかったりします。

しかもすぐに効果が現れるわけではないので、本当にワクチンによる予防効果なのか、別の要因が関わっていないかについては注意深い検討が必要なのではないかと思います。

そもそもウイルス感染症にしても、ワクチンの話にしても、結果から推測される解釈によって理論が導かれているところがあるように思えます。
                         
                

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