2014年12月
2014年を振り返る
category - 自分のこと
2014/
12/
312014年最後の日です。
1月1日から12月31日まで毎日1記事以上ブログを書き続け、
2014年は全部で391の記事を書き上げる事ができました。
思い返せば、自分で言うのもなんですが、よく頑張ってきたものです。
自分でもびっくりするほどいろいろな事柄を糖質制限の視点で考え続けました。
そのおかげで、2013年末の時点ではわからなかった事が、随分わかるようになってきました。
今日は一年の最後に自分がこのブログで歩んできた足跡を振り返ってみようと思います。
1月1日から12月31日まで毎日1記事以上ブログを書き続け、
2014年は全部で391の記事を書き上げる事ができました。
思い返せば、自分で言うのもなんですが、よく頑張ってきたものです。
自分でもびっくりするほどいろいろな事柄を糖質制限の視点で考え続けました。
そのおかげで、2013年末の時点ではわからなかった事が、随分わかるようになってきました。
今日は一年の最後に自分がこのブログで歩んできた足跡を振り返ってみようと思います。
抗ウイルス薬は自分で作っている
category - おすすめ本
2014/
12/
30エボラ出血熱や新型インフルエンザなど、
感染力の強いウイルス感染症の話題をよく聞くようになりました。
同じく感染症を起こす細菌に対する抗生物質の発展に比べて、
抗ウイルス薬の開発は著しく遅れています。
実際に臨床応用されている抗ウイルス薬は数えるほどしかなく、
具体的には、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルス、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、HIVウイルスの6種類だけです。
感染力の強いウイルス感染症の話題をよく聞くようになりました。
同じく感染症を起こす細菌に対する抗生物質の発展に比べて、
抗ウイルス薬の開発は著しく遅れています。
実際に臨床応用されている抗ウイルス薬は数えるほどしかなく、
具体的には、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルス、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、HIVウイルスの6種類だけです。
治らないという前提に抗う
category - お勉強
2014/
12/
29先日、緩和ケアの勉強会に参加してきました。
緩和ケアというのは、がんの分野でよく知られていますが、
末期がんなど根治不能になった病気の為に耐え難い痛みや呼吸苦などの症状に悩まされる状況になった時に、
せめてその苦しみをできるだけ取り除こうとするアプローチの事です。
主にモルヒネなどの医療用麻薬が用いられたり、酸素療法を行ったり、心理的なアプローチもしばしば組み合わされて、総合的に患者さんの苦しみを取り除こうとします。
近年その考え方はがんだけにとどまらず、神経難病などの非がん性疾患にも応用されつつあります。
緩和ケアというのは、がんの分野でよく知られていますが、
末期がんなど根治不能になった病気の為に耐え難い痛みや呼吸苦などの症状に悩まされる状況になった時に、
せめてその苦しみをできるだけ取り除こうとするアプローチの事です。
主にモルヒネなどの医療用麻薬が用いられたり、酸素療法を行ったり、心理的なアプローチもしばしば組み合わされて、総合的に患者さんの苦しみを取り除こうとします。
近年その考え方はがんだけにとどまらず、神経難病などの非がん性疾患にも応用されつつあります。
臨機応変に糖質制限
category - 普段の診療より
2014/
12/
28糖質制限のどの程度行うかというのは、
その人の価値観に拠るところが大きいです。
糖質には中毒性があるので、
私の場合は、3食主食抜きのスーパー糖質制限食スタイルで行うのが楽なのですが、
万人がそのスタイルが合うわけではないようです。
先日原因不明のめまいに対して糖質制限指導を行っていた50代女性が、
興味深い事をおっしゃっていました。
その人の価値観に拠るところが大きいです。
糖質には中毒性があるので、
私の場合は、3食主食抜きのスーパー糖質制限食スタイルで行うのが楽なのですが、
万人がそのスタイルが合うわけではないようです。
先日原因不明のめまいに対して糖質制限指導を行っていた50代女性が、
興味深い事をおっしゃっていました。
風邪をひいたらチャンス
category - ふと思った事
2014/
12/
27心と身体は文字通りつながっています。
怒り、悲しみ、泣き、笑いなどの情動をはじめ、複雑な高次脳機能は、
神経伝達物質の複雑なバランスや神経細胞の複雑なネットワークによって作り出されています。
物質の材料は蛋白質ですし、神経の電気刺激を伝える時の絶縁体に相当する髄鞘(ミエリン)はコレステロールによって構成されています。
何を食べているかという事は精神状態に与えるという事です。
一方で精神状態がどうであるかという事も自律神経や内分泌系の働きを介して身体に影響を与えます。
負の経験をポジティブに解釈するという事も、単に気持ちの問題だけではないという事です。
怒り、悲しみ、泣き、笑いなどの情動をはじめ、複雑な高次脳機能は、
神経伝達物質の複雑なバランスや神経細胞の複雑なネットワークによって作り出されています。
物質の材料は蛋白質ですし、神経の電気刺激を伝える時の絶縁体に相当する髄鞘(ミエリン)はコレステロールによって構成されています。
何を食べているかという事は精神状態に与えるという事です。
一方で精神状態がどうであるかという事も自律神経や内分泌系の働きを介して身体に影響を与えます。
負の経験をポジティブに解釈するという事も、単に気持ちの問題だけではないという事です。