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ほんのわずかでも本を読む

category - 自分のこと
2018/ 01/ 02
                 
糖質制限を通じて私の興味が拡がったことによって、

私は本屋で様々な内容の本に非合理的に目移りし、自分のキャパシティでは処理し切れないあまりに多くの本を所持することにつながってしまっています。

この状況を私はしばらく手に取らなかった本は興味はあれど、縁がなかった本として誰かに寄贈するという戦略を取っておりましたが、

残念ながらこれは対症療法のようなもので、すぐに購買衝動に駆られて新しい本を買い足してしまうので、本だらけの私の部屋は一向に片付きません。

この状況を打破するには根治療法につながる戦略を新たに考える必要があります。
            

そもそも私が読まない本を長々と読まないまま置いておくのは何故だろうか、と考えてみます。

それは一時の購買衝動が治まり、冷静になった時に自分が読みたいという意欲がそこまで湧かなくなっているというのが大きいと思います。

そしてそのまま読まないものだから、本のタイトルや背表紙、あるいはよほど気になる作家さんの本でない限りは、

再び手に取ろうとは思わず、「まあいつでも読めるから、あとでいいや」という位置付けの本となり、それを処理するスピード以上に買い込んでしまうので、

気が付けば自分の周りにはまだ読んでいない本だらけという状況に追い込まれてしまうのです。

じゃあ買うのを止めればいいじゃんという話になると思いますが、それができないところに私の中の非合理性があります。

おそらく私の中で本屋に行って興味深い内容の本を見て購入するという一連の行動でドーパミン神経系を介した報酬回路が刺激されている事が推定されます。

糖質摂取に伴うドーパミン神経刺激を止めるためには、単純に糖質を止めればいいという話になりますが、

本屋での書籍購入に伴うドーパミン神経刺激を止めるためには、本屋(ネットショップ含む)へ行かない、もしくは本屋に行っても本を買わないという行動が必要になりますが、これは私にとってはかなり苦痛です。

なぜならば読書は今の私にとって人生の楽しみであり、人生をよりよく生きるための手段でもあるからです。

糖質制限で代替食品を利用するように、読書に代わる趣味を何か他に見出せればよいですが、それも難しいです。

読書は自分のタイミングで行え、かつ何度も繰り返すことのでき、しかも自分の努力次第で拡がる世界の幅を増やすことができる趣味だからです。

これが、例えば同じ趣味でもスポーツ観戦だと、行えるのはいくら自分が努力してもスポーツが行われる日に限られますし、内容もそのスポーツ以上のことには拡がりようがありません。

ですから読書に匹敵する趣味を見つけることは至難の業であるわけです。

ところが、昨日の記事に載せた洋書を少しだけ翻訳した時に思ったのですが、

ほんの少しだけでも本を読むことでその本に対する興味が、部屋に積んだまま読まなかった時と比べて割と大きくなったように感じました。

これでわかったのはほんの少しでもいいから読むことで、私の意識は外にあるまだ見ぬ本よりも、今家にあるまだ読まぬ本の方へ向かう可能性が高くなるということです。

私の興味が今家にある本の方へ強くなれば、新たな本を買いたくなる衝動が少しでも治まる可能性があります。

これは私の本の購買癖に対する根治療法へつながりうるアプローチかもしれません。

よしんば購買欲が治らなかったとしても、少しだけでも読んで何か益のある文章に出会えばその本を買った意味がないという悪い事態は回避することができますし、

読んだ箇所が心に響かなかったとしても、それはそれでその本とは縁がなかったということで、心置きなく次の縁を求めて誰かに寄贈することができます。

だからこれからは買った本は一行でも二行でもいいから、

ほんの少しでもいいからとにかく読んでみるというように、

心がけてみようと思います。


たがしゅう

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コメント

非公開コメント
        

おはようございます。
先生は、いろんな書物を沢山読んでるんですね。
本を片付けるには、少し読んで、気になる本をとってて、読まなくなった本は手放すのもありかなって思います。
私は、たまに断捨離してます。
本を衝動買いしてしまう気持ち分かります。本屋に行けば沢山の本が並んでるし
興味深い本が沢山あって私は買いたい気持ちになり本を購入してしまったりします。
買ったら満足して、本は読まないってこともあります。
満足感を得たら、気持ちが十分なんだと思います。
買った本をほんのわずかでも本を読む心がけすごいです。
Re: タイトルなし
瀬川里香 さん

コメント頂き有難うございます。

本との出会いも一期一会だと基本的には思っているのですが、
折角出会ってもその出会いを活かしきれていなかった反省を込めて、これから少しずつでもいいからたまった本を読んでいこうと思っている次第です。
うちの夫と同じ状態です、きっと
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします!

読まない「本の塚」ができない対策が、もしあるなら本気で教えて欲しい。うちは半端ない量の「本の塚(つか)」が日々育っていて大変なことになっています。
本の虫の私は買った本は読まずにいられない「活字中毒」なので(汗)夫の作る本の塚、「積ん読」が理解しかねております。
kindleで買える普通の本なら問題なしです。場所も取りませんしホコリもたまらない。
問題は専門性の高い本、
amazonはkindle化してくれませんから紙の本を購入するしかありません(;^ω^)
でも読む時間が無いらしい。
難しいです。

活字中毒の私は、血肉の通わない(=内容がわからない)本が本棚に長期間あるのは他人が家に居座っているような「居心地の悪い」状態です。
読書のスタイルって色々ですね。
Re: うちの夫と同じ状態です、きっと
鶏皮幹事 先生

 コメント頂き有難うございます。

 専門書の扱いは確かに困ります。
 誰かにあげるという選択肢も流石に人を選んでしまうので。

 kindleはスペースの省力化という点で確かに良いのですが、やはり読んでいて紙の本と比べて違和感を感じてしまいます。それには本を触れる触覚も大きな関係があるという話を以前読んだ本で学びました。

 2017年9月8日(金)の本ブログ記事
 「良い触り心地でストレスを軽減する」
 http://tagashuu.blog.fc2.com/blog-entry-1085.html
 も御参照下さい。
図書館が書斎
自分も以前は、本をよく買っていました。
しかし、いまはほとんど買わなくなりましたし、表紙や装丁だけで本に興味を抱かずに、何らかのきっかけで知った本を読んでいます。言い換えれば、内容勝負でしょうか(笑)。例えばたがしゅう先生のブログで紹介されていたり、雑誌で話題にあがっていたりするもの・・・などなど。


また、ひとつの本を読んでから、そこから発展していっていろいろな切り口で読むことも多いです。例えば、日本航空の再建の本を読んでいるうちに、JALを題材にした小説を読んだり、経営論を読んだり・・・。
それもこれも図書館をかなり利用するようになってからです。

もちろん、本屋での本との出会いも大切にしていますが、「自分の知らないことを あえて挑戦する」ようにしてからは、図書館がベストです。
また、最近はネットで気軽に予約し、確保できたらメールがくるということも便利です。

そして、何と言っても「期限がある」ということが自分を追い込むには良いと考えています。
「いつか読むだろう」で、読んだためしはありません(笑)。

さらに読んだ本のタイトルと作者はノートに記録しています。そうすれば、タイトルどおりの「図書館が書斎」となり、いつでも再度、借りることができます。

「身銭を切らなければ・・」という考えが自分もありましたが、今では「よりたくさんの本と出会いたい」という方が新しい世界を覗けるかな、と思っています。

長文、失礼しました。
Re: 図書館が書斎
石崎 さん

 コメント頂き有難うございます。

> 何と言っても「期限がある」ということが自分を追い込むには良いと考えています。
> 「いつか読むだろう」で、読んだためしはありません(笑)。


 これは本当にその通りですね。
 私も図書館のアイデアはいろいろな方々へ勧められていましたが、
 場所が家から不便な場所にあるのと、最新の書籍が手に入れられないという点で面倒くささが上回って習慣化できずにいました。しかしそれも食わず嫌いのようなもので、やってみると効率化する可能性もありますよね。

 御助言頂き誠に有難うございます。前向きに検討させて頂きます。