ふと思った事

        

治すよりも引き出す

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2019/ 11/ 15
                 
前回、何かをプラスすることによる症状改善は、一時期自分の持っている力以上の能力を引き出しますが、

その後身体がその非日常環境に適応しようとする形でプラスによる改善効果が鈍化し、一方で本来自分の力で発揮すべき環境適応能力が弱まってしまうために、

結果的にそのプラスによる改善効果は一時的に留まり、消耗疲弊した心身機能はその後プラス追加前より衰退していくという可能性について指摘しました。

特に認知症の薬についてその構造と危険性、そしてそれらがエビデンスの登録期間の妙によって見事にマスクされており、市場では構造も危険性も認識されないまま、エビデンスある薬として漫然と使用され続けている問題点についても触れました。

そのようなリスクのある認知症の薬を、現場の経験からごく少量使用にとどめることによってリスクを最小化した手法が認知症コウノメソッドだと私は考えています。
                         
                

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プラスによる改善は一時的にとどめるべし

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2019/ 11/ 14
                 
認知症の患者さんを診ていると、認知症の薬を止めると症状が改善するということを稀でなく経験します。

2018年8月、フランスにおいて抗認知症薬は有用性より有害性が上回るとして保険薬から外れることになったというニュースが話題になりました。

このように最近でこそ認知症の薬の危険性が注目される流れが出てきたように思いますが、

そもそもそんな危なっかしい薬がどうして医療現場に出回るようになったのでしょうか。

それは薬が承認されるに当たって大きな根拠となる臨床試験の結果が影響しています。
                         
                

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矛盾を放置しない

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2019/ 11/ 10
                 
世の中に存在する様々な事実は理由がわかっていることから、

理屈が解明されていないものまで様々なものがあると思います。

ただわかるわからないに関わらず、そこには必ず原因が存在しているはずで、

何も原因がないのに突然とある現象が降って湧いてくるようなことはないと考えられます。

そう考えると理屈の上で生じる矛盾は決して放置してはならないと私は思うのです。
                         
                

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個別性と集団性

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2019/ 11/ 09
                 
健康長寿についてもうしばらく考えてみます。

もしもこの方法を行えば平均的に健康寿命を高くなる可能性が高いという方法の情報があった時に、

あなたはそれをその通りに実践していきますか?

多くの人は「そんな素晴らしい方法があるのなら是非とも実践してみたい」と思うのではないでしょうか。

一方で全く別の場所でその方法とは異なる方法で健康長寿を実現している人がいるとします。

ということは、その平均的に健康寿命を高める方法というものには例外が存在する、ということになります。
                         
                

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国家と個人の共通構造

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2019/ 10/ 27
                 
とある方とお話をしている時に、「日本という国は外交にはものすごく気を遣うのに、国内のケアにはものすごく無頓着」という意見を頂きました。

先日も消費税が8%から10%に増税されたばかりですが、消費税の増税によって国民にとって良くなったという事が個人レベルでは実感できずにいる状態が続いたままさらなる増税を強行される始末です。

新進気鋭の国会議員もすぐに叩かれ、私がよく知る医療現場でも保守的傾向が著しく感じられます。

はっきり言って私個人の意見としては、国に任せていても明るい未来は全く見えてこない状況です。

一方で外交には無難な態度ばかりをとるばかりで拉致問題も北方領土問題も何一つ解決しないまま時間だけが過ぎていく有様です。

ただ私も取り立てて国際情勢に詳しいわけではないので、勉強不足の一国民のうがった見方に過ぎないかもしれませんが、

もしもこの構造が正しいとすれば、これと同じ構造が一個人にも起こっているのが今の現状ではないかとふと思いました。
                         
                

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