「思考停止」対「考え続ける姿勢」

2014/02/28 00:01:00 | ふと思った事 | コメント:18件

糖質制限実践者の方々の声を聞いていると、単なるダイエット目的で始めただけなのに、他にもいろいろな所が良くなったという体験をされる方も少なくありません。そうなるとこの画期的な治療法に興味を持つ、というのが普通の流れだと思います。「なぜこんなにもいろいろな所が良くなるのだろう?」このように疑問を持つ所から科学はスタートします。それは一言で言えば、『糖質の多面的な害』を表しているに他ならないわけですが、...続きを読む
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蛋白癌という考え方

2014/02/27 00:01:00 | お勉強 | コメント:6件

私は神経変性疾患にも糖質制限が有効であると考えています.本日はそんな神経変性疾患の一つであるパーキンソン病の病態機序について勉強してみます. パーキンソン病と運動異常( Movement Disorders) (アクチュアル 脳・神経疾患の臨床) 単行本 – 2013/12/6髙橋良輔 (編集), 辻 省次 (編集)パーキンソン病は90~95%が孤発性(原因不明)と言われ,残りの5~10%は遺伝子が関わってパーキンソン病を発症します.パーキンソン病...続きを読む
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ケトン体でハンサムモードへ

2014/02/26 00:01:00 | ふと思った事 | コメント:17件

先日記事に取り上げた南雲吉則先生がフジテレビの「全力教室」という番組で,「間違いだらけの健康法」というテーマで講義を行っていました.その中で三大勘違い健康法と題して・スポーツをすると痩せて健康になる・食べてすぐ寝ると体に悪い・1日3食きちんと食べるこの3つが全て間違いだということを説明されていました.南雲先生自身はスポーツをせずウォーキングをし,1日1食夕方に食べてすぐに寝るということで,58歳にして若...続きを読む
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アブラを摂ってもアブラが取れる

2014/02/25 00:01:00 | 糖質制限 | コメント:12件

糖質制限に対してよく聞かれる批判の中に,「糖質を制限すると,脂を摂りすぎてコレステロールが増えて動脈硬化が進む」というものがあります.しかし糖質制限をしている人ならわかりますが,実際には脂をしっかり摂っているにも関わらず,中性脂肪は速やかに減少し,コレステロールのバランスがよくなります.それではどうしてそのようになるのでしょうか.今日はその疑問について考えてみます....続きを読む
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栄養バランスの概念を変える

2014/02/24 00:01:00 | ふと思った事 | コメント:8件

2013年12月4日、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。和食の特徴を簡単に言うと、ごはんを中心に野菜などの副菜、汁ものを添えた、いわゆる「一汁三菜」方式で、その特徴は低脂質・高蛋白食にあるとされています。そしてあまり強調されませんが、高炭水化物であることが和食の最大の特徴と言えましょう。和食が世界に誇る健康食として手放しで絶賛されている昨今ですが、糖質制限の理論を学ぶとそこに疑問を感じざるを...続きを読む
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