「ぎっくり背中」から学ぶ主体的医療

2022/06/30 10:35:00 | 自分のこと | コメント:4件

「シアル酸」のややこしくも意義深い話を続ける前に、最近私の身に起こった経験について語りたいと思います。皆酸、「ぎっくり背中」というのをご存知でしょうか。「ぎっくり腰」というのはおそらく聞いたことがあるのではないかと思います。名前の通り、それの「背中」版です。実は最近私この「ぎっくり背中」にかかりました。まだ6月だというのに酷暑が続く日々の中、ある朝起きたら背中が猛烈に痛いのです。最初からかなり痛み...続きを読む
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「シアル酸」について学ぶ

2022/06/23 14:55:00 | お勉強 | コメント:0件

久しぶりに私の興味を大きく惹く医学雑誌に出会いました。医学のあゆみ 腫瘍と糖鎖-糖鎖の基礎研究から腫瘍の分子標的同定に向けて 281巻9号[雑誌] 雑誌 – 2022/5/28糖鎖修飾という概念に以前から興味を持ってはいました。なぜならば、何も意識しなければ確実に糖質過剰になる今の世の中で、必ずしも糖尿病や肥満などというわかりやすい形で病気が現れない人が結構たくさんいるという事実に対して、その「糖鎖」という概念が、なぜ...続きを読む
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インフルエンザウイルスが2年間発症者を出さずに生き延びられた真の理由

2022/06/16 12:50:00 | 医療ニュース | コメント:0件

オーストラリアで直近2年間でほぼゼロで推移していたインフルエンザ患者が5月頃から急増しているというニュースがありました。オーストラリアと言えば、ゼロコロナ政策を推進し、強権を発動してマスクしない市民を警察が逮捕するなどの権力の暴走していたイメージが個人的には強いですが、2021年8月頃に国民の大半がコロナワクチンの2回目接種を完了したとのことで、その後緩和の方向に大きく舵を切り直したという背景があるそうで...続きを読む
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未接種者ではないデータを「未接種者」として解析する医学論文

2022/06/09 15:15:00 | よくないと思うこと | コメント:2件

医学論文の粗探しみたいな記事が続いて恐縮なのですが、おかしいものはおかしいので黙ってはいられません。今回取り上げるのは妊婦へコロナワクチン有効性について論じているこちらの医学論文です。EØ Carlsen, et al. Association of COVID-19 Vaccination During Pregnancy With Incidence of SARS-CoV-2 Infection in Infants. JAMA Intern Med. 2022 Jun 1. doi: 10.1001/jamainternmed.2022.2442. Online ahead of print.ノ...続きを読む
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エビデンス絶対主義だと目の前の事実が見えない

2022/06/08 17:15:00 | よくないと思うこと | コメント:2件

私の中ではコロナワクチンは完全に失敗作であることはほとんど確定項(※ものごとに「絶対」はないので僅かな可能性を残しているだけ)なのですが、雨後の筍のごとく、有名医学雑誌からコロナワクチンの有効性を示す医学論文が次から次へと発表されてしまうので、これらを元にして、全世界でコロナ感染が収束していない現実をよそに、相変わらずコロナワクチンを推進し続けている専門家はまだまだ少なくありません。でもその医学論...続きを読む
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