病気とは自分の中での現実と思考が分断した状態である

2021/09/15 13:47:00 | オープンダイアローグ | コメント:0件

前回、「対話」とは「分断」予防法であるという自分の見解を語りました。ここで言う「分断」というのは、「価値観の異なる相手どうしで何とかうまくやっていくことを完全に断念する」という意味で、言わば「自己」と「他者」との間での関係性を意識して語りました。しかしよく考えれば、「分断」というのは自分の中だけでも起こりうる現象であるように思います。自分の中での「分断」とは何かと言いますと、自分はこうありたいと願...続きを読む

価値観の異なる相手とどうやってうまくやっていくか

2021/09/14 19:20:00 | オープンダイアローグ | コメント:6件

今日のオープンダイアローグにふれあう会では、「自分はコロナワクチンを打ちたくないけれど、もしもワクチンパスポートをはじめとした生活制限がリアルに自分を苦しめる事態になった時に、どう考えるか?」という話題が持ち上がりました。私が主催する「オープンダイアローグ」の会ですので、自ずと参加するメンバーもワクチンを打たない姿勢の人が集まってきていたので、メンバーどうしで皆、なぜ自分はワクチンを打ちたくないと...続きを読む

社会はなぜ不寛容になってきているのか

2021/08/29 08:25:00 | オープンダイアローグ | コメント:2件

先日、オンラインでオープンダイアローグにふれあう会に参加していて感じたことがあります。今日本の社会全体が他者に対して不寛容になってきているように思うのです。きっかけは明らかにコロナ禍です。コロナ前にもむやみに他人の言動をとがめたり、クレーマーと呼ばれる人は確かにいました。しかしコロナ禍と呼ばれるようになった今、そうした人達の割合が明らかに増えてきていると実感される出来事を多くの人が経験しているので...続きを読む

自分の人生が誰かの人生を助ける

2021/07/31 06:00:00 | オープンダイアローグ | コメント:0件

2021年4月に精神科医・斎藤環先生の「まんが やってみたくなるオープンダイアローグ」という本に出会い、その圧倒的なわかりやすさで一気に「対話」という手法の魅力に惹かれて、思いつきで急に始めた「オンラインでオープンダイアローグにふれあう会」という活動でしたが、何度も繰り返して実践する中で、時々気づきが得られるので過去にもそれをまとめたことがありますが、また新たな気づきが得られたので、今回はその点をまと...続きを読む

知らず知らずのうちに人の主体性を奪わない

2021/07/24 06:00:00 | オープンダイアローグ | コメント:2件

前回の記事で、「統合失調症は主体性が失われた状態である」という私の見解を述べました。今回はその一見突拍子もない私の意見と同じ見解を述べている方を見つけたので、まずはその方のコメントを紹介するところから始めたいと思います。 精神医学 2021年5月号(増大号) 精神科クリニカル・パール 先達に学ぶ 雑誌 – 2021/5/24「精神医学」編集委員会 (編集)精神医学63巻5号 2021年5月私のクリニカル・パール 統合失調症につい...続きを読む