認知症

        

せん妄からストレスの潜在性を知る

category - 認知症
2019/ 10/ 28
                 
御高齢の患者さんや認知症の患者さんなどが入院したら、

それまで自宅での様子から考えられないように人格が豹変し、主に興奮症状で収拾がつかなくなる現象が時にみられることがあり、これを医学的に「せん妄」と表現します。

薬剤性のせん妄といって薬の副作用が原因でせん妄が起こることもありますが、

多くの場合は急な入院や手術の後など大きく環境が変わることがきっかけで起こることが多いです。

薬の副作用はわかりますが、環境が変化するだけで人格が変化するというのは考えてみれば不思議な来ますが、

実はこのせん妄という現象、どうやらそのメカニズムは完全に解明されているとは言えないようです。
                         
                

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主体的医療の観点でみる認知症

category - 認知症
2019/ 01/ 22
                 
本日は認知症という病気に対する私の捉え方についてまとめてみたいと思います。

アルツハイマー型とかレヴィ小体型とか様々な細かい分類はありますが、

外傷や脳梗塞でいきなり罹患する場合を除いて基本的に認知症の病態は「神経変性」と呼ばれる現象が基本です。

ある人では側頭葉や頭頂葉と呼ばれる脳領域を中心に。

またある人は脳幹や大脳辺縁系と呼ばれる脳領域を中心に神経変性が起こってくるという進行パターンの個人差はあれど、

とにかく認知症では「神経変性」という現象が起こってきているのです。
                         
                

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良い情報を広めるための工夫

category - 認知症
2017/ 05/ 01
                 
新しい職場環境に移り、糖質制限、湿潤療法を始め、

様々な院内勉強会を計画しており、その中で認知症コウノメソッドの事もスタッフへ伝える必要があると考え準備を進めています。

コウノメソッドを学ぶ媒体は創始者の河野和彦先生の御尽力により関連書籍は医療関係者向けから一般書まで多数ありますし、

ネット上でもかなりの情報を手に入れる事ができるため、情報量には事欠きません。

問題はコウノメソッドを初めて知る人にどのように伝えるかということです。

というのもコウノメソッドの中にはとても一言では言い表せない程、日常診療に役立つエッセンスがたくさん詰まっています。

すべてを伝えようと思えばどうしても時間を多くとることが必然となってきてしまいます。
                         
                

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地道に活動を続ける意義

category - 認知症
2014/ 11/ 26
                 
認知症の早期発見、発症予防の重要性がさかんに言われています。

とある町の調査では、認知症の予備軍と言われる「軽度認知障害」を早い段階で拾いあげるべく、

通常の健康診断のように、「もの忘れ健診」なる試みが行われています。

健診ではそれなりにたくさんの人が集まって来るのですが、

最終的に集まるのは対象者全体の5割程度であったりするのだそうです。

しかも集まって来るのはもともと健康に関心があり問題のない人が多かったりします。

ところが、本当に健診を受けないといけない人は、健診に来ていない人の中に多いというジレンマがあるのです。
                         
                

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性ホルモンと認知症予防

category - 認知症
2014/ 09/ 11
                 
皆さんも御存知のように,一般に女性は男性より長生きです.

一方で高齢化に伴い認知症の数が増え続けています.

認知症の中で最も多いと言われるアルツハイマー型認知症も,

男性よりも女性で多いという事が数々の疫学的研究でわかっています.

その理由を普通に考えれば,「女性の方が長生きなんだから,当然認知症にもなりやすいのではないか」と思われるかもしれません.

しかし,ある研究では年齢の影響を調整しても,女性の方がアルツハイマー型認知症が多いという事が示されています(Andersen K, et al. Gender differences in the incidence of AD and vascular dementia: The EURODEM Studies. EURODEM Incidence Reserch Group. Neurology 1999; 53: 1992-7.).

どうしてせっかく長生きな女性の方でアルツハイマー病のリスクが余計に増えるのでしょうか.
                         
                

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