自分のこと

        

私が最新の新薬情報を積極的に追いかけない理由

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2021/ 07/ 01
                 
もともと大学病院で働いていた私が、大学を完全に離れて4年以上が経ちました。

大学病院に勤めていることのメリットはよくこのように言われます。

「最新の医学情報を入手しやすい」

確かにそういう側面はあるかもしれません。私も自分の専門の脳神経内科領域においてでさえ、ちょっと油断するといつの間にか自分の知らない新薬が現場で使われているという状況に遭遇することも多々あります。

自分の専門領域でさえそうなのですから、他の専門領域にもなればその傾向はより顕著です。

例えば、2018年に認可されたアトピー性皮膚炎の新薬「デュピルマブ(商品名デュピクセント)」はIL-4受容体αサブユニットを特異的にブロックする分子標的治療薬、そんな薬があることをごく最近まで知りませんでした。

あるいは2020年に統合失調症や双極性障害に対する新薬「ルラシドン(商品名ラツーダ)」が日本で販売承認されており、これはドパミンD2受容体、セロトニン5-HT2A受容体、セロトニン5-HT7受容体を遮断し、セロトニン5-HT1A受容体には部分作動性を持つという特徴があり、従来の抗精神病薬に比べてパーキンソン症状の副作用が出にくいと言われているそうです。

これ以外にも私がキャッチアップ出来ていない新薬はおそらく山ほどあると思います。そういう意味で私は時間が経つにつれて時代遅れの医者になってきていると確実に言えると思います。

ただ私はそのことを残念とも悔しいとも思っておりません。そうした最先端の現代医療は最先端で頑張っておられる医療関係者の皆様に任せたいという気持ちでおります。

その代わり、私は最先端の現代医療がほとんど扱っていない領域の医療、すなわち主体的医療の発展に人生を捧げたいと思っています。
                         
                

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見えない領域を明らかにしていくための2つの方法

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2021/ 01/ 08
                 
何一つ矛盾のない完璧な「理論」を構築することができれば、

その「理論」は、直接的には見ることのできない領域の現象の理由を時に説明することができたりします。

それが故に科学は世界の見方を拡げるし、確かな論理を積み重ねることで第三者へ正確に伝えることができますし、

第三者への説明を試みる時に大きな説得力をもたらすことも科学の優れているところだと思います。

しかしそんな科学の手法を駆使してもどうしても見えない領域があります。

その最たるものの一つが「人の心の動き」です。
                         
                

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2020年を振り返る

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2020/ 12/ 31
                 
コロナの1年となった2020年が本日で終わろうとしています。

今年1年間で書いたブログ記事はこの記事を入れて146記事でした。

2019年が178記事、2018年が297記事、2017年が372記事と来ていますので、

ブログを書くペースは当初に比べると、大分スローペースになったと思われるかもしれません。

ですが同時並行で2ndブログを25記事、今年始めたメルマガを96本、同じく今年始めたNoteを111記事書きましたので、

書きものをするペースは以前にも増して多くなったのではないかと思っています。

加えてYouTube動画を48本撮りました。こちらは思ったより動画を上げることができず大変残念でした。

他にもオンラインセミナーを自身で10回開催したり、外部の医療系大学のオンライン講師を3回務めたり、ネットを活用した活動は例年以上に活発に行ってきたと思います。

ちなみに12月の終わり頃はちょっと失速気味であったと感じられた方もいらっしゃったかもしれませんが、

色々と考え過ぎてオーバーヒート気味だったので、最後は意図的に自分の身体を休ませることに集中させた部分がありました。

それには私がどんな時でもハイパフォーマンスを発揮するような生き方よりも、その時々の調子に合わせて負荷をコントロールする生き方を重んじていること影響しています。

ともあれ、そんな今年一年を振り返ることで、また来年へとつなげていきたいと思います。
                         
                

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中国語とスウェーデン語を学んでみた

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2020/ 12/ 03
                 
私は2011年12月3日から糖質制限を開始し、そこから私の人生は大きく動いて変化しました。

あの運命の日からもう9年も経つのかと思うと感慨深いし、時の流れの速さを痛感する次第です。

毎年この日は節目にちなんで、「私が人生ではじめて経験したこと」をテーマにブログ記事を書くことにしています。

今年私がはじめて経験したことは実はとてもたくさんあります。

メルマガ発行自分の畑で農業、英語以外の外国語学習、本格的な自転車でのサイクリング、などなど。・・・コロナ禍の影響が少なからずあったでしょうね。

なのでどれをテーマに書こうか迷うくらいなのですが、ここは一つ「外国語学習」のことについて語ってみようと思います。

私は今、中国語とスウェーデン語、2つの国の言葉を同時に学習しています。
                         
                

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これからのコロナ時代の生き方を考える〜各論編〜

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2020/ 11/ 30
                 
前回、コロナ時代とでも言うべき混迷の社会を生きていくための自分の指針として、

「人類皆兄弟」的な思想を忘れないこと

「こども達に自分の頭で考えてもらう」ための場所を提供すること

この2点についての意思表明を行いましたが、

今回はその各論編です。今思いつく様々な場面について、

基本的に私がどのように動いていくべきかという点について、

現時点で思いつく限りの場面について頭を整理しておこうと思います。
                         
                

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