自分の知らない世界を知る

2014/08/05 18:02:32 | 断食レポート | コメント:0件

この断食道場では、食に対しての心構え以外にも、

ヨガや瞑想、自己整体の仕方なども教わり大変勉強になります。

厳しい採点をしようと思っていましたが、

今のところ顧客満足度はかなり高めです。

瞑想も実際にやってみると、それほどハードル高くない感じがします。

ただしうまい瞑想をしようかと思ったら熟練を要するといった感じですね。 瞑想というのは、普段無意識に何かを考え続けてしまっている脳を、

今この瞬間に起こっている事、呼吸や風の吹く感じ、周囲の音などの現象にただただ意識を集中させる作業です。

それによって脳にあれこれ考えさせるのを止めさせて、一旦脳をリセットするような、「脳の断食」とでも言えるような作業です。

これも何度か練習してみたいと思いますが、

長くても15分以上はしない方がいいらしいようで、普段はタイマーをかけて5~10分程度するのがいいそうです。

そうしないと終わるタイミングが自分でつかめなくなるからですが、

慣れてきたら飽きるまでやるというやり方もアリだそうです。



あと整体というのは私たちは無意識のうちにしているそうです。

例えば、朝起きた時に我々は自然に伸びをしたりすると思いますが、

あれも一種の自己整体であり、自分の気持ちいいと思う姿勢をとることで、背骨のゆがみを矯正しているのだとか。

あと動物でも、猫などがフニャーと伸びをするような動作、あれも一種の整体だといいます。

現代生活で、例えばパソコン作業などで、私たちは肩や骨盤などに無意識に負担をかけてしまっています。

その歪みをこうした自己整体で適宜矯正していく事をしないと、

頭痛や肩こり、腰痛、坐骨神経痛の原因などになってしまう、というお話でした。

私の普段の診療にもおおいに関係する話ゆえ、

やはり方法を西洋医学だけにこだわっていてはいけないと改めて感じました。


昼からは観光という事で、参加者全員でバスに乗っていろいろな名所に連れていってもらいました。

途中でなぜかオレンジジュースをもらい、仕方なく飲みましたが、

やはりというかその後空腹感が軽く押し寄せてきました。

糖質制限にも理解があるというのに、ここは残念でした。

その後、お土産屋に連れていかれ、20分買い物してよいという話でしたが、

お土産屋で売られているものは食べ物の誘惑だらけで、

施設長は「これも修行の一環です(笑)」などとユーモア交じりにおっしゃっていました。

何とか夕方になって再び空腹感は消えて安定した状態に戻っています。

明日からはいよいよ管理された回復食、

ここからが未体験領域です。


たがしゅう
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