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国家と個人の共通構造

category - ふと思った事
2019/ 10/ 27
                 
とある方とお話をしている時に、「日本という国は外交にはものすごく気を遣うのに、国内のケアにはものすごく無頓着」という意見を頂きました。

先日も消費税が8%から10%に増税されたばかりですが、消費税の増税によって国民にとって良くなったという事が個人レベルでは実感できずにいる状態が続いたままさらなる増税を強行される始末です。

新進気鋭の国会議員もすぐに叩かれ、私がよく知る医療現場でも保守的傾向が著しく感じられます。

はっきり言って私個人の意見としては、国に任せていても明るい未来は全く見えてこない状況です。

一方で外交には無難な態度ばかりをとるばかりで拉致問題も北方領土問題も何一つ解決しないまま時間だけが過ぎていく有様です。

ただ私も取り立てて国際情勢に詳しいわけではないので、勉強不足の一国民のうがった見方に過ぎないかもしれませんが、

もしもこの構造が正しいとすれば、これと同じ構造が一個人にも起こっているのが今の現状ではないかとふと思いました。
            

端的に言えば、「外を気遣い、内をないがしろにする」という構造です。

すなわち人間の身体で言えば、インフルエンザやノロウイルスなどの対策には必死になり、

免疫を乱す食生活やストレスの問題に無関心になっているのと同じような構造だということです。

勿論、外からの要因、外因(がいいん)も大事ではあります。しかし内因(ないいん)をないがしろにしてよいことには決してなりません。

内因をないがしろにしていれば、身体の機能は無理をします。無理がたたればいつかは機能が疲弊します。

国家で言えば、消費税の増税を大丈夫だと思って推し進めていれば、しばらくは国民は無理して頑張りますが、いつかは暴動を起こして国家が破滅するという流れとリンクします。

それはあたかも高血圧に対して血圧の薬を出し続けていると、しばらくは血圧は抑えられているけれど、いつしか抑えきれなくなりやがて脳卒中や心筋梗塞を起こして死亡に至るという流れを見ているかのようです。

そうさせないためには、外因を気遣うのを同じくらい内因にも気を遣わなければならないということです。

いやむしろ私は内因の方をよく気遣わなければならないとさえ思います。

なぜならば内因がうまくマネジメントされていれば、その人が本来持つ機能が高まって、少々の外因があってもものともしなくなることが期待できるからです。

それは個人レベルで言えば、糖質制限やストレスマネジメントをうまく行い心身の機能が最大化していれば、インフルエンザやノロウイルスは勿論、外傷でもニコチンでも紫外線でも、その刺激に立ち向かうことができるという流れを意味しますし、

国家レベルで言えば、国政がうまく回り国民も負担なく自由に生きることができていれば、外国からの武力や輸入の助けがなくとも自分の国力でうまく運営することができる、という流れとリンクします。

もっと言えば内因がうまくマネジメントできれば、自分の能力が最大限になることでゆとりが生まれ、

自分以外の他者との交流がスムーズになる可能性さえあると思います。

これは個人レベルで言えば糖質制限やストレスマネジメントで心身機能が改善すれば、少々嫌な人に不快なことを言われたところで聞き流せたり、相手の良い面に注目することができるようになったりするのと同様に、

日本の国力が高まれば、結果的に諸外国との交流がうまくいくようになるという可能性へとつながると思います。

このように共通構造に注目すれば、日本という国が気遣うべきは諸外国よりも国民のことです。

これは私達個人が細胞の一つひとつを気遣うこととまさに同じ構造ではないかと私は考える次第です。

しかし日本の政治でそれを実現しようとして、新しい政治家が奮闘した所で旧態依然たる体制によりつぶされて相変わらずの変わらぬ政治がもたらされるだけというのが偽らざる現実ではないかと思います。

これはまさに細胞を活性化しようと頑張った所でもはや反応しなくなった難病の状況と同じではないかと思います。

そう考えると日本は今や社会としての難病の病理にさいなまれている状態だと言えるのかもしれません。

ただ、もしも日本の病理が個人の病理とリンクするというのであれば、

私達国民は日本を人間に見立てた時にひとつひとつの細胞だということになり、

国民の一人ひとりが心身ともに健康を取り戻すことへつなげることが、もしかしたら国全体を救うことへとながっていくかもしれません。

私は国の政治には全く期待を寄せていませんが、国を良くするための貢献として国民が健康になるための方法論を模索し続けていきたいと考える次第です。


たがしゅう

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