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変化を怖れない

category - 偉人に学ぶ
2014/ 05/ 24
                 
糖質制限という言葉を知らずとも

自然と糖質制限ができているという方が時にいらっしゃいます。

芸能人の方にもそういう方がチラホラみられます。

以前本ブログで紹介した仲村トオルさんもそうですが、

もう一人、有名なのは「福山雅治」さんです。

福山さんはどうやら炭水化物を控えたんぱく質中心の生活をしているそうです。
            

こうした人達がすごいのは、

別に誰に言われるでもなく自然に糖質制限ができてしまっているという事です。

白ごはんを食べるのが当たり前の世の中で、

こうした事を自分で考えて実践し続けられるのはすごい事だと私は思います。

またどうみても格好いいルックス、また何とも若々しい姿、

その秘訣に糖質制限が一役買っているのではないかとも思いました。

糖質制限を知るまでは福山さんに対する私のイメージは、

数多いる芸能人の中の格好いい部類の人達の中の一人に過ぎませんでしたが、

今もなお若々しく、なおかつ歌にドラマに映画に,様々に活動されている福山さんの生き様に、

次第に興味を感じるようになりました。

そんな事を考えていたある時、一冊の本に出会いました。



書いているのは福山さん本人ではなく,

フリーランスのライターである富阪剛さんという方です.

この本は第三者の視点からみて福山雅治さんの半生を描いた自伝的な内容となっています.

あわよくば福山さんの食生活の具体や,食事に対する考え方が学べるのではないかと思って読んでみました.

残念ながら食事の事は特には書かれていませんでしたが,

それ以上に非常に参考になる言葉がいろいろとありました.

例えば,作曲家でキーボード奏者の井上鑑さんは福山さんの強みをこう評しています.

「海外のアーティストの中には98%くらいの完成度まできても,必要だと気づけば10%の段階まで迷わず戻る人がいますが,日本人は『ここまで来たんだから』と無理に進もうとする人が多い.だけど,福山さんは立ち戻ることを精神的にも物理的にもできる力がある」

これは医療にも通じる事であるように思います.

カロリー制限食の理論体系はそれを推奨する医師にとってみれば,まさに98%以上の完成度ととらえている事でしょう.

しかし世の中にはカロリー理論で説明できない事象がいくらでもあるうえに,

糖質制限を知る皆さんならわかるように,カロリー制限食の根拠は根底から覆されようとしています.

そのような状況の中で,10%のところまで立ち戻れるかどうか,すなわち自己回顧できるかどうかが極めて重要な姿勢だと思います.

また2011年に亡くなった俳優の児玉清さんの福山さんに対する印象を語った言葉も象徴的です.

「(前略)スターである彼との会話は儀礼的な”挨拶程度”で終わるであろうと覚悟していたのに,全然違ったのだ.

三十六歳もの年のひらきがある僕とまともに話をしてくれるはずがないと思っていたのに,まったくそうではないのだ.

(中略)大人の男の爽やかさ,懐が深く,どんな話題にも対応し,しかもちゃんと自分の意見も開陳できる.

それも穏やかに且つ明確に.スターであるのに少しの傲慢さも相手に感じさせないデリカシーと知性とスマートを備えていて
いつも普通に当たり前の事を当たり前に自然に話し合うことができる(後略)」


スーパースターになっても傲慢さがないのですね.

私は「勉強しなくなった医師程始末に負えない者はいない」と常日頃思っていますが,

そういう医師を作る根源は傲慢さであり,医師になる過程の中で非常に産み出されやすい感情であるように思います.

従って,いかに傲慢さをもたずに謙虚さを忘れずにいられるかという事もとても大事だと思います.

そして最後に,福山さんの次のような言葉が私の心に響きました.

「(前略)男子というものは”こだわり”なるものに美学を感じたりする時期があるわけですよ.

ひとつのことをひたすら続けている姿勢こそが,人生において美学を持って生きている男の生き様だ,と.

でもじつは物事を前に進めていくためには,柔軟で吸収力がある状態でないと,進化しないと思ったんです.

”ライク・ア・ローリングストーンズ”といいますか,まさに変化していっている人ほどチャーミング.ぼくもそうありたいと思います.」


まさに「変化を怖れない男」です.

そんな福山さんの生き方に,

大いに学ぶべきところがあります.

福山さんには女性のみならず男性ファンも多いと聞きます.

その理由を垣間見る事ができたように思います.


たがしゅう

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コメント

非公開コメント
        

よくぞ書いてくださいました。
おはようございます。
よくぞ書いてくださいました。
福山さんファンとして、お礼申し上げます。
 
先生のおっしゃる通りで、
福山さんのルックスだけでファンになっている人は少ないと思いますよ。歌や演技には努力家であるのに、自由闊達。で、適当にエロおもしろい人です。

そして福山さんは、礼儀正しく魅力的な人だと思います。(おつき合いはないので、想像。)
映画「容疑者Xの献身」の湯川学教授役が、ワタクシ的にはかなりご本人の実在に近いかな、なんて想像します。


もしかしたら、大勢のファンの夢を壊さないために未婚を続けているのじゃないかとも思いますが、私は幸せな結婚をしてほしいです。





Re: よくぞ書いてくださいました。
エリス さん

 コメント頂き有難うございます.

 本にはやんちゃな青春時代の事から,スターになるまでの苦悩,苦渋の決断,そしてスターになってからの謙虚で変化を怖れない姿勢などが具体的に書かれていて大変面白かったです.

 ガリレオの湯川先生を演じるに当たってそのシャープさを表現するために体脂肪を一桁台にまで落として本番に臨むという,ロバート・デ・ニーロばりのアプローチをされていたという事も書かれていました.本当にすごい方ですね.
糖尿病治療の中断を防ぐための国の取り組み
たがしゅう先生、こんばんは。

やはり、俳優の方たちは、プロ意識が高いから、人から言われたことを鵜呑みにせず、自分で考え行動するようにしているのかもしれませんね。

ちなみに黒木瞳さんは、肌が劣化するという理由から、顔を洗わないそうですよ。おそらく、黒木さんも誰に言われたわけでもなく、洗剤で顔を洗った時の違和感などから、自分で考え、そして実験して、洗顔しないという結論に達したのではないでしょうか?

話しは変わりますが、NHKのニュースで、国が糖尿病治療を途中で断念する人たちが55万人もいることから、その対策に乗り出したことが報じられてました。

治療を断念する方たちは、仕事が忙しく通院できない、治療費の負担が重いといった理由があるそうです。

それに対して国は、夜間や休日に診察する、安い後発薬を処方する、医師が患者に手紙を出すなどの対処法を求めているようです。

なんか的外れな指導に思えるのですが。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140524/t10014699441000.html
Re: 糖尿病治療の中断を防ぐための国の取り組み
ミスターT さん

 コメント及び情報を頂き有難うございます.

> 黒木瞳さんは、肌が劣化するという理由から、顔を洗わないそうですよ。おそらく、黒木さんも誰に言われたわけでもなく、洗剤で顔を洗った時の違和感などから、自分で考え、そして実験して、洗顔しないという結論に達したのではないでしょうか?

 黒木瞳さんもお綺麗ですからね.やはりそれだけの理由はあるのでしょうね.

 個人的には,黒木さんが糖質制限もしていれくれると,より合点がいくのですが.

> 治療を断念する方たちは、仕事が忙しく通院できない、治療費の負担が重いといった理由があるそうです。
> それに対して国は、夜間や休日に診察する、安い後発薬を処方する、医師が患者に手紙を出すなどの対処法を求めているようです。
> なんか的外れな指導に思えるのですが。


 その通りですね.

 通院を続けても一向によくならない治療に希望など見いだせるわけがありません.そうなるべくしてなっている状況だと私は思います.

 昔は糖尿病の患者さんの多くは自己中心的な性格で糖尿病になるべくしてなっていると思ってしまっていましたが,

 今は糖質の神経伝達物質のかく乱,糖質の中毒性が作用した結果そうなってしまっていると考えています.

 治療を中断するのもそうした影響の可能性があります.となれば,まず第一に心がける対策は糖質制限だと私は思います.
No title
お疲れ様です
ブログを読む限り、市川海老蔵さんも
糖質を控える食生活を送っていますよ

GACKTさんも米を食べないことで有名ですね

ちょっと体脂肪が少なすぎかもしれませんが…
Re: No title
刀鍛冶 さん

 情報頂き有難うございます.

 糖質制限が広まって,自分がスマートでいられるかどうかを選べる時代になってきましたね.