ヨガはスーパーストレッチ
2017/06/21 00:00:01 |
運動に関すること |
コメント:6件
ジムに通い始めて約1カ月の月日が流れました。
一応3日坊主にはならずに週3回のペースで30分のストレッチ、1時間程度の筋トレマシン、30分程度の有酸素運動を基本に続ける事ができています。
110時間断食で5kg体重が減ったにも関わらず、体重はあっという間に元に戻ってしまい、見た目には結局大した変化は現れていませんが、
体脂肪率が少し減り、基礎代謝もちょっと上がってきましたので、今後の経過に期待をしつつこの習慣を継続していきたいと思っています。
そんな中、前々から興味のあったヨガのスタジオプログラムに先日ようやく参加してきました。 断食道場でヨガの一端に触れましたがそれっきりになってしまっていたので、
どこかでしっかりとヨガを経験しつつ勉強したいとは思っていましたが、
いかんせん、ヨガのスタジオプログラムに参加されているのはほとんどが女性です。
正直言ってほとんどが女性の中に一人むさくるしい男が入っていくのは勇気が要ります。
しかしそこは「嫌われる勇気」を持った私、どう思われようとええいままよとばかりに女性だらけの中に何とか割って入りました。
ところが始まってみればなんと言うことはなく、ごく自然に雰囲気の中に溶け込んでヨガを実践する事ができました。
はじめてでしたがインストラクターの先生がゆっくりとしたペースで指導してくれたので、多少の間違いはありつつも何とかついていくことができました。
しっかりと60分ヨガをやり終えて私が感じたのは、
ヨガというのはストレッチ以上にストレッチを行うスーパーストレッチだということです。
というのもヨガを始める前、もっと言えばジムについて最初は自分でストレッチをする所から始めるのですが、
その時もじっくり時間をかけてストレッチしていたつもりだったのに、ヨガはそんな自分でやったストレッチの範囲を軽く超えて、
普段使わない筋肉を幅広くほぐしたり伸ばしたりする動作の連続です。
じっくりと筋肉を使わせることで、最後の方にはじっとりとした汗をたくさんかきました。
最初の自己ストレッチでは全然ストレッチできていなかったのだという事に気付かされると同時に、
しっかりとストレッチを行えば、ストレッチだけでもかなりの運動量になるのだという事を学びました。
ジムの人が「ストレッチをすれば基礎代謝が上がる」と言っていた意味がより深く理解できたように思います。
もっと言えば、ヨガはストレッチ要素に加え呼吸法の要素も加わります。
呼吸も横隔膜や肋間筋などの呼吸筋を使った筋肉運動なので広い意味でのストレッチなのですが、
腹式を中心とした呼吸で十分な酸素を取り入れることで、酸素が必要とする代謝系でのエネルギー産生を高める効果も期待できます。
従って、ヨガは基礎代謝を上げるのに大変合理的な運動体系だと思います。
私、ストレッチ大嫌い人間でしたが、無理にでも習慣づけていくことで、
やはり人間とは慣れる生き物ということなのか、だんだん痛気持ちいい感覚というのがわかってきたような気がします。
奥深いヨガの世界にも少しずつ足を踏み入れていこうと思います。
たがしゅう
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プロフィール
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
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コメント
ヨガ最高
ヨガ~やったーという気分でコメント書いています。
私は、ヨガを始めて約8年になります。最近やっとヨガの奥深さを感じられるようになってきました。
かたい、柔かい関係なく効果はあると思います。
夫も含め、特に世の男性諸君に広まればいいなと期待しています。
鶴太郎さん、すごいですね。まねできませんが。
Re: ヨガ最高
コメント頂き有難うございます。
確かに身体が硬かろうが、柔らかろうが、今の自分の関節可動域より広げるという意義はありますし、
呼吸を通じて自律神経も整えられそうですし、何よりリラックスできますから少なくとも悪いことはないであろうと思います。
> 鶴太郎さん、すごいですね。まねできませんが。
インド政府公認のプロヨガインストラクターになられたというニュースでしたね。確かにすごいです。
ただ動画を見ましたが、あまりにもやせすぎで正直言って健康そうには見えませんでした。1日1食だそうですが、内容が糖質主体となってしまっていないかというのが個人的には気がかりです。
やはり断食、一日一食は体には良くないです
余計なお世話かもしれないと思いつつ、嫌われる勇気で書かせて頂きます。
一言で説明すると蛋白質は体に貯めておけないため4時間程度でアミノ酸濃度が低下、そのままだとカタボリックが進んでしまう、断食は筋肉が糖新生に使われてしまうため脂肪よりも筋肉がやせ細ってしまう、一日一食は飢餓状態と判断して体が栄養を一度に取り込もうと脂肪にしてしまう(相撲取りの食事)上に減りにくくなってしまう+一度に高タンパク摂取で糖新生により血糖値も上がります。(間違っていたらすみません)
小西伸也先生、北島達也先生をご存じでしょうか?
こちらお二方のサイトや動画で大体理論は理解出来ると思います。
私も勉強中であり偉そうなことは言えないのですが、既存の栄養学がウソだらけの以上、日々自分の身を以て証明している方々から学ばせて頂いております。
もちろんたがしゅう先生からも日々学ばせて頂いております。
一日一食メインでも問題はないらしいですが、その場合4時間ごとにプロテインを飲むなどで蛋白質を摂取(糖新生を促進させないように20~40g程度)での分食が良いと思われます(4~5食)。もちろん脂質も太りますので、脂質を取り過ぎても減量できないです。ベストはやはりプロテインです。ほぼ糖質もなく脂肪ゼロで、シェイクして飲むだけで済みます。やはりどんな場合でも蛋白質だけは減らせないですね(体重×2g以上)。筋トレを始められたのでしたらなおさらゴールデンタイム(筋トレ後30分以内)のプロテイン摂取は必須だと思います。そのまま蛋白質が足りない状態だと筋肉は修復しないです。
もちろん性別、年齢、体格、体質で摂取すべき栄養素は変わってくるとは思いますが、基本的な人間の体の仕組みは同じのはずです。
物心ついたときから肥満だった自分も筋肉を落とさず平均体重まで落とせましたので、頑固な皮下脂肪であろうとも断糖肉食でさよならできます。
思想や中毒状態で断食、菜食、高糖質食をやっている方だと体を壊すまで何を言っても無駄ですが、糖質制限により食欲をコントロールできるようになると、病気、体型は容易にコントロール可能であることは数多の方が証明済みです。
今の自分の食生活を最適だと思わず、その時の年齢、体調、運動強度などによって自らの体と相談しながら勉強、調整していくことが必要だと常々思っています。人体実験のために長期間ストイックにやることもありますが。
偉そうに長文失礼いたしました。今後とも学ばせて頂きます。
Re: やはり断食、一日一食は体には良くないです
コメント頂き有難うございます。
また私個人の事をここまで考えて頂き有難く存じます。
> 一言で説明すると蛋白質は体に貯めておけないため4時間程度でアミノ酸濃度が低下
> そのままだとカタボリックが進んでしまう、断食は筋肉が糖新生に使われてしまうため脂肪よりも筋肉がやせ細ってしまう
御指摘の考えにはオートファジーの概念が不足しています。
低インスリン状態でオートファジーが賦活した状態であれば断食によってタンパク質は再利用されますので、額面通り筋肉はやせ細っていきません。筋肉量の客観的測定はまだですが、事実私は体重こそ落ちないものの、筋トレマシンで挙げられる重量は徐々に増えてきています。
> 一日一食は飢餓状態と判断して体が栄養を一度に取り込もうと脂肪にしてしまう(相撲取りの食事)上に減りにくくなってしまう+一度に高タンパク摂取で糖新生により血糖値も上がります。
飢餓状態は言い換えればオートファジー賦活状態です。
食べる栄養分に加えて、タンパク質再利用分が上乗せになるため、結果的に少量食べても太りやすくなるという現象が生まれ、これが栄養を一度に取り込んで太りやすくなるという風に解釈されているのではないかと私は思います。
タンパク質摂取で糖新生により血糖値が上昇するのはその通りですが、糖質に比べれば程度は小さく許容範囲内です。
人為的にマッチョの筋肉を作りたいのならプロテイン多食は一つの方法なのでしょうが、
健康的な肉体を作る事が目的であれば、必ずしもそれは必要ではないと私は考えています。
御助言は有難く頂戴致しますが、私はいろいろな先生の意見を参考にこそすれど、決して鵜呑みにはしません。あくまでも自分で考えて、実体験とともに自分の考えを適宜軌道修正していくスタンスを続けていきたいと思います。
現状維持
P.S.
以前の大病院の時は、聞き分けのない患者や環境で御苦労されたと思いますが、今度は如何ですか? 新たな臨床例、楽しみにしてます。
Re: 現状維持
コメント頂き有難うございます。
同じ食事をしているのに、断食で減った分がすぐ元の体重まで戻るのは不思議です。
しかも今回に関してはその状況にジムでの運動を加えているにも関わらず、です。
人間の身体にはまだまだ私達の把握しきれていないメカニズムが隠されている可能性を感じます。
> 以前の大病院の時は、聞き分けのない患者や環境で御苦労されたと思いますが、今度は如何ですか?
おかげさまで今までよりも格段にのびのびと診療させて頂いております。
しかしそれでも糖質制限指導の難しさを日々痛感し続けているのもまた事実ですね。
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