ダラダラ依存から抜け出すために

2017/03/21 00:00:01 | 自分のこと | コメント:2件

休みの日に少し時間があくと私は、

ついつい無駄な時間を過ごしてしまうクセがあります。

それは自分の弱さに由来する所が大きいのですが、

ネット社会が発達したことも影響していると私は思っています。

暇さえあれば、スマホでブログ見たり、メールチェックしたり、ネットニュースを見たりしてしまっている自分がいます。

これのせいで休日の時間の大部分を有意義に使うことができなかったと後で後悔してしまう事が私にはしばしばあるのです。

いつもそんな風に後悔するというのに、なぜ何度も同じことを繰り返してしまうのか、

こういう所にも依存症の魔の手は忍び寄ってきているのではないかと思うのです。 「スマホ依存」という言葉はすでにかなり一般化していると思いますが、

広く捉えればネット依存でしょうか。しかしもっと適切に状態を表現できる言葉が他にあるように私には思えます。


ネット情報を何となく眺めている状態というのは概して楽な状態です。

楽な状態なのだけれど、何も考えていない状態かと言われれば違います。

瞑想やマインドフルネスのようなクリーンな精神状態を作ることができれば何もしていなくても有意義なのですが、

スマホをスクロールして流れてくる情報にピンとくればストップして記事を読む、しかし基本楽な状態で読んでいるのでそんなにしっかりとは頭に入ってきません。

楽な状態に依存しているとも言えるし、さりとて脳を休めているという事にもならない。

車で言えばアイドリングと同じ状態で、長く続けたら決してよろしくない状態なのではないかと思うのです。

適切な言葉が見つかりませんが、仮に「ちょこちょこと脳を中途半端に使い続ける状態依存症」とでもいいましょうか。

テレビを漫然と見続けるという行為にも、同じ状態が当てはまるように思います。

断食で失敗を繰り返す事についても同じことが言えますが、

どうやら私にはまだまだ治すべき生活習慣のクセのようなものが結構あるようです。


しかし最近、その困った依存状態から離脱するために少し役立ちそうな方法に気づきました。

それは何でもいいから「とにかく身体を動かす」ということです。

それこそ無目的でもいいから天気がよければえいやっと散歩に出かけるでもいいでしょうし、

部屋の掃除や片付けをえいやっとし始めるという事でもいいかもしれません。

身体を動かすことでいつの間にか気持ちが晴れ、何かをやってみようという気持ちが引き起こされるのです。

これは不登校や引きこもりの治療にも応用できるかもしれません。

一説には単純なリズム運動が、ストレスの緩和に役立つという事も言われています。

イライラした時の代表的なアクションである貧乏ゆすり、あれも単純なリズム運動によってストレスを緩和しようとしている対処行動なのかもしれません。

いずれにしてもダラダラとしてしまう休日には、とにかくシンプルな行動から身体を動かし始めること。

これをこれからできるだけ意識していきたいと思います。


たがしゅう
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コメント

No title

2017/03/21(火) 09:04:42 | URL | へっぽこ #pwutJTUc
私もダラダラ人間で一旦PCの前に座ると動きたくなくなる性分なのでよくわかります。
「ベビーステップ」というノウハウがあって、
やる気が出ないときは作業を細かく分解して、
先の事は考えず、とりあえず最初の分量をこなすことに集中する。
私の場合とりあえず椅子から立つことだけに集中する。
一旦立ってしまえば、後は流れで出来てしまう。
私はこれで、先の事を考えると億劫になり発生する「面倒臭いなぁ」を幾分克服出来ました。

Re: No title

2017/03/21(火) 13:25:37 | URL | たがしゅう #Kbxb6NTI
へっぽこ さん

 情報を頂き有難うございます。

> 「ベビーステップ」というノウハウがあって、
> やる気が出ないときは作業を細かく分解して、
> 先の事は考えず、とりあえず最初の分量をこなすことに集中する。


 なるほど、大変参考になります。何はともあれほんの少しだけ先に進むイメージですね。心がけたいと思います。

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