堂々としていればいい

2016/11/19 00:00:01 | ふと思った事 | コメント:3件

糖質制限推進派医師としての活動をただひたすら個人的に続ける事で、

少しずつしかし着実に同志と呼べる人達とのつながりが深く広いものになってきています。

医師の中でも私の周りに私のブログ活動を認めてくれて、私のブログを周囲の医師達に伝えようとしてくれる先生にも出会う事ができました。

私にとってこのブログはただ日々の思考の積み重ねであり、自分からわざわざその存在を知らしめようとは思っておりませんし、

糖質制限非推奨派の先生達が見ればもしかしたら不愉快に感じられるかもしれない事も書いていたりしますので、

自由に見てもらう分には良いですが、こちらからわざわざ読んで下さいというのはどうにも気が引けてそういう事は自粛していた部分があります。

しかしある先生は本当に純粋に私のブログが良いという事を惜しげもなく他の人達に伝えて下さるので、

私としてはどうにも戸惑ってしまう部分が正直ありました。 しかし思い直しました。何も後ろめたいことをしているわけではないのだから、「堂々としていればいい」のです。


私は昔から良くも悪くも真面目な人間です。

子供の頃でも誰かに隠れて行うズルやイタズラは、自分の場合絶対にバレると考えてできませんでした。

後ろめたい想いがあればそれは態度に行動に現れるはずで、その不自然さを私は直観的に嫌っていたのかもしれません。

また酒もタバコも女も、はたまたギャンブルにもどれにもハマらない面白味のない人間です。堅実というのとも少し違います。

これもまた後ろめたい気持ちを持ち続けて時間を過ごす事を私は望んでいないからです。

それだったら酒やタバコやギャンブルで得られる人生経験がなくとも、女性に相手にされずに独りで過ごしたとしても、

自分の心に曇りのない状態で人生を生きていく方が私にとっては楽だと感じられるのです。

けれど、糖質制限を推進する事は私の人生の中では珍しく、一点の曇りのない気持ちで継続する事ができています。

おそらくこの上なく貢献感を感じられるからだと思います。

たとえ糖質制限を理解できない誰かが私のブログを読んで嫌な気持ちになったとしても、

大きな流れの中ではそれは些末な事で、そういう人も巡り巡っていつかは糖質制限の事を理解できる日が来るかもしれません。

そう思うと今私が続けている活動は、私の性に大変合っているのです。そういう活動と私は出会うことができました。

だからこの活動にまつわることは胸を張って堂々としているべきだと思うようになりました。

仮にブログの事を知られて誰かに嫌われたとしても、見たくない人は見なければいいだけのことで、

その人と私との縁はまだこの時機ではなかっただけの事だと思えばいいのです。

もはや止める事のできない大きな流れの中で、

その中心を知り、流れに身を任せて人生を歩んでいけることに、

私は大きな幸せを感じています


たがしゅう
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コメント

こんばんは^^

2016/11/19(土) 17:56:26 | URL | 坊主おじさん #-
先生のブログは、
考え抜かれた内容で中身が濃く
非常に読み応えがあります。

たがしゅう先生のブログを
毎日読ませていただくのが
今の一番の楽しみです。

これからも、先生が堂々と胸をはって
このすばらしいブログを続けて下さることを
心から願っております。

ありがとうございました。

Re: こんばんは^^

2016/11/20(日) 08:10:22 | URL | たがしゅう #Kbxb6NTI
坊主おじさん さん

コメント頂き有難うございます。
御評価頂き誠に恐縮です。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

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2016/11/20(日) 12:32:11 | | #
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