昔は病気の存在を認識できなかった
2016/10/28 00:00:01 |
よくないと思うこと |
コメント:12件
前回に引き続き、こちらの糖質制限批判記事に対して反論したいと思います。
【現代ビジネス】
2016.10.25
ご飯はこうして「悪魔」になった〜大ブーム「糖質制限」を考える
現代社会の特殊な価値観と構造
磯野 真穂
文化人類学者
国際医療福祉大学大学院講師
本日は、「糖質制限派の矛盾」と題するこちらの文章について考えます。
(以下、引用)
糖質制限派のメッセージは過激なほどに明快である。
『炭水化物が人類を滅ぼす』『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』といった本のタイトルに始まり、
糖質制限の第1人者である江部康二氏の著書『主食をやめると健康になる』の帯のメッセージは「ご飯・パンの糖質が現代病の元凶だった!」である。
これら書籍に目を通すと、糖質を中心とした食事の怖さがこれでもかというほど並び、しかもその多くが医師という権威ある人々によるものであるため、ふつうにご飯を食べていたら病気だらけの悲しい未来しか待っていないように思えてくる。
たとえばこんな具合だ。
穀物という神は、確かに1万年前の人類を飢えから救い、腹を満たしてくれた。その意味ではまさに神そのものだった。
しかしそれは現代社会に、肥満と糖尿病、睡眠障害と抑うつ、アルツハイマー病、歯周病、アトピー性皮膚炎を含むさまざまな皮膚疾患などをもたらした。
現代人が悩む多くのものは、大量の穀物と砂糖の摂取が原因だったのだ。人類が神だと思って招き入れたのは、じつは悪魔だったのである。(『炭水化物が人類を滅ぼす』(夏目睦著))
厚生労働省が1947年(昭和22年)に出した『国民栄養の現状』によると、
日本人の1日の栄養摂取は、全体の72%が穀類から、11%が芋類からであり、1日のカロリー摂取のかなりの部分を糖質制限ダイエットで積極的に制限される炭水化物に依存していることがわかる。
また、それより10年前の1936年(昭和12年)に発刊された『栄養読本』には、
日本人の栄養摂取量の85%は炭水化物であり、さらにそのほとんどが米であることが、日本人は1日3回白米を食べるという記載、労働者に至っては一日5合の米を食べるという記載からうかがえる。
もっと時代をさかのぼり江戸時代にいたっても、
80%の人々がその量の差はあれ1日3回白米を食べており、それほど裕福ではなかっただろう農村地帯3でも、1食当たり2~3合の米とキビの混ぜご飯を食べていたという記録が残っているという。
ここから明らかなように、白米に代表される糖質は、日本人が追い求め、そして実際に日本人を生かしてきた食べ物である。
しかし21世紀に入り、その糖質を悪魔と呼ぶ人が現れた。当時の人がこれを聞いたら目をぱちくりさせるに違いない。
(中略)
もし糖質を中心に食べることが、人類という種にまったくそぐわないものであれば、栄養摂取の8割強が炭水化物からであった昭和初期の人々は次々と生活習慣病を発症していただろう。
しかし生活習慣病にかかるのはかれらではなく、糖質からの栄養摂取がそこから2割近く落ち込んだわれわれなのである。この矛盾を私たちはどう説明したらいいのだろう。
まず夏井睦先生の文章の引用の際に、「夏目」と誤って記載されています。
人様の文章を引用するのに名前を間違うような事は礼儀としてしないで頂きたいものです。
さて、本題の著者の主張、「糖質制限派の矛盾」というのをまとめますと、
①「江戸時代~昭和初期の時代は日本人は皆炭水化物80%前後、あるいは米2~5合/日の食生活であった」
②「江戸時代~昭和初期の日本人は現代よりも生活習慣病の発症が少なかった」
③「ゆえに炭水化物は日本人を生かしてきた大事な食べ物である」
という事になるでしょうか。
①はあくまで「平均集団の」という制限はあるものの、比較的信頼できるソースからの情報であり、確かにここは概ね合っていると思います。
しかし②に関しては真実であったかどうか定かではありません。
その理由は以前記事でも考察しましたが、その時代の平均寿命を考えればわかります。
江戸時代 男40.0歳 女42.0歳
[資料]鈴木隆雄(1996)日本人のからだ」
明治24年(1891)− 31年 男42.8歳 女44.3歳
明治32年−36年 男43.97歳 女44.85歳
明治42年−大正2年 男44.25歳 女44.73歳
大正10年−大正14年 男42.06歳 女43.20歳
大正15年−昭和 5年 男44.82歳 女46.54歳
昭和10年−11年 男46.92歳 女49.63歳
昭和22年 男50.06歳 女53.96歳
[資料]厚生省「簡易生命表」「完全生命表」より
つまり、「江戸時代~昭和初期の日本人は高糖質食で現代よりもずっと短命であった」というのが歴史的事実です。
そこから得られる私の解釈は、「昔の日本人は高糖質食を食し生活習慣病にかかる前に死亡していた、もしくは生活習慣病だと判定する検査技術が未熟で発見されなかったのではないか」というものです。
生活習慣病はサイレントキラーと呼ばれるほど症状がないのが特徴です。
高糖質食をくり返し食し、血糖値の乱高下をくり返し高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病になっていたとしても、血圧測定や血液検査の文化が普及していなければ誰にも発見できません。
そしてその生活習慣病の慣れの果ての一つが脳卒中です。しかし江戸時代には頭部CT検査などできませんから、ただただ原因不明の急死として扱われ、よもや生活習慣病であったとは扱われなかったであろうと思います。
あるいは解剖すれば死因が脳卒中だとわかったかもしれませんが、そのような時代に急死した人全員が解剖を受けていたとも到底思えません。
結果、原因不明の急死が蓄積されていき、それが江戸時代~昭和初期の時代の平均寿命の短さとして表れているのではないかと考えられます。
よって江戸時代~昭和初期も「実際には生活習慣病だらけだったけど、誰にもその存在に気が付かれなかった」というのが真実に近いのではないかと私は思います。
そう考えれば、筆者が指摘する「高糖質食時代に生活習慣病が少なかったという矛盾」は十分に説明可能です。
当然ながら高糖質食が健康に役立っていたという話にもなりません。
もし筆者の解釈である③が正しいというのであれば、
当時の日本人には長生きしておいてもらわなければ道理に合わないのです。
たがしゅう
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
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コメント
No title
糖質制限を批判する人の論旨は大抵において情緒的に過ぎ、論理的な思考から外れていることが多いのに、いつも丹念に反論されていて頭が下がります。
今昔の寿命の比較は、私のような素人が考えても、抗生物質の普及など医療技術の進歩という側面があって、なかなか単純に比較しづらいところはあると思います。
現代のなかで比較してみると、例えば、厳しい運動を継続しているアスリートの方々が一般人より長生きするかというとそうでもなく、逆に短命だったりすることを考えると、アスリートの方々がエネルギー源としての糖質(ブドウ糖)を妄信していることに原因の一つがあるのかもしれない、と考えたりします。
相撲取りの方の平均寿命は十年単位で短命ではないか思います。
まあ、それでも食事以外の要因もあるかもしれず、なかなか難しいところはありますが。
No title
Re: No title
コメント頂き有難うございます。
確かに寿命というのは食事だけではなく、他の因子もすべてひっくるめた結果を表しているので、それだけではモノが言えないところはあると思います。
しかしそれでも丹念に読み解けば見えてくるものもあると思います。ここについては後日もう少し深く考えてみたいと思います。
Re: No title
コメント頂き有難うございます。
> 昔は乳幼児での死亡率が高く、平均寿命を下げてたのでは?
確かにその要素はあると思います。
ポイントはなぜ乳幼児の死亡率が高かったのかという事と、乳幼児死亡率が平均寿命にもたらす影響はどの程度かということです。
後日記事にして検証したいと思います。
粗雑な議論は意味がない
2回に渡っての、
「ご飯はこうして「悪魔」になった〜大ブーム「糖質制限」を考える 現代社会の特殊な価値観と構造 」
に対する先生の反論を読ませて頂き、「物事を考える姿勢(態度)」について改めて気づくところがありました。
以下、私の気付きです。
記事の中で磯野先生は、
「初期人類であるネアンデルタールやアウストラロピテクス・セディバの歯に穀物を採集・調理していた痕跡があることを挙げ、私たちの祖先が肉食中心だったというパレオ派の主張に疑義を唱える。」
と書かれておりますが、いささか話が粗雑と思います。
論理的言って「歯に穀物を採集・調理していた痕跡」があるだけで「肉食ではなかった」ことの証明になるとは思えません。
ネアンデルタール人の食生活が解明され、その中で、食べていたものの比率が明確にならない限り「あれが多かった、少なかった」などとは言えないはずです。
更に、「歯に穀物の痕跡がある」とは書いてありますが、具体的な名前すら明らかにされていません。
これで「肉食中心だったことに疑義を云々」はできないと思います。まぁ、私はパレオ派ではないので、どうでも構いませんが・・・(笑)。
たがしゅう先生が引用されている部分にもあります様に、磯野先生は、
『糖質制限本のタイトルについて、「これら書籍に目を通すと、糖質を中心とした食事の怖さがこれでもかというほど並び」と糖質を中心とした食事の怖さがこれでもかというほど並び・・・』
と書かれています。ですが、実際に書店に並ぶ「アンチ糖質制限本」のタイトルときたら、
「世にも恐ろしい糖質制限」とか「やってはいけない糖質制限」などと、おどろおどろしいタイトルが並んでいます。
こういったものは磯野先生の目には入らなかったのでしょうか?問題は中身でしょう。
書かれている内容は事実なのか、それとも単なる勘違い、あるいは「悪意の曲解」なのか。
NETを見ていると、この記事を読んで「ドキッとした」糖質セイゲニストもいる様です。
「磯野先生、墓穴を掘ってしまったな」が私の感想です。
またまた失礼します。
「もし糖質を中心に食べることが、人類という種にまったくそぐわないものであれば、栄養摂取の8割強が炭水化物からであった昭和初期の人々は次々と生活習慣病を発症していただろう。」
これは近藤正二博士の『日本の長寿村・短命村』で”寿命”として答えが出ていますね。
「白米に代表される糖質は、日本人が追い求め、そして実際に日本人を生かしてきた食べ物である。」
ゆえに米(及び糖質)は食すべきもの、とはならないわけで。。。
むしろその論理展開を昨今話題の『大麻』に向けてもらえれば拍手喝采なのですが、日本の文化であったことも(おそらく)知らずに”大麻は悪魔”と言われるでしょうね。
まあ、氏の記事を掲載した(書かせた?)現代ビジネス(講談社)の中にも、まだまだ反対派が多数?ということなのでしょうか。
知りたいです
この度も興味深く拝読させていただきました。確かに、江戸から昭和にかけては生活習慣病になる前に寿命を迎え、結局何が原因かわからないまま統計が残されなかったのでしょうね。
そこで、一つ私に疑問が浮かびます。
何故現代は、高糖質な食生活がいっそう進んだはずなのに寿命が延びたのか?
医療技術が進歩し、「病気なのに生かされている」から?なのか。
この点で、もし、過去に先生が考察記事を書かれていたら恐縮です。
まだでしたら、ご教授いただけたら幸いです。
Re: 粗雑な議論は意味がない
コメント頂き有難うございます。
>「歯に穀物を採集・調理していた痕跡」があるだけで「肉食ではなかった」ことの証明になるとは思えません。
そうですね。
私が仮に今亡くなって、台所にキャベツがおいてあったから、「この人はベジタリアンだったはずだ」などと言われているような滑稽さがありますね。決めつけはよくないと思います。
> 書店に並ぶ「アンチ糖質制限本」のタイトルときたら、
>「世にも恐ろしい糖質制限」とか「やってはいけない糖質制限」などと、おどろおどろしいタイトルが並んでいます。
> こういったものは磯野先生の目には入らなかったのでしょうか?
これもそうですね。
「糖質制限が良いはずがない」という目線で見ていると見えないものがあるのだと思います。
またそれは「糖質制限が良いに決まっている」と思っている私達にも同様の事が言えますので、極力フラットに世の中を見つめる視点を忘れないようにしたいものですね。
Re: タイトルなし
コメント頂き有難うございます。
誤解を恐れずに言えば、「白米は不健康的に日本人を活かした」と言えばまだ本質に近いかとは思います。
昨今の糖尿病や肥満の急増、また治まらない糖尿病合併症、さらには原因不明の難治性疾患の増加傾向を踏まえれば、今の食生活のままではよくない事は今でも十分理解できると思います。
また大麻にまつわっては御指摘のように歴史を学ぶ必要がありますし、
医療用大麻の有用性は医学論文でも様々な発表があります。医療麻薬ではなし得ない有効性もしばしばです。
誰とは申しませんが、オピニオンリーダーと呼ばれる人達の短絡的な見解に、正直言って辟易します。
Re: 知りたいです
御質問頂き有難うございます。
> 何故現代は、高糖質な食生活がいっそう進んだはずなのに寿命が延びたのか?
> 医療技術が進歩し、「病気なのに生かされている」から?なのか。
医療技術の面で言えば大きくは「感染症をある程度コントロールできるようになったこと」と「胃瘻や人工呼吸器などの延命処置が進歩したこと」が寿命延長の要因として挙げられると思います。
しかしもう一つは炭水化物が80%から60%に下がった事が寿命延長に働いた可能性も考えられます。
その分わずかながらでも脂質・タンパク質の割合が増え、生存に有利なエネルギーと材料を確保できるようになったと思うからです。それでもまだまだ不健康的な寿命延長になってしまっている事は、今の高齢者医療の現状を素直な目線で見ればよくわかります。
伝統的日本食の怪
栄養学の大家である佐伯矩氏や香川綾氏の著作などを見ると、日本の食生活について多くの欠点を指摘しており栄養環境は問題だらけだったという事がわかります。
両氏は蛋白質の不足や白米偏重などを初め、戦前期の日本の食生活の欠陥を多く指摘しており、これを読んで旧来の「伝統的日本食」を支持することは到底できません。
また少し興味深い事は、両氏共に精白米と玄米に否定的だということです。
精白米は精米によって栄養価が損なわれ、玄米は外皮があり食べにくく消化が悪い、との理由です。そこで佐伯氏は七分搗米、香川氏は胚芽米をそれぞれ推していたのだとか。
糖質制限の観点からすればどっちもどっちの話ですが、白米と玄米が悪者扱いされてる点では傾聴に値するものです。
記事中の生活習慣病についても、死因別死亡率を見ると脳血管疾患での死亡率は戦前~70年代が現在よりもずっと高いなど、生活習慣病が既に日本に根付いていたと考える事は自然な事だと思います。
戦前は結核や脚気で多くの死者が居ましたし、それらは当時の栄養環境がによる側面が大きかったと考えるのは当然でしょう。
旧来の日本食を考えるにあたって、それに立ち向かってきた先人の指摘は重いものがあると実感しました。
Re: 伝統的日本食の怪
コメント頂き有難うございます。
米が主食という考えの中では一考の価値ありとは思いますが、そうは言っても旧パラダイムの中の話ですね。
しかし考え方の大筋としては同意できます。ここに糖質制限の考えを盛り込めば、温故知新で先人が残した思考の足跡をよりよいものへ変えて行けるのではないかと私は思います。
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