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「マイナスの発想」が大事
家賃の安いアパートに住むというのが定番ではないかと思います。
なぜなら定期的に失う家賃という出費を、定期的に確実に抑える事ができるからです。
お金を貯めたいと考える時、高額のバイトをするとか、いい会社に入りたいとか、
プラスの発想で考える人は多いかもしれませんが、
ここにおいても「マイナスの発想」を取り入れる事が、
無理なくお金を貯める有効な戦略となりえると私は思います。
ただ家賃に関しては、抑えすぎると生活の質が落ちるというなかなか難しいジレンマも抱えながら選択する必要がありますが、
その他に定期的に失うお金の中から節約できる部分は何かと考えた時に、
電気代とか、交際費とかいろいろあるかもしれませんが、
家賃の次に対象となるのはやはり「食費」ではないかと思います。
私はこのブログを初めてから、
「食は、現状維持できるのであれば、少なければ少ない方がよい」
という考え方を公開していますが、
この考えに基づけば、食を少なくする事はより健康的になるばかりではなく、
食費の節約にも貢献してくれますので、一石二鳥なわけです。
そんなに得な事であれば、これをやらない手はないという発想になるわけですが、
実際には食習慣という習慣依存には強固なものがあり、
物質依存からの離脱よりも、習慣依存からの離脱の方が圧倒的に難しいです。
物質依存の場合は、糖質制限のように依存性のある物質を除去するだけで事足りますが、
習慣依存の場合は、長年の生活習慣で身体に染み付いている事を変えなければならず、一つハードルが高いからです。
でも物理的に不可能という事ではありません。
変えがたい生活習慣ともあきらめずに立ち向かい続けていく事が大事と思っています。
私の場合は、もう一つ変えがたい生活習慣として、
「すぐに本を買う」という行動があります。
この行動には問題がありまして、まだ前に購入した本がろくに読めていないのに、
気に入った本と出会うとすぐにその本を買うというクセのような行動になってしまっているのです。
これがアマゾンのような手軽に変える購入手段が発達してその傾向は尚の事強くなっています。
結果的にまだ読めていない興味のある本が家に山ほど保管されているという残念な状態になっています。
今年はこうしたしみついた生活習慣を見直し、
これ以上本を買わずに、今ある本を読みこなしていき、
その中に眠る宝のような情報をピックアップしていく作業に努めたいと思います。
健康も貯蓄も、不要なものを排除する「マイナスの発想」を大事にしていきたいですね。
たがしゅう
コメント
No title
食習慣はまさにそうですね、三食+おやつ、更にその後歯を磨く。最近自分は一日二食で歯は起床前後だけ、髭剃りは二日に一回、肌荒れや傷口にはワセリン、整髪もワセリン、革ジャンにもワセリン・・・
そう考えると糖尿のアンチ江部、創傷のアンチ夏井、癌治療のアンチ近藤が多いのも当然でしょうね。だってその業界の物が売れなくなるわけですから。ただでさえ少子化で売れないんですからね。
2015-01-04 11:33 SLEEP URL 編集
今年もよろしくお願いします。
思っております。いつもありがとうございます。
毎月の出費は大変です。我が家は家賃はありませんが
食費は莫大です。家族5人(大人4人 幼児1人)
糖質制限を知らない時は炭水化物という安価で美味しく、おかずからお菓子まで何でも作れる優れもののおかげで何とかしのいできました。が
今では炭水化物は恐ろしくて口にすること、調理することはしません。
ということは・・食欲旺盛な家族を抱え食費は大変なことになっております。
それをどうにかしなければと キッチンの棚にはびっしりと 大豆粉、おから粉、アーモンドパウダー、グルテン粉・・粉だらけです。
スーパーへ買い物は肉・卵、バターなど少しお高いものばかり買います。
糖質の恐ろしさを知らない限り 糖質依存症になるのは当たり前の世の中ですね。節約しようと考えると食費は炭水化物が安価でお腹いっぱいになります。満足感もすぐに得られます。
でも体調を崩し、医療費、薬代にお金をかけるくらいなら少々お高くっても食費にかけたいです。
どこにお金をかけるのか・・私は今年、価値ある家計を組んでいきたいと思います。
先生 今年もよろしくお願いします。
2015-01-04 11:37 あーちゃん URL 編集
Re: No title
コメント頂き有難うございます。
既得権益に執着しアンチの立場を取り続ける業界、歪んでいますね。正していきたいです。
2015-01-04 16:14 たがしゅう URL 編集
Re: 今年もよろしくお願いします。
コメント頂き有難うございます。
御自身の生活環境に併せて、私のメッセージを何も考えないままに受け取るのではなく、うまく応用して頂いているようで嬉しい限りです。
思うところあり明日記事にさせて頂きたく存じます。
2015-01-04 16:56 たがしゅう URL 編集
どこが削れるか?
自分でもまだ気づかないだけで、必要のない・害になっている習慣や物がまだあるのだろうと思います。むしろ普段から気づくような事は、さほど大きな問題でもないとも思いますし。
先生の読書についての習慣については、読むことが苦痛にならなければさほど問題ないと思います。
まあ程度はありますが、本を買うのも埋もれない程度に(笑)
2015-01-04 20:39 mina URL 編集
Re: どこが削れるか?
コメント頂き有難うございます。
大きくはマイナスにすべきものは共通していても、細かいところでは人によってマイナスにすべきものはいろいろ違ってくるかもしれませんね。
灯台下暗しという言葉もあります。身近な無駄を省いていきたいですね。
2015-01-04 21:10 たがしゅう URL 編集
本の購入について
僭越ですが、本の購入について、私の意見を書かせてください。
先生は気に入った本をすぐに購入してしまうという習慣が抜けないということのようですが、図書館を利用するというのはいかがでしょうか?
公共図書館も現在では、連携して複数の自治体のものが利用できるところが多いようですし、大学や高校などの図書館も利用できるところも多いです。また、リクエスト制度も充実していて、マンガ以外のものであれば、たいてい受け付けてくれます。図書館も選書は難しく感じていて、利用者からのリクエストは蔵書の幅を広げてくれるので歓迎しています。取り寄せなども充実しています。
図書館を自分の書庫、本棚のように考えて利用すると部屋もすっきりしますし、倹約にもなり一石二鳥以上です。
図書館のヘビーユーザーである私からのおすすめです。
2015-01-08 05:47 ぜんたろう URL 編集
Re: 本の購入について
> 図書館を利用するというのはいかがでしょうか?
なるほど。それは意外と盲点でした。
ただ最新の本もリクエストに応じてくれるのかという点と、返却忘れを恐れてレンタルを避ける私のライフスタイル自体を見直せるかという問題点はあります。
しかし良いアイデアなので前向きに検討させて頂きたいと思います。有難うございます。
2015-01-08 07:28 たがしゅう URL 編集
公共図書館の利用
丁度1年前、夏目漱石について書き込みましたが、文献調査はほとんどを公立図書館で済ませました。このように、公立図書館は情報の宝庫です
2015-01-08 21:03 精神科医師A URL 編集
Re: 公共図書館の利用
コメント頂き有難うございます。
なるほど、先生の豊富な情報源は図書館に依るところも大きかったのですね。
すぐに本を買わずに、私もできるだけ積極的に図書館を利用するようにしたいと思います。有難うございます。
2015-01-08 22:50 たがしゅう URL 編集