現実を直視せよ
2014/11/08 00:01:00 |
よくないと思うこと |
コメント:16件
皆さんは子宮頸癌ワクチンの問題を御存知でしょうか.
ヒトパピローマウイルスの感染によって起こるとされる子宮頸癌は,
20代~40代といった比較的若い女性を襲う癌としてその存在が知られています.
ウイルスによって起こり,その感染を食い止める事で癌の予防ができるということで,
2008年12月よりヒトパピローマウイルスの感染を予防する子宮頸癌ワクチンが臨床で用いられるようになり,
また2013年よりこのワクチンの若年女性への定期接種が国によって推奨される事となりました.
推奨年齢は小学6年生~高校1年生相当の女子とされ,
一般的には中学1年生になったら初回接種を受け、1~2か月の間隔をあけて2回目、初回接種の6か後に3回目を接種するように強く勧められるわけです. 実はこのワクチン接種に法的な強制力はないそうですが,
市町村を通じ,学校側から「将来の病気の予防になるから」と言われたなら,ほとんどの子がそれを断る理由はないのではないでしょうか.
ところが実際にはこのワクチン,非常に深刻な副作用をきたす事があるという事で大きな問題となっています.
ざっと調べるだけでも,失神,筋力低下,感覚障害,意識障害,精神錯乱,神経痛など様々なものがあります.
2014年7月4日、厚労省ワクチン副反応検討部会で、2013年10月から2014年3月末までの副反応件数がその数180件におよぶことが明らかになりました.
このうち、重篤と判断されたのは150件で、45件はまだ回復していないと報告されています.
すでに全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会というものが立ち上がり,
政府にワクチンの接種推奨を中止するように働きかけています.
にもかかわらず,現状未だに定期接種が推奨され続けているようです.
その理由は,「ワクチンのせいでそうなったかどうかという因果関係が立証できないから…」
薬害の歴史を振り返れば,
被害者が苦汁をなめさせられた歴史の連続です.
古くはキノホルムという整腸剤によって起こるスモン(SMON、subacute myelo-optico-neuropathyの略称、別名:亜急性脊髄視神経症)と呼ばれる神経障害が,
薬剤のせいだと認められ,特定疾患として認定されるまでには数年の時間を要しており,
その間,たくさんの人が命を落とし,社会から疎外されたという歴史がありました.
なぜ薬との因果関係がなかなか立証されないかというと,
その薬のせいでそうなったという事を示す決定的な証拠が得られないからです.
しかも,薬を打ってすぐに副作用が出た場合ならまだしも,キノホルムにしても子宮頸癌ワクチンにしても,
それを使用してから大分時間が経ってから症状が出現するという所が厄介なところです.
そうなると薬が関係しているとは言い切れず,たまたまその時機に原因不明の難病を発症したのではないかと言われたら,それを肯定も否定もできない状況に追い込まれてしまうわけです.
実は先日,子宮頸癌ワクチンの被害者かもしれないと思う患者さんと出会いました.
患者は15歳の女の子でした.
生来健康で今までにこれといった病気もなくすくすくと育ってきました.
この子が1年半前に子宮頸癌のワクチンを受けました.
ところが,今年に入って徐々に手足の力が入らなくなり,身体中に痛みを生じてきたという事で,
様々な病院を受診し,いろいろな検査を受けますが,どこに行っても原因不明と言われ,
とりあえず痛み止めの薬を処方されるも全く効かず,効かないどころかさらに薬疹をきたしたり,消化器症状を出したりとさらにその子を苦しめる事になります.
あげくの果てにはある医者から「あなたは線維筋痛症です」と言われたそうです.
私に言わせればその診断は,「あなたは原因がわからないけど,とにかく体が痛む病気です」というわけのわからない宣告をされたようなもので,何の解決にもなっていません.
納得できない両親が子宮頸癌ワクチンの副作用の可能性を疑い,思い切って都会の大学病院へ連れて行き,セカンドオピニオンを求めますが,
そこでも「ワクチンのせいとは言い切れない」との事でこれといった打開策を提示されることなく,がっかりして帰路についたそうです.
巡り巡って,私の外来をふと先日紹介受診されました.
彼女は全身が痛むために車いすに乗り,
体重一つ測るのに一苦労,血圧も痛みで測定させてもらず,ろくに神経診察もできないような状況でした.
私は子宮頸癌ワクチンの問題を知っていたので,
お話を聞いて,まず第一印象でワクチンの副作用の可能性が高いと直感しました.
しかし患者さんがこれまで受けてきた検査は,流石にかなり詳しいところまで調べられていましたが,確かにこれといった異常が見当たりません.これもまた子宮頸癌ワクチン副作用の立証の難しさを示す大きな問題の一つです.
が,一つだけ明らかに異常なところがありました.
それは好酸球増多です.アレルギー性の疾患でよく見られる所見です.
生来健康であった女の子が,ワクチンを打った後,強いアレルギー反応を起こしている・・・
そのタイミングでたまたま原因不明の全身痛をきたす病気に罹患するという事があるでしょうか.
確かに断定はできないかもしれないけど,たまたま難病になったと考えるより子宮頸癌ワクチンのせいでそうなったと考えるのが妥当でしょう.
しかし,この患者さんは私の所に来るまで5件も医療機関を受診されていたのですが,
どの医者にもそう考えてもらえなかった,というのが私には信じられません.
将来のある子が,こんな事で人生を邪魔され,誰にもそれを信じてもらえない辛さ,それが気の毒でならないし,同時に原因不明として問題を直視しようとしない医者に憤りを感じます.
このワクチンの副作用が今後どこまで続くのか,この薬の歴史がまだ浅すぎて予想が難しいところは正直ありますが,
原因がどうあれ,先行きが不透明であれ,今できる最大限の努力を尽くすべきだと思います.
西洋薬で副作用をきたしやすいのも,おそらく好酸球増多というアレルギー反応が強く出ている事も関係しているでしょう.薬物療法は極めて慎重にすべきだと私は考えました.
そこで私は鎮痛作用,神経保護作用を期待してこの患者さんにケトン食の実践を強く勧めました.
いつものように紙に書いてこの食事療法の意義や妥当性,効果の大きさ,副作用の少なさについて時間を取って一生懸命説明しました.
その結果,本人,御両親とも非常に前向きに取り組んでもらう意志を確認しました.
正直,子宮頸癌ワクチンの副作用にケトン食を導入するのは初めての経験ですが,
こんな若い子にこんな所で人生を台無しにしてほしくありません.
もしケトン食がダメなら漢方療法を駆使してでも何とか救いたい.
是が非でも回復してもらい,その辛い経験を糧にして,この先の人生に活かせるようにしてほしいです.
それにしてもこんな悲しい現状があるにも関わらず,
それでも定期接種を勧める国や製薬会社,そしてこの問題を真剣に受け止めない医師達は,どうかしていると私は思います.
医学界にはまだまだ深い闇がありそうです.
たがしゅう
プロフィール
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
- 2023/03 (6)
- 2023/02 (5)
- 2023/01 (7)
- 2022/12 (5)
- 2022/11 (4)
- 2022/10 (11)
- 2022/09 (6)
- 2022/08 (6)
- 2022/07 (5)
- 2022/06 (6)
- 2022/05 (4)
- 2022/04 (5)
- 2022/03 (5)
- 2022/02 (4)
- 2022/01 (7)
- 2021/12 (14)
- 2021/11 (4)
- 2021/10 (10)
- 2021/09 (10)
- 2021/08 (8)
- 2021/07 (14)
- 2021/06 (11)
- 2021/05 (17)
- 2021/04 (9)
- 2021/03 (8)
- 2021/02 (9)
- 2021/01 (14)
- 2020/12 (9)
- 2020/11 (7)
- 2020/10 (6)
- 2020/09 (9)
- 2020/08 (11)
- 2020/07 (20)
- 2020/06 (22)
- 2020/05 (18)
- 2020/04 (22)
- 2020/03 (10)
- 2020/02 (7)
- 2020/01 (5)
- 2019/12 (9)
- 2019/11 (19)
- 2019/10 (31)
- 2019/09 (6)
- 2019/08 (7)
- 2019/07 (7)
- 2019/06 (13)
- 2019/05 (21)
- 2019/04 (9)
- 2019/03 (13)
- 2019/02 (15)
- 2019/01 (28)
- 2018/12 (9)
- 2018/11 (2)
- 2018/10 (11)
- 2018/09 (30)
- 2018/08 (31)
- 2018/07 (31)
- 2018/06 (31)
- 2018/05 (31)
- 2018/04 (30)
- 2018/03 (31)
- 2018/02 (29)
- 2018/01 (31)
- 2017/12 (31)
- 2017/11 (30)
- 2017/10 (32)
- 2017/09 (31)
- 2017/08 (31)
- 2017/07 (32)
- 2017/06 (31)
- 2017/05 (31)
- 2017/04 (31)
- 2017/03 (31)
- 2017/02 (29)
- 2017/01 (32)
- 2016/12 (31)
- 2016/11 (30)
- 2016/10 (31)
- 2016/09 (15)
- 2016/08 (11)
- 2016/07 (5)
- 2016/06 (10)
- 2016/05 (8)
- 2016/04 (5)
- 2016/03 (5)
- 2016/02 (10)
- 2016/01 (10)
- 2015/12 (7)
- 2015/11 (8)
- 2015/10 (7)
- 2015/09 (6)
- 2015/08 (6)
- 2015/07 (5)
- 2015/06 (5)
- 2015/05 (5)
- 2015/04 (3)
- 2015/03 (10)
- 2015/02 (28)
- 2015/01 (31)
- 2014/12 (31)
- 2014/11 (31)
- 2014/10 (31)
- 2014/09 (29)
- 2014/08 (53)
- 2014/07 (31)
- 2014/06 (30)
- 2014/05 (31)
- 2014/04 (30)
- 2014/03 (31)
- 2014/02 (28)
- 2014/01 (31)
- 2013/12 (32)
- 2013/11 (30)
- 2013/10 (33)
- 2013/09 (39)
カテゴリ
メールフォーム
スポンサードリンク
検索フォーム
ステップメール
リンク
QRコード

コメント
管理人のみ閲覧できます
深刻な薬害にも蓋
スタチンやSSRIなど日常的に頻用されるクスリも神経と筋肉に深刻なダメージをもたらせますが、ほとんどの医者は知ってか知らずか平気で処方しています。
日本の悪しき体質として「臭いものには蓋」というのがあります。
因果関係が証明できない=副作用という証拠はない=認可した厚労省と製薬会社の責任逃れという思考回路ではいつまでも薬害被害者は泣き寝入りです。
「安全性情報報告制度」は何のために存在しているのでしょうか?
学会・製薬会社の利益を第一に考えて、患者に不利益には蓋をする今の日本では機能するわけないでしょう。
無目的・無意味で無節操な多剤大量処方が野放図にされているまさに医療後進国といえます。
HPVワクチン薬害に関する情報
医薬ビジランスセンター 浜六郎理事長
http://npojip.org/contents/sokuho/1.html
さとう内科循環器科医院
http://satouclk.jp/
薬害オンブズパーソン会議
http://www.yakugai.gr.jp/
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会
http://shikyuukeigan.fem.jp/
メディカルトリビューンMTProのサイトのHPVワクチン薬害に関する情報
日本線維筋痛症学会第6回学術集会
HPVワクチン関連神経免疫異常症候群
高次脳機能・自律神経障害により不登校に陥る可能性
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2014/M47450191/
[2014年10月2日(VOL.47 NO.40) p.07]
日本線維筋痛症学会
HANSの診断予備基準案を作成
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2014/M47400071/
[2014年9月17日]
「HPVワクチン関連神経免疫異常症候群」を提唱
日本線維筋痛症学会
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1409/1409048.html
[2014年4月3日(VOL.47 NO.14) p.19]
HPVワクチン接種後の疼痛は脳内免疫異常のASIA症候群か
日本線維筋痛症学会が予備調査
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2014/M47140191/
[2014年3月26日]
HPVワクチン接種後の疼痛は脳内免疫異常のASIA症候群か
日本線維筋痛症学会が予備調査
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1403/1403090.html
HPVワクチン薬害に関する堺春美 日本臨床ウイルス学会 総務幹事の資料
臨床とウイルス Vol. 41 No. 5 2013.12
http://homepage2.nifty.com/clin_virol/kikan/%8Eq%8B%7B%E8%F2%82%AA%82%F1%83%8F%83N%83%60%83%93.pdf
厚生労働省 健康局結核感染症課
平成26年2月26日 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見交換会 資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000038484.html
堺春美 日本臨床ウイルス学会 総務幹事の厚生労働省への提出資料
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000038477.pdf
Re: 深刻な薬害にも蓋
コメント頂き有難うございます。
> これだけの少女の未来を暗転させるような重篤な神経副作用を高率に起こしうるワクチンを厚労省が放置しているのは甚だ問題です。
同意見です。役人には現場が見えていないのだと思います。
現場を知っていてこの問題を放置しているのだとすれば、正気の沙汰ではありません。
Re: HPVワクチン薬害に関する堺春美 日本臨床ウイルス学会 総務幹事の資料
貴重な情報を頂き有難うございます。
HPVワクチン(1)
shikyuukeigan.fem.jp/2013/12/post-63.html
www.hws-kyokai.or.jp/ronbun/0909/200909-1.htm
この「若年女性の健康を考える子宮頸がん予防ワクチン接種の意義と課題」は、厚生労働省の「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン 作業チーム報告書」に文献No.38として引用されている。
www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000014wdd-att/2r98520000016rqg.pdf
筆頭著者の荒川一郎氏、過去には社員であると公表して論文執筆している
ci.nii.ac.jp/nrid/9000002758552
現在は帝京平成大学の准教授である
www.thu.ac.jp/teacher_info_admin/profiles/detail/1480
pharm.thu.ac.jp/research/researcher/arakawa.html
薬害オンブズパースン会議からは糾弾されている(2頁参照)
www.yakugai.gr.jp/topics/file/hpvkenkai.pdf
すでに2013年3月頃にNovartis社員が身分をふせて大阪市大の肩書で論文に出ていたことが大騒ぎになっている。その時点で『自首』すればいいものを利益相反の隠ぺいを続けたわけである。勿論、東京女子医科大学にも責任がある。大阪市大が責任をもって調査したように、女子医も調査すべきである
2009年当時の女子医大/医療・病院管理学講座の教授は上塚芳郎氏で、現在の学長補佐だ
gyoseki.twmu.ac.jp/twmhp/KgApp?kozac=C50600000000&year=2009
www.twmu.ac.jp/HIJ/about/staff.html/
HPVワクチン(2)
◇子宮頸がんワクチン、“副反応”症状で初の研究成果
子宮頸がんワクチンをめぐる動きです。ワクチンの副反応とみられる症状について、厚生労働省の検討部会は「痛みなどの心身の反応」と結論づけていますが、症状を検討している厚労省の研究チームが、これに真っ向から反論する新たな研究成果をまとめたことがわかりました。
今年1月、厚生労働省の検討部会は、子宮頸がんワクチンの副反応とみられる症状について、“筋肉注射という針の傷みや医師の説明不足などの『心身の反応』が原因”と結論づけました。しかし、これに真っ向から反論する研究論文が発表されることになりました。
「(副反応の)全てのことを“心因反応”で説明することは医学的に不可能」(厚労省 副反応・痛み研究チーム信州大学医学部 池田修一教授)
信州大学の池田修一教授は、厚生労働省の副反応研究チームの1つで代表を務めています。副反応の疑いがある患者40人を調査。「患者29人に自律神経の異常がみられる」とする研究成果をまとめました。
「普通は神経の束がぴっちり整列している。ところが神経が壊れると神経の中が“むくむ”」(厚労省 副反応・痛み研究チーム信州大学医学部 池田修一教授)
今回、初めて撮影された重い副反応の疑いがある患者の皮膚内の神経写真。軽い症状の人に比べて、白い部分、「むくみ」が多く見られ、異常が出ているのがわかるといいます。また、「まひやけいれんが生じている患者の手足は温度が健康な人と比べて低い」というデータ結果も出ました。自律神経の異常により、血流が悪くなっている可能性が高いといいます。
さらに池田教授らが着目しているのは、「体位性頻脈症候群=POTS」という症状です。起き上がった時などに立ちくらみや目まいが起きる障害の一つ。池田教授は、こうした症状は「心身の反応」や「自然発生的」なものとは説明できないと強調します。
「POTSはウイルス感染が先行しないと起こらない病態だと言われている。自然発生的に起こることは考えられない」)厚労省 副反応・痛み研究チーム信州大学医学部 池田修一教授)
研究論文は、世界80か国に配信されている学会誌に9月に掲載される予定です。
小児神経内科の専門家は、「ワクチンと副反応に因果関係があること」を示すと評価します。
「ワクチン自体が身体に影響を与えて、末しょう神経、特に自律神経の問題を引き起こしている可能性がある」(国立精神・神経医療研究センター 佐々木征行小児神経診療部部長)
厚生労働省は今回の研究の成果について、「“心身の反応”とした部会の結論に影響は出ない」としています。(2014/6/9, 23:12)
【論文】
Peripheral Sympathetic Nerve Dysfunction in Adolescent Japanese Girls Following Immunization with the Human Papillomavirus Vaccine
Internal Medicine 53(19) 2185-2200, 2014
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/53/19/53_53.3133/_article
堺春美 日本臨床ウイルス学会 総務幹事の厚生労働省への提出資料 補足情報
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000038477.pdf
の2ページ目の「文献GSK臨床試験報告(Lancet Oncology) 重複があるとして、重篤な有害事象と新たな慢性疾患の発症と新たな自己免疫疾患の発症は最低でも9.0%」は、堺先生の資料には文献名が書かれていませんが、以下の文献のTable 3です。
http://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(11)70286-8/abstract
The Lancet Oncology, Volume 13, Issue 1, Pages 89 - 99, January 2012
Published Online: 09 November 2011
Overall efficacy of HPV-16/18 AS04-adjuvanted vaccine against grade 3 or greater cervical intraepithelial neoplasia: 4-year end-of-study analysis of the randomised, double-blind PATRICIA trial
(2014年3月2日に私がアクセスした時にはこの論文はネットで無料公開され、無料でダウンロードできていました。しかし、現在は有料に変更されています。)
Re: HPVワクチン(1)
情報を頂き有難うございます.
HPVワクチンに関わった中心人物が,深刻な健康被害を出したにも関わらず,何食わぬ顔で要職に付いているというのですね.耳を疑う話です.
Re: HPVワクチン(2)
情報を頂き有難うございます.
ちゃんと問題に向き合っている医師も確かにおられます.一方でこの期に及んで見て見ぬふりをする厚生労働省に嫌気がさします.
Re: 堺春美 日本臨床ウイルス学会 総務幹事の厚生労働省への提出資料 補足情報
情報を頂き有難うございます.
その後・・・
探してみたけど見付からず、とても気になっています。(>_<)/
Re: その後・・・
ご質問頂き有難うございます。
残念ながらその患者さんは途中で来院されなくなり、その後どうなったかは把握しておりません。
そうですか・・・。
そうですか、それは残念ですね。
その患者さんが、少しでも快癒に向かわれている事を、心より祈念しております。
コメントの投稿