専門知識がなくても考えられる
2014/10/14 00:01:01 |
ふと思った事 |
コメント:21件
科学が発達し,身体の中で起こるあらゆる出来事が,
あるいは病気の時に起こっているという出来事が,
分子レベルで解明されていくという事は素晴らしい事だと思います.
しかし,分子レベルの世界は細かくて複雑で,
しかもまだ未解明の分子の存在などもあったりするものなので,
人体という小宇宙(ミクロ・コスモス)に対して時々進むべき道を見失うようになる事があります.
「やっぱり細かい話は専門家じゃないとわからない・・・」というふうに.
私でさえ細かい分子生物学的な知識には疎い人間です.
でも,そういう時は一旦引いて大きな流れで事象を見つめてみるといいと思います. 例えば,本ブログでもしばしばとりあげる「スタチン」というコレステロールを下げる薬についてです.
このスタチンがよいという医師と,スタチンはよくないという医師に世の中は大きく二つに分かれます.
はたして,こういう場合どちらを信じるべきか,あるいはどのように判断していけばよいでしょうか.
参考までに,私であればこう考えていきます.
まずコレステロールの存在意義から考えます.
コレステロールは,細胞膜,脳神経細胞,生体ホルモン,消化液,ビタミンの材料となる成分です.
全体の8割が肝臓で合成され,2割は食品から摂取されると言われています.
あるいは,脳の乾燥重量の65%は脂質であり、その1/4はコレステロールです.
これらの事実からコレステロールが生体の中で重要な役割を占めているという事は想像に難くありません.
一方で,糖質制限をすると体調がよくなります.
江部先生の提唱されるスーパー糖質制限食を実践すれば,HDLは上昇しますが,LDLの変化は上昇,不変,低下と三者三様ですが,多くの場合一過性だとされています.
また糖質制限+蛋白制限に相当するケトン食療法中にコレステロールが上がるという脂質異常症をきたす報告は多いですが,こちらも多くは一過性です(Freeman JM, et al.:The ketogenic diet. A treatment for children and others with epilepsy. Demos, 2006.)
このケトン食には難治性てんかんを治すなど,糖質制限以上の治療効果をもたらすインパクトがあります.
そして私は最大8日間の絶食療法を行い,その時の血液と尿を調べた経験がありますが,
この時,ケトン体以外にLDL,尿酸が急上昇するという事を知りました.
さらには,絶食療法を行う事によって,最も体調がよくなるという経験もしています.
この流れの中で,コレステロールというものをどうとらえるのが妥当でしょうか.
生体内の様々な重要物質の材料であり,かつコレステロールが抗酸化作用を持っているという事実,
これは糖質制限,ケトン食,絶食療法を行う事によって,
身体の中で起こっている炎症反応を必死に制御しようとしている証拠ではないかと私は思うのです.
尿酸にも抗酸化作用がありますし,ケトン体にも抗炎症作用があります.
まさに一丸となって炎症を制御しようと身体が頑張っているとみるのが自然ではないでしょうか.
その結果,炎症が修復された場合にコレステロールの高値が一過性で治まるというわけです.
そんな状況の中で,コレステロールを強制的に押さえるスタチンを使ったらどうなるか.
身体の大きな流れに逆行しようとしている事は明らかではないでしょうか.
糖質制限を知り,スタチンが正しいかどうかの議論に私の迷いはなくなりました.
基本的に「スタチンを使うべきではない」と私は考えます.
唯一の例外は「家族性高コレステロール血症」ですが,
それについては次回考えてみたいと思います.
たがしゅう
プロフィール
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
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脂質
話の内容が違うので申し訳ないのですが。
糖質制限を長くしてても便秘の場合(元々便秘なのですが・・・) 脂質を多めに取るのが良いという記事を見つけました。オリーブオイルのオレイン酸が便秘に良いのか、もしくは、飽和脂肪酸を多めに取るのがいいのか、迷っています。野菜の食物繊維!という意見もありますが、私の考えでは、脂質に注目する方が糖質制限を基準に考えても理にかなってるのではないかと考えています。
普段から脂質を取ってるつもりですが一食の為か足りないのかなぁと思って・・・。私も、少食かつ糖質制限が良いと思っています。ですが、便秘で辛くて。
食べ過ぎは良くないとしても、脂質を増やした方がいいのかなと。。。
そうした時に、オリーブオイル(もちろんエキストラバージン)を飲もうか それとも、飽和脂肪酸(バターなど)を多めに取るべきなのか、便秘というものに注目した時にどちらが有効だと考えられますか?
良ければご意見をお聞かせください。
コレステロールも扱いよう
ところで、先生はスタチンを基本的に使うべきではないということですが、
糖質制限をしていない、もしくは続けられない人にとってはそれで大丈夫なんでしょうか。
コレステロールも必要があるから体内で作られ、利用されるのであって、それを薬で無理矢理下げていい訳がないという事はわかるのですが、
動脈硬化にしても糖質制限していなければ日々高血糖による炎症に晒され、コレステロールが(結果的に)動脈硬化を引き起こしてしまう事になると思います。
糖質制限を指導したとしても、それを守れなかったならば当然そうなるのでしょうが、そういう場合はどうしているのかな?と思ってしまいました。
先生の記事には糖質制限を失敗・挫折してしまう人がよく登場するので、その人はどうなってしまうのだろうと考えてしまうもので…
Re: 脂質
御質問頂き有難うございます.
> 私も、少食かつ糖質制限が良いと思っています。ですが、便秘で辛くて。
> 食べ過ぎは良くないとしても、脂質を増やした方がいいのかなと。。。
辛い程の便秘がある状況であれば,それこそ一旦胃腸を休ませてみるべきだと思います.
すなわち(プチ)断食です.ある程度断食を続けていると宿便というものが出ます.その後は私の場合ですが便は出ませんが,食べてもいないので当然辛いという事はありません.
どれが宿便だったのかは後になってわかる事ですが,許容できる範囲で宿便が出るまでいろいろな期間の断食を試してみるというのが一つの方法になるのではないかと思います.御参考にして頂ければ幸甚です.
Re: コレステロールも扱いよう
コメント及び御質問頂き有難うございます.
私の記事が多くの人がスタチン問題を考えるきっかけになってくれれば有難いですね.多くの医師は無条件でスタチンの効果を信用しているので,もっと真剣に考えられるべきだと思っています.
さて,
> ところで、先生はスタチンを基本的に使うべきではないということですが、
> 糖質制限をしていない、もしくは続けられない人にとってはそれで大丈夫なんでしょうか。
> 動脈硬化にしても糖質制限していなければ日々高血糖による炎症に晒され、コレステロールが(結果的に)動脈硬化を引き起こしてしまう事になると思います。
> 糖質制限を指導したとしても、それを守れなかったならば当然そうなるのでしょうが、そういう場合はどうしているのかな?と思ってしまいました。
残念ながら糖質制限を守れない人にはスタチンの使用を許容する場合があります.
超悪玉とされる酸化型LDLも一緒くたに下げる事が目的ですが,当然ながら他のコレステロールも一緒に下がるので最善の策ではないと思っています.
ただ,ある脂質栄養学会の先生に言わせれば,そうした使い方でさえも許容すべきではない,という御意見もあるようですね.
便秘について
私も糖質制限を開始してから便が硬くなりました。でも、脂質を多く摂取することで、便通が良くなりましたよ。
おすすめは牛脂ですね。スーパーで肉を買えば無料でもらえるので重宝しています。
牛脂には飽和脂肪酸もオレイン酸も多く含まれていますから、まるさんも試されてはいかがでしょうか?
そのまま食べるのが効果てきめんですが、炒めものを作る際にフライパンに引いて、調理後は料理にかけると良いですよ。
スタチン 私のケース
15年前に境界型糖尿病と言われてからHbA1cには注意していたのですが、大血管疾患の危険因子とされる食後高血糖の存在を軽視した結果、狭窄率50-70%の頸動脈プラークが発覚。
それからスタチン(クレ○○ール2.5mg)が処方され、その3カ月後に糖質制限に出会い、即刻開始しました。その結果、発覚1年後のエコー検査で狭窄率25-50%へと大きな退縮効果が達成できたことを以前ご報告しました。
今年はさらに1年が経ち、線維化、石灰化した部分が残っていて狭窄率の変化はないものの、内頸動脈の太さ程度は確保されていることがMRI検査でわかり、安心しました。
スタチンによるプラーク退縮については国内外の報告がいくつかありますが、退縮率はあまり大きくないように感じます。ここで私の考えですが、私の場合、スタチンでLDLは確かに低下(155→85)しましたが、それより糖質制限でHDLが増加(57→88)しましたので、退縮にはHDLの掃除効果が大きかったように思われるのです。
動脈硬化は、最近ではLDLコレステロールではなくて、酸化LDL、small-dense LDL、レムナントなどと血管の炎症がかかわっていると聞きます。
これには、酸化ストレスを減らして中性脂肪を下げる効果のある糖質制限がまさにうってつけと思います。
こう考えてくると、糖質制限をしていればスタチンでLDLを下げるのはどんな意味があるのかなと思います。
スタチンの内服はまだ続けていますが、もうそろそろやめてもよいか内心迷っています。たがしゅう先生のお考えを聞かせていただけるとうれしいです。
便秘について
自分は、良くないとは思いつつも、圧倒的に飽和脂肪酸(主にバター)が多いです。
ただ調理には油は使用していません。
油ではありませんが、難消化性のビートオリゴ糖(ラフィノース)を小さじ1杯ほど摂ってます。
腸内細菌叢を良くするためと快便のために使用しています。
小腸では吸収されず、大腸で短鎖脂肪酸として使用されるので、腸にも体にも良いものと思っています。
野菜の摂取が落ちると便秘になりがちですが、そのときはラフィノースを増量してます。
便意があると難なくするっと出てくれてます。
Re: 便秘について
御助言頂き有難うございます.
私は生来便秘で困った事のない人間ですので,ミスターT さんの実体験を伴うアドバイスの方が適切かもしれません.まるさん,是非とも参考にして頂きたいと思います.
Re: スタチン 私のケース
御質問頂き有難うございます.
> 今年はさらに1年が経ち、線維化、石灰化した部分が残っていて狭窄率の変化はないものの、内頸動脈の太さ程度は確保されていることがMRI検査でわかり、安心しました。
> スタチンの内服はまだ続けていますが、もうそろそろやめてもよいか内心迷っています。たがしゅう先生のお考えを聞かせていただけるとうれしいです。
なぜ動脈硬化が起こるのかを考えた時に,まず対応すべきは酸化ストレスリスクだと私は思います.
従って,私の考えは,「糖質制限が第一,スタチンは不要」が基本です.
Re: 便秘について
貴重な情報を頂き有難うございます.皆さん,きっと参考になると思います.
No title
便秘に悩んでおられるなら、植物繊維を減らしてみるのも良いかと思います。あるいは野菜を良く噛んで繊維を細かく潰すのを意識するのも良いかもしれません。
Re: No title
御助言頂き有難うございます.
No title
>「糖質制限が第一,スタチンは不要」
つぎの日の記事、「酸化ストレスがコレステロールを増やす」を読み、ますます納得がいきました。
まさに「専門知識がなくても」できる糖質制限が基本ですね。
あまたの治療法、治療薬が開発されている中で、予防に勝る治療法はないと言えますね。
Re: No title
コメント頂き有難うございます.
> あまたの治療法、治療薬が開発されている中で、予防に勝る治療法はないと言えますね。
そう思います.
私は予防というのは治療の延長線上にあると考えています.
つまり「予防法というのは,可逆的な変化が不可逆的な変化になる前に実践できる治療法」ということです.
脂質摂取量について
たがしゅう先生、失礼してこの場をお借り致します。
『釜池エネルギー代謝・食事理論』を目指している者です。
現在の食事はほぼ肉、卵、少量のチーズで野菜もほとんど摂取してません。
糖質制限から始まり、現在の糖質ゼロに至りますが唯一便秘に悩んでおります。
利尿作用の働く珈琲を控えめにし、水分補給を意識的に行い、脂質の摂取量(主に牛脂とバター)を増やし、最近は圧力鍋で作る鶏ガラスープも取り入れ始めました。
牛脂15〜20g・バター10gほどを一回の食事(1日1食です)で摂取してますが、ミスターTさんの一回の摂取量、1日の摂取量はどの位でしょうか。
ご参考までにお聞かせ願えれば幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
RE:脂質摂取量について
牛脂の摂取は毎日ではありません。10日に1回ほど、20g程度の牛脂をスーパーで2個もらって調理に使うか、そのまま食べるかしています。
あと、鶏皮も月に1回ほど200g~300gを1食で食べることがあります。鶏皮も脂質が多いですね。
それとサラダにはマヨネーズもたっぷりかけます。
脂質の1日の摂取量はどの程度か詳しくは測ってませんが100g以上はあると思います。コーヒーは1日に3杯飲んでいます。トイレに頻繁に行きたくなるので、控えた方が良いと思いますが、特に気にはしていません。
他には納豆と豆腐をほぼ毎食食べています。ヨーグルトは1日2食150g程度です。
ちなみに排便回数は毎日か1日おきです。糖質制限前は1日に2回程度でした。食事は1日2食で、朝食はハムを40gほど食べる程度です。
糖質制限開始から半年以上は便が硬かったですが、次第に柔らかくなっていきましたよ。
RE:脂質摂取量について
早々に詳しいご返信頂きましてありがとうございます。
大変参考になります。
ところで、牛脂をそのまま召し上がる時もあるとの事ですが、何か理由があるのでしょうか。例えば加熱しない方が何かしらのメリットがあるとか。そのままと言うのは特に味付けもせず口の中で溶かしながらですか?
質問ばかりで申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いします。
RE:脂質摂取量について
>ところで、牛脂をそのまま召し上がる時もあるとの事ですが、何か理由があるのでしょうか。例えば加熱しない方が何かしらのメリットがあるとか。そのままと言うのは特に味付けもせず口の中で溶かしながらですか?
私も糖質制限を開始して間もないころは、便が硬くてあれこれと考えていました。そして、自分の便がパサパサに乾燥していることに気づいて、腸内の潤滑油が足りないのではないかと思い、脂質を多く摂取しようと考えました。
たまたまスーパーで肉を買った時に牛脂が無料でもらえることを思い出し、試しにひとつもらって、そのまま食べてみたところ、翌日から3日間ほど便通が良くなりました。便の色も薄く白っぽくなっていたので、牛脂の効果が出ているのだろうと想像し、それから実験的に何度か牛脂をそのまま食べました。やはり、牛脂を食べた翌日は便通が良くなるので、脂質と便通が関係していると思うようになりました。
また、厚生労働省のホームページにも、しっかりと脂肪酸が便秘予防に大切といった旨のことが記載されています。
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-010.html
牛脂は、そのまま食べても味がないので加熱した方が良いですね。加熱せずに食べてもお腹を壊したり体調が悪くなったことはありません。でも、加熱した方が安全だとは思います。
RE:脂質摂取量
ミスターTさん、ご返信ありがとうございます。
昨晩早速牛脂の量をいつもの倍に増やしてみました。
牛脂のみを増やせばよかったのですが、ちょっと風邪の引き始めだった事もありたんぱく質の摂取量を増やしておこうと、肉の量も増やした為ちょっとエライ目にあいました…。
朝…ブラック珈琲一杯
昼…バター10g
夜…鶏ガラスープ+卵一個・牛肉300g+卵一個+チーズ20g+牛脂40g+バター10g
食事中ちょっと食べ過ぎかもと感じながら美味しくてつい全部平らげてしまいました。就寝後まず食べ過ぎにより吐き気がして来たのですが、起き上がったら治ったのでそのまま再び眠り、数時間後今度は腹痛に襲われました。よく、ラードを沢山摂取するとお通じがつるりと出ると聞いてましたが、今回そのつるり感を私も初めて経験しました。そしてそれを通り越し全てを出し切った感じです。辛い時間でしたが溜め込まれていたものが、全ていっきに排泄された感じで今日は朝から非常にスッキリしてます。
今後は今回の脂質量を参考に摂取量をもう少し加減して、自分に必要な量を見極めたいと思います。
ありがとうございます。
RE:脂質摂取量
一読者さん、吐き気と腹痛、大変だったようですね。
でも、便が出たのは何よりです。
調子の良いときは本当につるりと出ますよね。それも、お尻を拭かなくてもいいんじゃないかというくらいきれいに。
腸内が常に潤っていれば便通が悪くならないと思うのですが、腸内を自分自身で確認できないので、私の妄想でしかありません。
Re: RE:脂質摂取量
有益なディスカッションをして頂き誠に有難うございます.
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