わかりやすく伝える能力

2013/09/03 07:17:29 | ふと思った事 | コメント:0件

2011年11月、夏井睦先生のホームページで糖質制限の存在を知り、すかさずそこで紹介されていた「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」という本を読みました。

最初にそれをみた時は、「本当に?」という疑いの気持ちでした。ただそういう気持ちがありながらもそこで紹介されていた劇的改善例に魅せられ、メタボにも効くというので、とりあえずやってみようという気持ちになりました。私はもともと三度の飯より米が好き、という質の人間でしたが、その時に自分の中でさしたる抵抗感はなかったのを覚えています。なにせ効かないと思ったら元の食事に戻せばいいだけの事ですしね。その後はスムーズにやせていったというのは前にお話しした通りです。

この時、最初の「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」を書かれた江部康二先生、文章が非常によみやすいという印象を受けました。本を読むのが苦手(本は好きですけど)な私でもすんなりと読み終える事ができました。この「他人へわかりやすく伝える能力」、とても大切です。この事は、知識量の多さとは比例しないように思います。何故なら知識はたくさん持っていても、難解な専門用語をたくさん知っていても、話がわかりにくい人は山ほどいるからです。人へわかりやすく伝える能力を持つ人は、知識がある事は前提として、さらにそれをうまくまとめる「知恵」のある人だと思います。

私もそんな風になりたいと、心から思います。



たがしゅう
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