文化は絶対的なものではない

2014/08/06 11:18:47 | 断食レポート | コメント:0件

断食4日目の体重です。服を着た状態で、

 100.2kg⇒98.6kg⇒96.8kg⇒97.0kg(-3.2kg)

あれ、不思議ですね。昨日より少し増えています。

お茶を飲みすぎたからでしょうか・・・?

朝は8時から1時間程、鍼治療とマッサージの治療を受けました。

鍼というのは私は初めて経験しましたが、ほとんど痛くないですね。

文字通り「ハリ」を刺すのですが、治療用のものすごく細いハリのようでして、

ツボを刺激しやすいよう形状が工夫されているそうです。 そして、一般的には刺されて痛いところほど、そのツボの場所が弱っているということみたいです。

私はそんなに痛くなかったってことは、たいして身体は悪くないと解釈していいんでしょうかね。

さて、いよいよ10時から回復食ということで、

まずは三分粥とみそ汁、それから小さな梅干しが出ました。



それを一口一口100回噛むようにして、約30分かけて食べました。

そこに含まれている不要なものを排除するつもりでよく噛んで食べました。

時間をかけて食べたせいか、結構満腹感と満足感がある感じで食事を終えることができました。

その後、すぐに同じ服着た状態で体重を測ってみると、

 97.8kg

と若干だけ体重が増えていました。

今後これがどうなっていくでしょうかね。


ついでに、食事の際のこぼれ話を一つ。

フランス帰りでこの道場に参加された御年配の男性が、

日本とフランスの違いについて興味深い事を教えて下さいました。

日本とフランスでは結構いろんな事が逆なんだそうです。

例えば、日本での「おいでおいで」とこっちへ人を呼びよせるジェスチャーは、フランスでは「さよなら」を意味します。

また雨が降っているかどうか確かめるのに、日本では手のひらを上に向けますが、フランスでは手の甲を上に向けるそうです。

さらには、ノコギリを使って木を切る時に、日本では引く方に力を入れて切りますが、フランスでは押す方に力を入れて切るように道具ができているそうです。

なぜそのような違いが生まれるのかを考えた時に、

日本では手の平からエネルギーが中に入っていくというイメージがあるのに対し、

フランスでは手の甲からエネルギーが中に入っていくというイメージがあるからなのだそうです。

そういう点で日本とフランスでは脳の使い方が異なっていて、

それが文化の違いとして形作られている、ということのようです。

自分たちが当たり前のように行っている行為も、

ある一定の脳の使い方を持った集団の中に属していることで、

いつの間にか培われたものにすぎないということでして、

万人にとっての共通原理ではないこともあるという話だと解釈しました。

日本人は米を食べなければならない、という考え方も、

まさにそうやってできたものではないでしょうか。

その事に気付けば、文化にこだわり過ぎることなく、

自分が最もよいと思うスタイルを、もっと自由に捜し求めていけばいいと思います。

忘れないうちに折角の貴重なお話を書き記しておこうと思いました。


さて、今日は17時までフリータイムです。

折角なので、一大ウォーキングとして夕方までこの施設一帯を大きくウォーキングしてこようと思います。

暑いので水分補給にも留意したいと思います。

皆様もどうぞ夏は熱中症にご注意ください。


たがしゅう
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