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必要な分を必要なだけ食べる
100.2kg⇒98.6kg(-1.6kg)
酵素ジュースだの、人参生姜湯だのを飲んだ割にまあまあ減っています。
でもまぁここまでは想定内ですが、4日目の回復食になってからどうなるかが気になるところではあります。
さて、16時からは「食のワーク」というちょっとした体験学習会がありました。
内容は、二口分の玄米をそれぞれ100回かんで食べるというものです。
その際、ただ食べて終わるのではなく、「食べる」というのはどういうことなのかを教えて頂きました。
我々は普段意識はしませんが、本来五感を使って食べるというのが理想の食べ方だというのです。
目や鼻、食感など全てをフルに使って食べるとよりおいしくなるもので、
テレビを見ながらだとか、何かをしながら食べるというのでは、本来のおいしさが弱まってしまうという話でした。
例えば、目を閉じて食べるとそれだけでもおいしさは減りますし、
さらに鼻をつまんで食べてみるとより一層おいしさが消えていってしまうといいます。
そう考えると食べることに集中するというのは、当たり前のようですが、意識して心がけなければならないことかもしれません。
そして100回噛んでいる間、身体の中でどのような事が起っているのかを感じるように指導されました。
例えば唾液がどこから出ているか、噛んでいる場所がいろいろ変わっていっていないか、噛んだ玄米はどう変わっていくか、
そうした噛むことによって生じる自分の変化を観察することが食事に集中するという事につながるというわけです。
話の中で噛むことの効能の一つに、
「噛むことで消化が進み、胃の負担が減る」というものがありました。
そして「胃もたれというのは胃の動きが止まって食べものが滞っている状態だ」と説明されました。
以前ブログ読者のワンクロ先生に糖反射という現象について教えて頂いたことがあります。
これは、糖が胃の動きをぴたっと止めてしまう現象の事です。
医学的にみれば、この現象がある事が、食べ物で胃もたれを引き起こす要因の一つと思われます。
噛まないことで未消化のまま胃の中に食事が入ってしまうと、
そこでさらに消化をする必要があるわけで、より一層胃へ負担をかけてしまうという事につながります。
だからよく噛むことは胃の負担を軽減し、ひいては胃もたれを予防する事につながるという話であり、
きちんと理にかなっているように感じました。
他にも噛むことの効能として次のものが紹介されました。
①よく噛むと満足感が得られ、食べ過ぎないようになる。
②唾液(消化酵素)がよく出るので、消化吸収がよくなる。
③唾液は抗菌や抗がんの働きがあり、免疫力が向上する。
④脳の血行がよくなり、脳細胞が活性化する。
⑤自律神経が安定し、ストレスの影響を受けにくくなる。
⑥歯根に刺激が入り、歯が丈夫になる。
⑦あごの筋肉が鍛えられ、顔が引き締まる
MEC食の渡辺先生も30回噛むことを強く推奨されていますが、
噛むことにはこれだけたくさんの効能がある事を改めて知らされました。
やっぱり無理とか言ってないで、噛まないとダメですね。
そしてもう一つ、食べることにきちんと集中するために、
「栄養摂取の誓い」というヨガ普及の草分けとなった沖正弘氏の言葉を、食べる前に読むよう指導を受けました。
その内容が以下の通りです。
『栄養は自分に良いものを取り入れ、自分に悪いものを入れず、
不要なものは出し切ることであると知りました。
今からの私は、自分の内在智の教えに従って、
自分に適し自分に必要なものを取り入れ、
不要で不適なものは、出し切るよう努めます。』
私の考えの「食べることはリスク」であると同時に、
食べる事によって生命維持に必要な栄養素を身体に取り入れることができることもまた事実です。
そのプラスの栄養学とマイナスの栄養学の折り合いをつけている芯をついた言葉であるように感じました。
つまり私なりに解釈するならば、
「必要なものを必要なだけ食べること、ただしそこには悪いものも入っている可能性があるから、それを除去できるように代謝障害を起こさないようにしなさい」
という事になるでしょうか。
本当に目指すべき道は、
断食の先にあることが見えてきたように思います。
今夜はクリスタルボールヒーリングというのと、寝る前の安眠のヨガがあります。
空腹感はさほど感じず、今夜もぐっすり寝れそうです。
たがしゅう
コメント
No title
2014-08-05 00:11 仙川イエローポロシャツ鈴木 私は改名します、今後は岡田以蔵で URL 編集
Re: No title
コメント頂き有難うございます。
ところでお名前ですが、それでは改名の意味がないような…?
2014-08-05 04:58 たがしゅう URL 編集