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太らない代わりに体調を崩す

category - 素朴な疑問
2014/ 05/ 11
                 
先日、とあるイベントで

ある若い女性の方が参加されていました。

その方はほっそりとしていて、およそ見た目は糖質制限をする必要のなさそうな方でした。

ところが、その方と何気無く話をしていると、

実はその方には花粉症があって、いつも内服や点鼻薬が欠かせないそうです。

しかも冷え症があったり、逆に暑い時はのぼせてよく夏バテするとの事でした。

私にはこうした状態にも糖質の関与があるような気がしてなりません。
            

実際、花粉症が糖質制限をする事によって改善する話はよく聞きます。

一方で花粉症は一度かかると完全には治らないとされています。

最近になって花粉症の「減感作療法」と言って、

花粉に徐々に慣らして異常な免疫反応が起こらないようにさせるという、

花粉症の根治を目指す方法が注目されています。

この治療法は今までは注射薬で行うのが基本でしたが、

舌の下に薬を垂らす「舌下減感作療法」という患者さんにより負担の少ない方法がこの6月から保険診療で行える事になるそうです。

これで免疫の方を花粉に対して反応しないよう身体をだますというのがこの治療法の原理ですが、

もしも糖質頻回過剰摂取によってかく乱された免疫が花粉症の根本原因だとすれば、

身体をだましたところで免疫がかく乱され続ける以上は、

また新たな問題が出てくるのではないかということを危惧します。

寒いときには冷えで悩み、暑いときにはのぼせで悩むというのも、

自律神経系が十分に働いておらず、体温調節がうまく行っていないのではないかと、

そしてその自律神経がうまく働かない原因も糖質の過剰摂取にあるような気がしてくるのです。



仮にその仮説が正しかったとして、

その事を彼女に納得させるのは至難の技です。

糖尿病や肥満であるならいざ知らず、

糖質の過剰摂取が花粉症や冷え、のぼせの原因になるとは直観的にわかりにくいし、説明しにくいからです。

しかもそういう人は往々にして甘いもの好きです。

「甘いものをやめるくらいなら今のままでいい」という感情がまた、彼女らを根治から遠ざけます。

私は、彼女らは太らない代わりに体調を崩してしまっているのではないかと思っています。

逆に言えば、太る事はある意味病気にならないよう身を守ってくれているようにも思えます。

例えば私はずっと肥満の人生でしたが、花粉症に悩まされたことは一度もありません。

ただしその代わり、肥満があると当然見てくれは悪いですし、

肥満も度を越して代謝が破綻すれば身を守る事ができなくなり、さすがに糖尿病にもなるし、花粉症にもなっていってしまうのではないかと思います。



そう考えると太るのもやせるのも良し悪しですね。

ですが、いずれにしても糖質を避けた方がよいのは間違いなさそうです。

糖尿病、肥満以外の人にも糖質制限をきちんと勧められるように、

これからも糖質制限を勉強していきたいと思います。


たがしゅう

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