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自分の身体に任せてみる

category - ふと思った事
2014/ 05/ 10
                 
今日は私の住む地域はとてもいい天気です。

難病患者さん達と一緒に花を見に出かけるイベントに参加しています。

あたたかい陽の光が当たる中、きれいな花を見ていて、

心がとても穏やかな気持ちになります。

このように日光を浴びるという行為も、

実は健康を保つ上で大事なことになります。
            

例えば、ヒトは日光を浴びる事でビタミンDを合成することができます。

ビタミンDは、骨の健康を維持する上でとても大事です。

また日光を浴びる事で身体の中のバイオリズムが整えられて、良質の睡眠が得られるとされています。

この時に関わる重要な物質にメラトニンというものがありますが、

このメラトニンは、当ブログでしばしば取り上げるセロトニンから作られます。

という事は大元はタンパク質から作られるという事です。

このように日光を浴びる事で得られるメリットはいろいろありますが、

文明が発達し、家ができ、電気ができ、

室内でも楽しめる様々なアミューズメントができてきた現代においては、

日光を浴びる機会があまりにも少なくなってきたのかもしれません。

一方で日に当たり過ぎる事で、皮膚ガンのリスクが増えるという事を不安視する声も聞きます。

特に女性は日焼けを気にされている方、多いですよね。

確かに、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」であり、

日に当たり過ぎるというのもよくないというのはわかります。

しかし逆もまた然りであり、

日に当たらなさすぎるのもよくないのではないでしょうか。


私は思うのですが、

「日光には良い面と悪い面とある」

「では一体どのくらい日を浴びるのがよいのだろうか」

こういう答えがわからない問題を考える時に、

自分の身体に任せるのが一番なのではないかと思うのです。

紫外線も酸化ストレスになるので、

確かにそれが蓄積すれば皮膚ガンのリスクも増えてしまうのでしょう。

しかし私たちの身体にはそうした酸化ストレスに対抗するための、病気にならないための様々なシステムがもともと備わっています。

抗酸化物質しかり、修復酵素しかり、NK細胞しかり、

そういう身体の防衛機能を邪魔することさえしなければ、

多少日光を浴び過ぎたところで、自分の身体がうまいこと修復してくれるのではないかと思っています。

そして身体の防衛機能を邪魔しないために食の観点から大事な事は、

生体内の主要エネルギーである脂質、身体の主要な構成成分であるタンパク質を十分確保すること、

そして恒常性を保つべき血糖値を乱す糖質を極力摂らない、

という事だと私は考えます。

勿論、100点を目指す人はそれだけでは不十分かもしれませんが、

少なくとも私はそういうスタンスで生きていく方が楽に思えます。


とはいいながら、私インドア派の人間なので、

たまには外に出て散歩でもしないてダメだなと、

そう感じたうららかな春の日でした。


たがしゅう

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コメント

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花のこと
こんにちは。
お花を見るのって素敵ですよね。今ならつつじや藤の花、ライラック、こでまりetc.
このあいだまであんなに美しかった桜も散りゆき久しく。
でも次々に花たちはバトンを回してくれて、あれよあれよという間に再び、桜花が戻ってきてくれるはず、きっと。
6月にはバラが待ち遠しいです。一年ぶりに会えるお花たちには「また会えたわね」という気持ちです。次の花を待って、あっという間に一年が回ってしまいます。
ところで先生が眺められたのは、何のお花だったのでしょう?
Re: 花のこと
エリス さん

 コメント頂き有難うございます.

> ところで先生が眺められたのは、何のお花だったのでしょう?

 何の花というよりは,いわゆるフラワーパークだったのでいろいろな花を見てきました.

 私は花にはあまり詳しくないので,何がどうとかあまりよくわからないのですが,それでもきれいだと思いましたし,楽しむ事ができました.
中庸
40代の内科医師です。

糖質制限を開始し、約3年が経過しました。

学生時代に体を動かしていた頃の体重位を維持しております(BMI 21~22 程度)。

たがしゅう先生と同年代なのではないかな、と勝手に考えておりました。

『自分の体に任せてみる』『かきくけこ』『議論はしても、けなすべからず』など共感できるものが多数あり、毎日とはいきませんが、時々ブログを拝見させていただいておりました。

私は東北地方で勤務しており、まだまだ糖質制限食の認知度は低く、『かきくけこ』を実践する同志に巡り合えずにおります。

これからも、『かきくけこ』を心にとめて、ベストな糖質制限食を探求し、日々を過ごしていこうと思います。

これからも、記事を楽しみにしております。

乱筆、乱文、失礼いたしました。
Re: 中庸
うこんたれ さん

コメントを頂き有難うございます。また共感して頂き嬉しい限りです。

非常に根が深い問題であり、一筋縄にはいきませんが、

着実に広めて行くために地道な努力あるのみだと思っています。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
No title
たがしゅうさん

人間というのは昼間のサバンナというニッチで他の獣が食い残したものを見つけるのに特化した生物なのではないのでしょうか。体毛を捨て汗腺を発達させ嗅覚も聴覚も良いとは言えませんが、視覚のみやたら発達していますね。
おそらく人間だけが持っている時間という概念も日の光の長短が何らかの影響を及ぼしたのでしょう。その日光に頼った人類がたまたま同じように日光に頼った植物というものを栽培しはじめたという偶然の上に今の我々がおるんではないかとそんな気がします。
Re: No title
SLEEP さん

 コメント頂き有難うございます.
 
> 人間というのは昼間のサバンナというニッチで他の獣が食い残したものを見つけるのに特化した生物なのではないのでしょうか。
> おそらく人間だけが持っている時間という概念も日の光の長短が何らかの影響を及ぼしたのでしょう。


 面白い御指摘ですね.

 生物が進化の過程で陸上生活となり,その中でさらに適応していくために独自の進化を遂げてきたのでしょうね.その結果として,視覚が発達し日光も十分に活用できる性質を持つ事ができるようになったのかもしれません.