科学的な人は言い切らない

2024/05/02 09:30:00 | ふと思った事 | コメント:0件

また「ホメオパシーは非科学だ」という主張を見かけました。

そう思うのは自由だけれど、実際に受けたことも、施したこともないのであれば、

自分の心の中で思うだけにしておけばいいのに、わざわざ公言するのは何なんだろうと思ってしまいます。

何かこう、自分の知らないことへの謙虚さが足りないというか、自分が科学的で信用がおける人間だということをアピールしたいというか、

そうした人達の真意はわかりませんし、いちいち反応するのは野暮だと思いながら、ふと思ったことがあったので今回はそれを記しておこうと思います。

それは「科学的であることはそんなに良いことなのか」ということです。

例えば、抗がん剤は科学的ですか。科学的ですよね。さんざん科学的根拠に基づくガイドラインとかに取り入れて書いているわけですから

抗がん剤に対して個人的に思うところはたくさんありますが、ひとまず多くの人に同意してもらえるようなポイントに注目してみます。 抗がん剤は主にがん細胞を標的として、がん細胞全体を死滅させるように設計されている薬だと思います。

分子標的治療薬などはまさにその精度を高めようとして科学の髄を尽くしていると思います。

免疫チェックポイント阻害剤も免疫の仕組みを科学的に解明し、その仕組みを巧みに利用して作られた薬でしょう。

その反面で、どの種類の抗がん剤も例外なく不可避的に副作用を生じるということに反論の余地はおそらくないと思います。

つまり科学的な治療法を推奨する人達は、自分達の推奨する科学的な治療法によって、患者に対して少なからず害をもたらしている側面があるということです。

それって、絶対的に素晴らしいと言えるようなものですか?

絶対的に素晴らしいのだと言う人がいるのだとすれば、私とは価値観が合わないと思わざるを得ませんが、

少なくとも私はそれが本当に良いことなのかどうか、検討される余地のある治療法だと思います。


ワクチンだって同じ構造があります。あれだって、病原体の構造を科学的に解明し、免疫の仕組みを解明して、

その免疫の仕組みを巧みに利用して、病原体と接触する前から病原体に対する免疫を誘導しようと設計された薬ですよね。非常に科学的だと思います。

しかし抗がん剤と同様に、ワクチンにも不可避的に副反応を生じますよね。もちろん、個人を見て「私は副反応を感じなかった」というレベルの話はあったとしてもですよ。

その原理上、炎症を人為的に惹起するのがワクチンがやっていることなわけですから、当然その炎症がオーバーヒートすることは一定の確率で起こり得るわけです。

科学の髄を尽くして開発したはずのコロナワクチンに至っては、国や専門家達は一切認めようとしませんが、史上最大の薬害を引き起こしてしまった始末です。科学が進歩した割には大変お粗末な結果です。

百歩譲って薬害はないという価値観を尊重するにしても、まれながら不可避的に重度の副反応を生じることがあるということについては反論の余地はないはずです。

不可避的にそう言うことが起こることを認めているからこそ、予防接種健康被害救済制度というものが作られているわけですからね。

ということは、あなた達が科学的だというそのワクチンとやらも、少なからず患者に害をもたらしうる治療行為であるわけです。

いいんですか、その「科学的であることこそが絶対だ」とでも言わんばかりの、そのスタンスは。

科学的ってそういうことなんでしょうか。


私が思う科学的な態度というのは、

明確なことと、明確でないことの線引きに自覚的であって、

わからないことに対して謙虚で、かつより深くわかろうとする真摯さのある態度です。


決して「これが絶対的に正しいのだと豪語する」ような態度ではありません。

その傲慢な態度こそが、今もなお多くの人達を不幸へと導く医学を作り上げてしまったのではないでしょうか。

よく言う「科学が宗教と化してしまった」というヤツだと思います。

宗教のことを悪く言いたいわけでは決してありませんが、「これが絶対正しいと思い込む」という点で宗教の悪いところが先導してしまい、

科学の丁寧に事実を積み重ねていくという良さを飲み込んで、歪みに歪んでしまったのが現代医学だと私は考えています。

ある意味で最先端の医学の歪み方を私たちは今目撃してしまっているように思います。


仮に自分の主張と合致していたとしても「絶対的にこれが正しい」というスタンスは危ういです。

たとえば、「コロナは空気感染であることは、もはや科学的に証明されている」というような物言いも非常に危険です。

そこには「ウイルス」という前提を全く見直そうとしない頑なさが含まれてしまっています。もしも前提が根本的に間違っていた場合に、この態度は取り返しがききません。

言い切り型、断定型の物言いは、発する側は心地良いのかもしれませんが、

それがいかに科学からかけ離れた態度であるかということに、私たちは自覚的である必要があるかもしれません。

だから現代医学が正しいという前提を見直そうとしない人達から離れて、

医療を根本的に見直す活動を自らの手で行うことを、私は推奨しているのです。


たがしゅう
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