想像は病気を創造する

2024/02/21 18:45:01 | ふと思った事 | コメント:3件

前回はコロナワクチン接種してスパイクタンパク質を日常的に合成し続けるよう遺伝子を改変させられた人達の、

分泌物や排泄物を介して世の中はもしかしたらスパイクタンパク質だらけの状況になっているかもしれず、

接種者、未接種者に関わらず、皆知らないところでスパイクタンパクの暴露を受けてしまっていて、98%以上のほぼ全ての国民で「抗S抗体(スパイクタンパクに対する抗体)」が陽性になってしまっている可能性を指摘しました。

あくまでも可能性の話ですし、コロナワクチン登場前に「抗S抗体」だけを明確に調査したデータを私は見つけることができなかったので、検証のしようもないのですが、

一旦この仮説が正しいと仮定して、もしも今世の中がそんな状況になっているのだとすれば、これから私たちはどうすればいいのかについて考えてみたいと思います。

仮に世の中スパイクタンパクまみれだったら、何が困るかということを想像してみます。 まず思いつくのは、知らないうちに抗原へ暴露してしまい、その暴露によって異物除去システムが不当に駆動されてしまうことです。

一つのシステムが過剰に駆動されてしまうことになれば、他のシステムを運営するのに支障が出てくる可能性があります。

例えば風邪をイメージしてもらうと、体温産生システムが上昇している時には消化吸収システムが低下するというシステムの一時改変が起こると思います。

風邪のように一時のことであればいいですが、常にスパイクタンパクにさらされることでこのようなシステム改変状態が駆動され続けるとしたら、

時間とともにそれぞれのシステムが過剰適応や消耗疲弊を起こしていくであろうことが容易に想像されます。

ただ、世の中で見えない異物というのは何もスパイクタンパクだけではありません。

それこそ無数のウイルスだって見えない異物ですし、埃や花粉、PM2.5と総称される微粒子だって私たちはいろいろ知らないうちに見えない異物と接触し続けているはずです。

だからスパイクタンパク質まみれになったとしても、それは世の中に存在している無数の見えない異物の数が一つ増えただけだという見方もできるかもしれません。

一方でスパイクタンパク質の伝播にまつわっては、以前の記事でも触れたようにシェディングと名付けられた現象がにわかに注目を集めています。

簡単に言えば、コロナワクチンの未接種者が、コロナワクチン接種者に近づくと種々の体調不良をきたすという現象のことです。

私はこの話をはじめて聞いた時にその存在がにわかには信じられませんでしたが、次第にその可能性について考えていくにつれて、タバコの受動喫煙や化学物質過敏症と呼ばれるものに近い性質の話なのかもしれないと思うようになりました。

つまり一部の人にとっては確かに身体症状を誘発するけれども、大半の人にとっては特に症状を出すことのないものという構造があるということです。

そして症状を出す人はなぜ症状を出すのかということを考えた際に、これは異物除去システムの感受性の個人差なのではないかという気がしています。

この現象を病原体病因論の視点で見れば、スパイクタンパクやタバコの副流煙、化学物質は病原体であるようにしか見えないかもしれませんが、

宿主病因論の立場で見れば、見えない異物を察知する鋭敏なセンサーを持っている人達が期せずして苦しんでしまっているという視点に気づくことができます。

逆に言えば、世の中がスパイクタンパク質まみれであったとしても、それを認識するセンサーが鈍ければ、あるいはセンサーが鈍いが故にそれほど異物除去システムが過剰には駆動されないのであれば、

結果的に症状は出ないので、それはタバコに触れても気にならない人や、花粉と接触しても花粉症の症状が出ない人と同じように、別に大きな問題はないのかもしれません。

問題は鋭敏なセンサーを持ってしまっている人です。化学物質過敏症の人もまさにこういう状況だと私は考えています。

センサーが鋭敏であること自体は悪いことではないはずなのに、一体どうすればいいのでしょうか。


ここでいきなり話が変わるようで恐縮ですが、絶対音感について考えてみます。

絶対音感って言ってみれば、聴覚のセンサーが他のシステムに比べて非常に鋭敏になっている状態だと解釈できると思います。

以前当ブログで全盲のピアニスト、辻井伸行さんのお母さんが、伸行さんの才能をどう開花させたかについて語るエピソードを紹介したことを思い出しました。

その話を聞いた時に私は想像しました。もしかしたら伸行さんは生まれつき絶対音感を持っていたのではなく、

全盲で生まれ、視覚情報が遮断されているが故に、外界の情報取得を聴覚に集中させて発達させていったが故に、

必然的に絶対音感を獲得したのではないか、ということをです。

つまりセンサーの鋭敏化は身体の使い方を変えることで後天的に獲得しうるということです。

これをシェディング現象を感じる人や、化学物質過敏症の患者さんに当てはめるとどうでしょうか。

これはあくまでも想像ですので、確たるエビデンスはありません。しかし私は見えない部分を考える時によく共通構造に注目します。

聴覚に集中させることで聴覚のセンサーが鋭敏になるのだとすれば、

スパイクタンパクや化学物質のセンサーが鋭敏になることは、何によってもたらされるでしょうか。

私は「スパイクタンパクや化学物質が自分の体調を崩している原因だ」と信じて疑わないことではないかと思います。

もっと言えば、いつもそのことに頭を奪われて日々の時間を過ごしていることと言い換えることもできるでしょう。

つまり思考の仕方が特定の概念に偏ってしまっているのです。

思考は現実化する」という名著がありますが、あえてそれになぞらえれば「想像は病気化する」といったところでしょうか。

特定の物質が原因だと思い込み続ければ、本当に特定の物質と接触した際に、あるいは特定の物質があるに違いないと思える状況になることで、身体のシステムを過剰駆動して症状を引き起こすことができてしまうのではないでしょうか。

センサーを鋭敏にさせるには、特定のシステムに集中する時間を長く使うという風にまとめられるでしょう。

ならば逆に鋭敏になってしまったセンサーを鈍化させるためにはどうすればいいでしょうか。

それは特定のシステムだけを使うのではなく、いろいろなシステムを満遍なく使うように仕向けることです。

絶対音感を弱めるのであれば、聴覚以外のシステムも使っていくことなのでしょうけれど、

シェディング現象や化学物質過敏症に対してセンサーを弱めるのであれば、

思考を柔軟にすることが大事ではないかと私は考える次第です。

シェディング現象に対してさまざまな解毒を勧める医療者の人達もいらっしゃいますが、

それは「スパイクタンパクや化学物質が自分の体調を崩している原因だ」という考えを助長していると私は思います。

本当にシェディング現象に対してすべきことは、一生懸命解毒することでも、もはや避けようのないスパイクタンパク質から逃れることでもないかもしれません。

「スパイクタンパクや化学物質が自分の体調を崩している原因だ」以外の考え方にふれ、自分の考えに揺さぶりをかけることではないかと私は思います。

しかし難しいのは、一度信じ込んだ考えを揺さぶるのは容易なことではありません。

私でも糖質制限食や湿潤療法を否定しろと言われたら至難の業です。それはわかります。

ただそれでも一つの価値観に縛られないこと、その中で強弱はあってもいいけれど、一つだけの考えに縛られないこと、

そのために多様な意見に触れながら生きていくことが大事ではないかと私は考えています。


たがしゅう
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コメント

2024/02/21(水) 19:25:03 | URL | mmm #-
「思考は現実化する」と同じ翻訳者が訳している本に「あなたはプラシーボ」という本があります。プラシーボ現象の脳科学的機構を説明して、それを使って幸せな人生を送る方法を書いているようです。まだ途中までしか読んでいませんが、たぶん、たがしゅう先生の考えている問題と関連すると思います。ではでは、

訂正です。

2024/02/21(水) 19:32:11 | URL | mmm #-
「思考は現実化する」と「あなたはプラシーボ」は別の翻訳者でした。ではでは、

Re: タイトルなし

2024/02/22(木) 12:19:28 | URL | たがしゅう #Kbxb6NTI
mmm さん

 コメント頂き有難うございます。

 「あなたはプラシーボ」、持ってはいるのですが積読状態となってしまっていました。
 是非とも読んでみたいと思います。

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