2023年を振り返る

2023/12/31 06:00:00 | 自分のこと | コメント:0件

2023年も最後の日を迎えました。

2020年に始まったコロナ禍と名づけられた社会の歪みは、

2023年に新しいステージへと突入したように私には感じられていました。

世間的には「コロナが収まってきた」と表現される空気も、

私の視点で見ると、街ゆく人は約半数の人達がマスクを外せなくなっていたり、

集団としての体調不良、急病や急逝の頻度がコロナ禍前に比べて明らかにトレンドを変えて高くなってきていて、

収まっているどころか、むしろ社会に不可逆的な禍根を残してしまった状況にさえ思えています。

それなのに、なお実生活の中でその増加幅はリアルには感じられないために、

マスク、消毒、三密回避、ソーシャルディスタンス、そしてワクチン接種などの感染対策行動がことごとく功を奏さなかったという事実が、

ほとんどの人に自覚されることなく、まるで何事もなかったかのように医療がおかした大誤算が見過ごされ続けてしまったことが明らかとなった1年だったと思います。 また日本において言えば、政治の有り様も本当にひどい状況です。

私は遅まきながら政治のひどさをようやく実感することができた一年でもありました。

この分野の私の知識は大したことはありませんが、少し勉強してみるだけでも、医療の歪みと同様の構造が見受けられて驚きました。

今までは選挙に参加しない(政治がダメでもそれに負けないくらい自分がしっかりする)という選択をとり続けてきましたが、

そうしてしまうと、本当に社会をめちゃくちゃにされ続け、意図的なのか無意識なのか、政治家と官僚達の無思慮さによって国民が不当に貧困化させられてしまう方向が明確になったので、

ひとまず緊急避難的に今の政権を解体させる方向には選挙という形でも協力しようという気持ちになりました。

そうは言っても、医療にしても、政治にしても、

歪んだ相手がとてつもなく巨大過ぎて、はたして本当にこれから先どうすればいいのかと、

定期的に絶望的な気持ちに襲われながら、これまでと同様の生き方を続けていくのではなく、

人生のギアを変えていかなければならないという必要性を感じてきました。

そのための第一歩として、今年は「主体的医療ダイアロジカルスクール」というオンラインコミュニティを立ち上げることにしました。

2024年1月1日より本格始動させるこのコミュニティは「患者主導の医療を具体的に実現させる」ということを大義として、

これ以上、医療や政治に好き勝手させないための私の抵抗活動の意味合いも込めています。

今はまだそれほど多くないメンバー間の活動ではありますが、いずれ大きなムーブメントになることを願っておりますし、

この活動を通じて、歪んだ医療や政治に人生を邪魔されることなく、それぞれ自分の人生を生き切る人達が増えていくことを私は心から願っています。

前置きはこのくらいにして、恒例となりましたが、今年一年の当ブログの振り返りをしておきましょう。


まず2023年に書いたブログ記事数は78記事でした。

実は近年当ブログの更新頻度は下がってきていたのですが、2022年が68記事だったのに対し、久しぶりに前の年の更新頻度を上回りました。

これは私の気持ちが上向いてきたことを意味しているのかもしれませんが、

世の中の歪みに対するジレンマや怒りの感情が反映されていると解釈することもできるかもしれません。

実は2013年に開始した当ブログは月別アーカイブをご覧いただけるとわかりますように、当初毎日更新を維持していました。

ところが2015年3月に当時勤めていた病院内で私のブログの存在が問題となり、色々と辛い思いをしまして、

一旦休止の判断をするのですが、その後やはり世の中に訴えたい思い(当時は糖質制限食のことが主)があるのに、このままブログを止めるのはおかしいと思い直し、

更新頻度は劇的に少なくなりながらも再び立ち上がってブログを再開させていく時代がしばらくありました。

その後、2016年9月頃よりどういうわけか再び心に火がついて、

2018年9月頃までは再び毎日記事更新を維持していたのですが、

毎日質の低い記事を書くのではなく、毎日でなくてもいいから質の高い記事を書く経験も必要だと思い直して、

あえて毎日記事を書くことから離れてみるということを試みたのがこの時でした。

しかし一旦ガードを緩めるとそこからどんどん崩れ始めていくではありませんが、

2018年が297記事、2019年が178記事、2020年が146記事、2021年は130記事、そして2022年は68記事という風に徐々に更新頻度が減っていくという流れを踏みました。

ただ、ここ数年の私のブログ記事の内容は、糖質制限食という原点を持ちながらも、

哲学カフェを開催したり、YouTubeやメルマガを開設してみたり、ウイルス学やワクチンそのものを疑ってみたり、

近藤誠先生のがん医療批判の功績を徹底的に検証してみたり、オープンダイアローグを通じて対話を学んでみたり、

海外に興味を持つようになったり、保険診療制度そのものを止めるという発想に行き着くようになったりと、

我ながら様々な分野へと発展する内容を形にすることができたと振り返ります。

ちなみに2020年1月にスタートした「たがしゅう公式メルマガ」の発行回数は近年は週1回ペースに落ち着き、

現在までに237通のメールマガジンを発行することができました。また2023年の発行数は49記事で、前年2022年の48記事とほぼ変わらないペースで書いておりました。

たがしゅうブログがまとまったショートテーマで記事にまとめきるのに対して、

たがしゅうが公式メルマガの方は、その時々に感じたことやイベントについての私の足跡を残す感じで書くという大まかな違いがあります。

設定が変わると自分が書く文章が変わるというのはなかなか面白いですね。

人間はあらかじめ固定した性質があるわけではなく、

ある程度の初期条件はありながらも環境の影響を受けて変幻自在に変化するという可能性を感じさせられます。

こういう発想は「社会構成主義」という考え方から学びました。

この考えも今後の社会にとって重要なものになると私は考えています。なぜならば今の社会の価値観はとても凝り固まっているように思えるからです。

特に「科学」という価値観がもたらした安心感や実績にはとてつもなく大きなものがあったかもしれません。しかしその「科学」の貢献が、皮肉なことに社会の視野狭窄と暴走化を生み出してしまっているように私は考えています。

まだ「社会構成主義」についてご存知ない方は、とりあえずこの本を読んでみることを強くお勧めします。

ちなみにこの本の読書会のアーカイブ動画も有料ですが残しています。

関係の世界へ

関係の世界へ: 危機に瀕する私たちが生きのびる方法 単行本 – 2023/10/16
ケネス・J・ガーゲン (著), 東村 知子 (翻訳), 鮫島 輝美 (翻訳), 久保田 賢一 (翻訳)



さて、2022年12月31日に書いた本ブログ記事では、2023年の目標を次のように定めていましたので、こちらも振り返っておきましょう。

【2023年の目標】
①本を出版する!
②たがしゅう対話重視型コミュニティの活動を2022年末時の状態から発展させる
③たがしゅうオンラインクリニックの診療活動を自由診療の一本化に戻す
④たがしゅうオンラインクリニックと連携してくれる医療機関(病院、薬局、鍼灸院、整骨院など)を増やす
⑤ブログは週2記事(月8記事、年96記事)を、メルマガは週1回配信を維持できるように努める(それ以外の情報発信は無理せず焦らずできるだけ)
⑥オンライン産業医契約を5社を目標にする。健康コンサルタント契約を3社目標にする。
⑦海外移住の候補地を下見する
⑧主体的医療の世界に継続的にふれることができるオンライン上の場を作る



①の本の出版についてですが、これは実は有り難くも見つかった協力してくれる人のサポートもあって、原稿は一通り書き終えることができました。

ただこれほどまでに長い文章を書くという経験が私にとって初めてであることと、

主体的医療という伝え方が難しいテーマを扱っていることもあって、何度も何度も推敲を繰り返している状況です。

また出版社は色々と探している状況で、まだ確定はできていない状況です。この奮闘はまだしばらく続くかもしれませんが、一刻も早くこの新しい挑戦を完遂させられるように努力を続けるつもりです。

②のたがしゅう対話重視型コミュニティの活動については残念ながら現在活動の頻度は少し下げており、参加者もほとんど増えていない状況で推移しています。

私自身が対話疲れを感じ始めていることや、周囲の関心も薄れてきた状況も関係しているのかもしれません。対話って、誰とするかにもよりますが、大まかに言えば少し余裕がないとできない行為だと私は思っています。

ただ対話の意義は強く感じていますので、疲れたのであれば休憩をとりながら、息の長い活動になるよう引き続き努力していこうと思っています。

③のたがしゅうオンラインクリニックの診療活動を自由診療一本化に戻すというのは実現しましたね。

2023年5月末でたがしゅうオンラインクリニックは保険診療を一旦終了としました。やはり私のやりたい医療は保険診療で実施することは不可能だと思いましたし、むしろ保険診療を使わないで済む方向に私は力を注ぎたいという決意をした一年でもありましたね。

④のたがしゅうオンラインクリニックと連携する医療機関を増やすということに関しては、自由診療の活動の幅を広げるために打ち立てた目標でしたが、こちらはそううまくはいきませんでした。

でもここも引き続き募集し続けたいですし、諦めずに続けていくことでいつか私の医療活動の意義が多くの人に伝わっていくことを願って、ひとまずはクリニックの安定運営を目指して努力を続けようと思います。

⑤のブログ年間記事目標96記事には少し及びませんでしたが、前年よりも増えて復調の兆しがあるのでよしとしましょう。

メルマガ目標の週1回発行の維持については、単純計算で年間52回の目標で、実際が49回だったのでほぼ達成できたと言っていいかもしれません。

⑥オンライン産業医契約は今年は3件となりました。健康コンサルタント契約は昨年と同様1件のままです。

こちらは周知活動も不十分だという自覚がありますので、実績を積み重ねながら、できる範囲の周知をしていこうと思います。

⑦の海外移住の下見についてですが、今年一年の間にフィンランドとスウェーデンに、そしてベトナムとオランダに行くことができました。

それぞれの国に色々魅力があるものだと、海外への可能性にますます惹かれつつある自分がおります。

最後に⑧は達成できましたね。繰り返しになりますが、「主体的医療ダイアロジカルスクール」の誕生です。

来年はこの「主体的医療ダイアロジカルスクール」の活動にかなりの精力を注ごうと思っています。私はやる気です!

目標は達成できなくても自分の足跡を振り返り、また歩き始めるための心の整理となります。もはや達成できなくて当たり前の感さえありますが、それでも私は目標設定自体に意義があると考えています。

というわけで、この流れで2024年の目標を立てておこうと思います。


【2024年の目標】
①今度こそ本を出版する!!
②主体的医療ダイアロジカルスクールで動画を年間100本作る!
③主体的医療ダイアロジカルスクールでミーティングを100回開催する!
④海外移住地を決定する!
⑤オンラインワークで月収30万円を確保する
⑥たがしゅうブログは記事を年間80本作成し、たがしゅう公式メルマガではメールマガジンを年間52回発行する
⑦たがしゅう対話重視型コミュニティの活動をやめない
⑧芸術系の趣味を1つ作ってみる(絵を描く、習い事をする、など)


一番達成したいのは①ですね。書籍出版は積年の望みです。

文字の形で残しておくというのは、ブログでもやっていることでありますが、やっぱり書籍となると重みが違います。

これを成し遂げて、仮に私の生きている時代に書籍にしたためた思いが成就しなかったとしても、その思いを後世に委ねられるようにしたいです。

そして主体的医療ダイアロジカルスクール活動の活性化、とりあえず1年目の目標はこんなところですが、

この活動は年数を重ねるにつれて、後から参加した人が主体的医療を実践しやすくなる仕組みになっていくと思います。

頑張って息切れしないように、メンバーの協力を仰ぎながら発展させていきたいと思います。

そして海外移住も実現したいです。そのためにもオンラインワークでの収入の安定化は必要不可欠です。

対話活動は休んでもいいからとにかくやめないことでいこうと思います。

芸術系の趣味は単なる思いつきですが、最近私は芸術というものの重要性をおぼろげながらつかみつつあります。

その感覚をもう少し確かなものにしていくために、何か芸術系の趣味が必要なのではないかという気がしているところです。


最後にざっとこの一年に書いたブログ記事で、私の印象に残っているところを触れて終わりにしようと思います。

医学的な考察部分では、コロナワクチン接種の副作用がPD-1という分子を通じて免疫チェックポイント阻害剤でも認められるいつ起こるかわからない長期的に発生しうる可能性に言及できた点が私としては大きい部分です。

なぜならばこれは今後ずっと関わっていく可能性のある知識になるかもしれないからです。同時に対抗策も提案したつもりですが、対抗するためには糖質制限や断食が必要不可欠なアプローチです。やはり大事なことは主体性です。

正直あまり向き合いたくない仮説ではありますが、事実から目を背けるわけにもいきません。ここからできる最善を考え続けていこうと思います。

それから私が目指す新しい医療の姿が保険診療から離れるという視点で明確になってきました

さらには西洋医学が明確に線引きしているものが、実は連続性のあるものとして捉えられる視点も得ることができました。

生成AIというものが世間を席巻した年でもありましたが、これに対して一定の距離を置く自分のスタンスも明確になりました。

これは新しいものに適応できないという単純な話ではないと私は思っています。なぜならば医療の正解は一つではないし、正解は変幻自在であるべきだと私は考えるからです。

最大公約数的な見解が正しいように見せかける世界観には抵抗する必要があります。もちろん単純作業で生成AIを活用するスタンスには賛成ですが。

現代医療の何が問題なのかについてまとめる記事も書くことができました。

あとは薬害についても深く考えた年でした。薬害をなくすには薬から離れるより他に方法はないと思います。薬を当たり前だという文化にいる限り、これからも確実に薬害の歴史を積み重ねていくであろうことは必至だと私は思います。

そのように現代医療への失望や絶望を感じ続ける一年でしたが、だからと言って全否定するのではなく、

主体的医療と現代医療を共存させていく形が最も望ましい形であるという方向性を見出すことができました。

来年はこれらの気づきを参考に、現代医療の問題点を静かなる怒りを込めて指摘し続けます。

そして現代医療とは別の主体的医療の選択肢がとりやすくなるような仕組みをとにかく発展させ続けていきたいと思います。

とはいえ私一人の力では限界があります。というよりも人が集まれば集まるほど可能性は広がります。

少しでも趣旨に賛同して頂ける方は、それぞれの可能な範囲で構いませんので、私の活動に関わっていただければ嬉しく思います。

なんとかこの社会の歪みを整えていきましょう!

そんな意志表明で今年のたがしゅうブログを終えようと思います。

来年は辰年ですか。龍のように神がかった衝撃を与えられるようにがんばります!

読者の皆様、来年もよろしくお願い申し上げます。


たがしゅう
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