コロナワクチン接種後の心筋炎の発生頻度が低いわけがない

2022/04/13 18:00:00 | よくないと思うこと | コメント:4件

「ブルータス、お前もか」という名言がありますが、私は今Lancet、お前もかという気持ちでいっぱいです。

先日来、医学界における超有名医学雑誌NEJMがワクチンに関する不自然な結果を示す医学論文を掲載し続けていることを記事にしていますが、

今回はそのNEJMに並ぶ超有名医学雑誌Lancetでも、またもワクチンに関するとんでもなくおかしな結論を示した論文が掲載されてしまいました。

その論文とは「Myopericarditis following COVID-19 vaccination and non-COVID-19 vaccination: a systematic review and meta-analysis(コロナワクチンと非コロナワクチンにおける心筋・心膜炎:系統的レビューとメタアナリシス)」というものです。

コロナワクチンが全世界的に打たれるようになってからしばらくして話題になった心筋炎のリスクは他のワクチンと比べて実際の所高いのかどうなのかという疑問について取り組んだ医学論文です。メタアナリシスは複数の信頼度の高い医学論文をまとめた最もエビデンスレベルの高い手法だと考えられています。

内容としては22本のワクチン接種と心筋炎または心膜炎との関連性について調査した論文のまとめて解析した結果、全ワクチンにおける100万回接種時の心筋炎・心膜炎の発生頻度は33.3であるのに対し、コロナワクチンでは18.2、コロナワクチン以外のワクチンで56.0、つまりコロナワクチンの方がコロナワクチン以外のワクチンの方が心筋炎・心膜炎を起こすリスクが低いということが書かれています。

またコロナワクチン以外のワクチンの中で、天然痘ワクチンの心筋炎・心膜炎発生率が100万回接種時に132.1と群を抜いて高いですが、インフルエンザワクチンの場合は1.3、そして天然痘とインフルエンザ以外の種々の非コロナワクチンでは57.0という結果も書かれていました。

「なるほど、インフルエンザワクチンは例外だとして、コロナワクチンは他のワクチンに比べて心筋炎の発生頻度が低いのか。だったら、コロナワクチンで心筋炎のリスクがあると言っても気にするレベルではないから安心だ」…?、そんな結論、到底納得できるわけがありません。 だって、事実をきちんと踏まえればこんな結論が出るわけがないのです。

まず私は17年程度の医師経験しかありませんが、その医者人生の中でもコロナワクチンは体感的に他のどのワクチンよりも副反応の頻度が高いワクチンです。

そしてコロナワクチンは他のどのワクチンよりも多くの人達に打たれて、その結果心筋炎の副反応リスクが注目されるようになりました。はっきり言って心筋炎はそう簡単に診断できるような病気ではありません。その目で診ないと見逃してしまう病気の筆頭でしょう。気づかれずに死に至り、原因不明の死と処理されていることも多々あると思います。

ですが幸か不幸かコロナワクチンでの心筋炎の問題が取り沙汰されるようになった影響気で、今は歴史上これ以上ないほどワクチン接種後に心筋炎が起こっていないかどうかが慎重に検討されている時代だと言っていいと思います。

その結果、米国の予防接種安全性監視システム(Vaccine Adverse Event Reporting System、通称VAERS)でコロナワクチンが始まる2020年までは年間の心筋炎発生頻度は数十件程度だったのが、コロナワクチンが開始となった2021年には12,789件に爆増したという情報もあります。

史上最大の副反応をもち、史上最高に注意を払って検索されたコロナワクチンの心筋炎の頻度より、全体的に副反応の頻度はもっと低くて今よりももっと診断技術が乏しく見過ごしもたくさんあったであろう時代の非コロナワクチンでの心筋炎の頻度の方が高いだなんて言われても到底信じられません。

いくらLancetであろうと、NEJMの件もありましたので、鵜呑みにせずにメタアナリシスの検証ともなると複数の原著論文を当たらないといけないので骨が折れますが、どうしても納得できなかったのでそのLancetの原文を読んでみました。

そうすると、この論文の結論の出し方に重大な問題があるということがわかったのです。まさに「Lancet、お前もか」です。

この論文のどこに問題があったのか、まず結論から申し上げます。重要なのは以下の2点です。
・非コロナワクチンのデータのほとんどが天然痘ワクチンのデータである。
・「天然痘とインフルエンザワクチン以外の非コロナワクチンでの心筋炎発生頻度57.0」の中に天然痘ワクチンのデータが混ざっている


要するにこの論文の結論をより正確に言うならば、「コロナワクチンによる心筋炎の発生頻度は、天然痘ワクチン(種痘)による心筋炎の発生頻度に比べて低い」ということなのです。決してインフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチン、麻疹ワクチン、3種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳、破傷風)、その他大勢のワクチンと比べて心筋炎の発生頻度が低いという話ではないのです。

まずは論文中に掲載されていたこちらの図をご覧下さい。1ヶ所とてつもなくおかしな所があります。

ワクチン心筋炎メタアナリシス

こちらは、ワクチンと心筋炎の発生頻度を調べた22の論文の結果の概要を示した図です。上の11つが非コロナワクチンの論文で、下の11つがコロナワクチンの論文です。点線があって黒い四角がそのラインに乗っていれば心筋炎の発生頻度が低いということを示しています。また具体的な100万回あたりの発生頻度がそれぞれの論文の行の一番右側に数字で書かれています。

下11つのコロナワクチン論文では心筋炎の発生頻度が軒並み低い印象を受けますが、上の11つの非コロナワクチン論文の中で一際異彩を放つデータがあると思います。

そう、上から三番目に書かれている「Engler et al(2015)」の論文です。一つだけ点線ラインを大幅に右側に超えているのがわかると思います。これはこの研究ではワクチン接種後の心筋炎の発生頻度が著しく高かったことを示しています。その数なんと100万回接種あたりなんと3937.0です。

とは言え、この研究で調査された人数は1270人だけで、そのうち4人が心筋炎を、1人が心膜炎を、31名が心筋炎・心膜炎の可能性がある状態を発症したということで、そのデータを他の論文に比較するために100万回あたりの頻度に換算すると3937.0という数字が算出されたというわけです。でもたった1000人強しか調べていないのに5人も心筋炎が確認されたという、そんな高頻度に心筋炎を起こすワクチンが何かと言われれば「天然痘ワクチン(種痘)」です。

ちなみに11つの非コロナワクチン論文のうち、実に7つが天然痘ワクチンと心筋炎との関係について調べた論文です。いろいろな非コロナワクチンを満遍なく調べたわけではなく、ほとんどが天然痘ワクチンの話だということです。逆に言えば、それ以外の非コロナワクチンでは心筋炎についての報告がほとんどない、それくらい天然痘以外の非コロナワクチンでは心筋炎のリスクが問題とならない、ということの裏返しではないかと思います。

一方、そもそも天然痘は1980年WHO(世界保健機関)によってワクチンによる根絶が宣言された病気ですが、このEnglerらの論文は2015年と比較的最近に発表されたものです。今更何を天然痘ワクチンのリスクについて調べる必要があるというのでしょうか。

実はこの論文を精査していく過程で分かったのですが、2001年にアメリカで起こったいわゆる「9.11テロ事件」の時に、ロシアやアメリカといった一部の研究機関で保存されている天然痘ウイルスが、生物学的兵器として新たなテロ事件に悪用されるのではないかという懸念から、現在の米国国防総省(DoD)が2002年12月〜2004年4月まで米国の615,000人以上の軍人に対して「天然痘予防接種プログラム」と称して、天然痘ワクチンを強制的に接種したのだそうです。

しかし思いの他副反応が強かったのでしょう。日本でも種痘によって「種痘後脳炎」という重篤な副反応が起こることが問題となり、1976年にそれまで強制接種であったルールが廃止されたという歴史もあるくらいですから、次第にアメリカの中でも天然痘ワクチンを打つと心筋炎の発生頻度が高くなるのではないかということが問題になってきたようです。

ところが、2004年にこんな論文も出ています。先ほどの11つの非コロナワクチン論文の中の上から2番目の「Eckart et al(2004)」の論文です。これは540,824人の天然痘ウイルス接種者を調査して心筋炎を起こした人はたった67人、100万回接種あたりの発生頻度で言えば123.9、決して多い頻度ではないから安心しなさいという内容であるように思えます。

これは私の推測になりますが、国防省としては自身が強制接種を命じた天然痘ワクチンが重篤な副反応をもたらすという結果になれば都合が悪かったのでしょう。誰か研究者に頼んで天然痘ワクチン接種と心筋炎について検証するしかるべき研究結果を出すよう求めたのかもしれません。本論文には利益相反の有無が記載されていないので私の想像でしかありませんが、十分にあり得るストーリーです。

しかし時は流れ、2015年にEnglerらが天然痘ワクチンの安全性に疑問を持ったのでしょうか。本当に安全なのかどうか一つひとつの症例を丁寧に検証した結果、1270人調べてなんと115名がなんらかの心臓にまつわる症状をきたし、95名が重篤な症状で、うち5名が重篤な心筋炎を発症していたことがわかったというのです。コロナワクチンに勝るとも劣らない高頻度の副反応です。

2004年のEckartらの論文と2015年のEnglerらの論文を比べると、前者は調査人数は多いものの心筋炎の判断基準が曖昧(※サーベイランス症例定義に基づきという表現)で症例の詳細もあまり良くわからないのに対して、後者は基準となる表を提示しつつ厳格に心筋炎の診断を行なっています。

またその頻度が他のワクチンと比べてどうかを見るために天然痘ワクチンの接種者1089名に対して、一般的なインフルエンザワクチンの接種者189名と比較して心筋炎の頻度差を検証しましたが、なんとインフルエンザワクチンでの心筋炎の発症者は軽症も含めてゼロでした。

また健康集団での心筋炎の発生頻度とも比較しており、10万人あたりの心筋炎発症率で比べると、健康集団では2.2、天然痘ワクチン集団では463(1089名のワクチン接種者のうち5名)と実に200倍以上の差がついているとの結果が出ました。

同じ天然痘ワクチン接種の調査結果で両者の結果はあまりにも違い過ぎています。そしてどちらの方が丁寧に調査されているかということを踏まえると、どうしても私は後者の妥当性が高いように思えてしまいます。ただどちらの妥当性が高いということは抜きにしても、今回のLancet論文はここまで結論が激しく異なる論文を一緒くたにして解析してしまっているということです。というよりもEnglerらの論文が入っていることに恣意性さえ感じられるような状況です。私がメタアナリシス論文でも信用できないのはそういう所です。

ただメタアナリシスのプロセス上、どうしてもそのような極端な論文も混ざってしまう言い訳はあり得るかもしれません。しかし実はまだこのLancet論文でとてつもなく許せない部分が残っています

11つの非コロナワクチン論文のうち7つが天然痘ワクチン論文だと言いましたが、残り4つの論文は何かと言いますと、

・新しい遺伝子組み替えインフルエンザワクチンと心筋炎についての論文(Hansen 2020)
・生ワクチン全般(水痘ワクチン、黄熱病ワクチン、経口ポリオワクチンなど)の安全性(Kuntz 2018)
・フランス軍隊で強制接種されているワクチン全般(BCGワクチン、ジフテリア・破傷風・ポリオ・百日咳の混合ワクチン、不活化インフルエンザワクチン、髄膜炎菌ワクチン、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、腸チフスワクチン、黄熱病ワクチン、麻疹風疹ワクチン)の安全性(Mayet 2011)
・鼻腔内に噴霧する弱毒インフルエンザ生ワクチンの安全性についての論文(Millmann 2017)


(※Kuntz 2018とMillmann 2017はアクセス権限の関係で概要(Abstract)しか閲覧できませんでした。)

これら4つ論文のいずれも大ざっぱな結論は「安全である(忍容性は許容範囲である)」というものになっています。しかし最初述べたように天然痘とインフルエンザワクチン以外の非コロナワクチンにおける心筋炎の発生率は100万回接種あたり57.0というデータが出てしまっています。コロナワクチンでの18.2よりもはるかに高い心筋炎の発生率です。安全だと結論づけられたはずなのにこのギャップはどういうことでしょうか。

そう思って、57.0がどうやって算出されたかを見てみると驚きました。なんと、先ほど天然痘ワクチンの高い副反応頻度について報告したEnglerらの論文(2015年)の中での5名の重篤心筋炎の患者が解析にカウントされていたのです。この5名は天然痘ワクチンでの心筋炎発症者です。57.0の数字の中に入れてはいけないはずです。

そう思ってSupplementary appendix(補足資料)を確認してみると、57.0の数字が導かれたカテゴリーは「Mixed(混合)」と書かれていました。Englerの論文は天然痘ワクチンの接種者1089名と比較対照としてインフルエンザワクチン189名の心筋炎頻度を検証した論文だったので、このデータが「Mixed」の中に含まれてしまったということなのでしょう。本来「Mixed」には「Mayet 2011」や「Kuntz 2018」の論文のように様々な種類のワクチンが一緒くたにして評価された論文が入るべきですが、「Engler 2015」の論文を入れたらそれはもうほとんど天然痘ワクチンの心筋炎発生頻度のデータになってしまいます。これは天然痘とインフルエンザワクチン以外の非コロナワクチンのデータとしては明確に不適切です。ポジティブな解釈のしようがなく、明らかなミスです。

あるいはこれがミスでないのだとしたら非常に重大な作為です。というかこのミスがなければ大きく結論が変わる話なので、作為と捉えられても文句は言えないと私は思います。

もっと言えば、生ワクチン全般の安全性を調べたKuntzの論文も安全だと結論づけられておきながら、心筋炎の発生頻度は100万回接種あたり306.3とかなり高めの数値が算出されています。これが安全だと結論づけられていること自体にも作為を感じます。

結局、この論文で本当に示せているのは「弱毒生ワクチンを接種することによる心筋炎の発生頻度は他のワクチンに比べて非常に高く、とりわけ天然痘ワクチンの心筋炎の発生頻度は群を抜いて高い」ということだと私は思います。

ちなみに7つの天然痘ワクチン論文の中の「Sniadack 2003」にはこんなことも書かれていました。「天然痘ワクチン接種後の心臓の有害事象(CAE)が確認された33人中31人のうち、約48%で少なくとも1つの健康関連QOLの変化が持続し、約87%が仕事を休んだ(平均11.5日)。その他の心血管系疾患が報告された170例中168例では、少なくとも1つの健康関連のQOLの変化が約40%で持続し、約49%が仕事を休みました(平均10.2日)

私は接種後に仕事を休むことが常態化するようなワクチンはコロナワクチンが史上初だと思っていましたが、実は天然痘ワクチンもそうだったのですね。しかも天然痘ワクチンの場合は接種対象者は軍人ですからね。軍人をも10日間仕事を休ませるほど強い副反応をもたらす天然痘ワクチン、心筋炎の発生頻度が非常に高くても不思議ではありません。

本当にこれほど危険な天然痘ワクチンが天然痘を撲滅できたのでしょうか。以前にも述べましたが、いろいろ考えると疑わしいものです。


ただ正直言って私は、このLancet論文の結論を「コロナワクチンでの心筋炎発生頻度は天然痘の心筋炎発生頻度よりも低い」と再解釈したとしても、その結論でさえまだ怪しいと思っています。

なぜならば、ここまで見てきたようにどの医学論文も、先入観に基づいて解析のやり方次第で導かれる結果を調整し、自分にとって都合の良い形に解釈して結論づけることは如何様にもできてしまうわけです。

特に「コロナワクチンは正しい」「パンデミックへの切り札だ」という常識的価値観は世界的に著しいものがありますので、以前も触れた様にワクチン接種後の心筋炎であっても因果関係不明の心筋炎として処理され、データ上闇に葬られた心筋炎症例もたくさんありうる状況になってしまっていると思います。それなのにこれだけたくさんの心筋炎が報告されるほどコロナワクチンでの心筋炎発生率が高いわけです。

医学論文が「コロナワクチンでの心筋炎の発生頻度が低い」といくら言ったところで、事実にそぐわないそんな結論はNEJMやLancetでさえ不自然な結論を導いてしまうわけですから、もうまずその結論を疑って原著を当たって確認しなければなりません。

今回のLancetのメタアナリシス論文で選出された11つのコロナワクチンと心筋炎についての論文の解析によれば、コロナワクチン接種での心筋炎の発生頻度はそれほど高くないという結論が導かれていますが、本当はこれらの妥当性を確かめるべく、11つの論文を一つひとつ当たっていく必要があると思います。

でもちょっと私はもうそこまで頑張る気力がありません。なぜならばコロナワクチンに関するデータはどこまでが本当なのかが全く持ってわからなくなってしまっているからです。

ワクチン接種後14日間以内のコロナ様イベントがワクチン接種後のコロナ感染としてカウントされないこと然り、症状との因果関係を証明できないのにPCR検査陽性だけでコロナと判断されてしまっていること然り、ワクチン接種後数日以内に重篤なイベントが発生しているのにワクチンによるという決定的な証拠が出し得ないために因果関係不明と処理されてしまうこと然り、もうコロナにまつわるデータは何重にも歪んでしまっているので、第三者がどれだけ隈なく論文を精読したところで、どこまでが真実かを見抜けないという見込みが高いのです。

だから疑義の払拭しきれないデータをどれだけ読み込んでも時間の無駄なので、これ以上の精読はやめておきます。ただ今回のLancet論文に関して言えば、事実と明らかにそぐわない結論が導かれており、おかしいと思って精読したら重大なミスが見つかったという風にまとめることができると思います。

…本当に、医学論文とは適切な距離感で付き合わないと、とんでもない方向に持っていかれる時代になってしまったなと心から感じています。

読者の皆様、どうかミスリードされないようお気をつけ下さい。


たがしゅう
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コメント

2022/04/16(土) 06:56:25 | URL | タヌパパ #-
ワクチンを打った時に、様々な副反応が生じることは当たり前なのではないでしょうか。例えばコロナワクチンで発熱するということは、抗原抗体反応の結果でしかないと思います。

 ワクチンを打つか打たないかは、打つことのリスクとベネフィットを比べて決めるべきではないでしょうか。
 自分は、天然痘は怖いので多少のリスクを冒してもワクチンを打ちますが、乳幼児も殺せないコロナのワクチンを打つ気にはなれませ。

 基礎疾患があれば打つかもしれませんが、免疫系等が劣化しているのは寿命と考えて打たないかもしれません。打たずに肺炎起こしたならば、エクモよりモルヒネをお願いします。

怖いのはこれから

2022/04/16(土) 08:40:27 | URL | neko #-
Lancetは江部先生が信頼度の高い情報源として紹介されているので私もそう信じてました。信じていたかったのに残念です。コロナワクチンに関してはとてつもなく強い圧力がかかっているということですね。
どこもかしこも買収されてしまい、一般人として信頼できる情報源は先生のような善意と正義感のある個人だけです。確か北海道で医師が連名でワクチンの危険性を訴えていたと思いますがニュースにもならず立ち消えですね。。。「世界を牛耳る金持ちと権力者、及び彼らが牛耳るマスコミを鵜呑みにする大衆」、という構図の前では多勢に無勢、批判精神を持つ人は少数派すぎてどうにもならない。

西欧諸国のパスポートや収容所の話は立ち消えたようで。先進国では6割から8割の人が摂取済みだから目的達したのでしょうか。本当に怖いのはこれからだと思います。今後、免疫力の低下、心筋炎、不妊、ガンなどの症状が数年後に発覚しても副作用とは誰も思わないでしょう。

Re: タイトルなし

2022/04/16(土) 08:41:34 | URL | たがしゅう #Kbxb6NTI
タヌパパ さん

 コメント頂き有難うございます。

> ワクチンを打った時に、様々な副反応が生じることは当たり前なのではないでしょうか。例えばコロナワクチンで発熱するということは、抗原抗体反応の結果でしかないと思います。

 おっしゃる通りだと私も思います。ある意味でワクチン接種後に起こる様々な身体症状は「主反応」というか、当然起こって然るべきものだと思うのですが、ワクチンというものが「感染症の予防」ということが主目的に置かれているため、主の目的にそぐわない事象ということで「副反応」だと位置付けられているのだと思います。でも本質的には「主反応」だと私も思います。ワクチンと呼ばれてはいても「異物との強制接触」以外の何者でもありませんからね。

 ただその「主反応」がコロナワクチンはこれまでのワクチンに比べて前代未聞の強さだったということです。で前代未聞だと思っていたけれど、唯一それを上回る強い「主反応」を持っていたのが、実は天然痘ワクチンだったということですね。

>  自分は、天然痘は怖いので多少のリスクを冒してもワクチンを打ちますが、乳幼児も殺せないコロナのワクチンを打つ気にはなれませ。
>  基礎疾患があれば打つかもしれませんが、免疫系等が劣化しているのは寿命と考えて打たないかもしれません。打たずに肺炎起こしたならば、エクモよりモルヒネをお願いします。


 なるほど、理解はできますが、この点については私は違う意見を持っています。

 私は健康な状態と病気のある状態というものには連続性があると考えています。どこからクリアカットに健康と病気の状態が分けられる訳ではないと思っています。

 天然痘だから打つ、コロナだから打たないというのも、明確な病気状態というものがあるという考えに基づいていると思います。
 エボラ出血熱(エボラウイルス病)に関しても、本当の重症感染症とはこういうものだとよく引き合いに出されますが、勉強してみるとエボラウイルス病でも無症状感染者はいるみたいです。また2002年に重症感染症として話題になった「SARS(重症急性呼吸器症候群)」は今のコロナとほぼ同じ遺伝子配列のウイルスによって引き起こされていますが、なぜかワクチンなしで終息しています。同じような重症肺炎として最初は注目され、瞬く間に世界的なパンデミックを引き起こした(と思われている)現在のコロナウイルス感染症(SARS-CoV-2による感染症)は、当初は「SARS」と似たような特徴として扱われていましたが、全世界的にPCR検査をほぼ唯一の手がかりとして患者調査が行われた結果、一握りの重症者とその他大勢の軽症・無症状者で構成されていることがわかってきました。これも世間的には「変異株のせいだ」と解釈されてしまっていますけどね。さらに言えば、PCR検査はその遺伝子を含有するウイルスの生死やそれに対して今抗原抗体反応を起こしているかどうかを判断できず、無数の冤罪的感染者(PCR検査は陽性になったけど、感染症と扱われるような抗原抗体反応が起こっていない人)をあぶり出してしまい、パンデミックの演出に大きく寄与しまいました。

 これら一連の流れを踏まえますと、「エボラ出血熱」でも全世界的にPCR検査による患者調査が行われたら、同様の状態が判明してしまうのではないかと私は思っています。エボラ出血熱はその名の通り、重症者では出血症状が問題となる病気で、コロナでは重症者には血栓症が問題になると言われていて、全く別の病気に思われるかもしれませんが、実は感染症の重篤な状態においては「DIC(播種性血管内凝固症候群)」と言って、身体の中のある場所では血栓がたくさん作られ、また一方では血小板や凝固因子の消費によって出血症状を呈する状態が起こるということはよく知られています。実は同じ状態の違う部分に注目しているだけなのかもしれません。ちなみにエボラ出血熱の初期症状はインフルエンザとか風邪の症状にそっくりです。
 
 エボラ出血熱と天然痘は流石に全然違う病気でしょと思われるかもしれませんが、これはどの抗原に対して抗原抗体反応を起こしているかという違いだと私は思っています。咽頭にある細胞に親和性のある抗原に対して抗原抗体反応が起これば風邪症候群になるし、皮膚にある細胞に親和性のある抗原に対して抗原抗体反応が起これば水痘や天然痘のような皮膚に目立つ炎症症候群になると思います。そういう意味では本質的には同じ現象が起こっていると考えています。ちなみにこどもがかかる「水いぼ(伝染性軟属腫)」は一般的には軽くて済む予後良好の感染症だと扱われていますが、AIDSやステロイド使用者などの免疫不全の患者が発症すると、まるで天然痘のような様相を呈することもあります。ここでもまた病気の境界が曖昧に感じられてこないでしょうか。

 返事が長くなってしまっていますが、「基礎疾患のある状態」とはどういう状態かと言いますと、本質的には「身体のシステムが過剰に使われてしまっている状態」だと私は考えています。血圧を上げるシステムが高まり過ぎている「高血圧症」しかり、血糖値を上げるシステムが高まり過ぎている「糖尿病」しかり、皮膚での抗原抗体反応を起こすシステムが高まり過ぎている「アトピー性皮膚炎」しかり、気道にある異物を排出して呼吸状態を安定にさせようとするシステムが高まり過ぎている「気管支喘息」しかりです。
 そのようにシステムが過剰に高まり過ぎている状態のことを私は「過剰適応」と呼び、その状態が続いた後に起こる機能の停止状態のことを「消耗疲弊」と呼びます。全ての病気と呼ばれる状態はこの「過剰適応」と「消耗疲弊」の組み合わせで表現されると思っています。

 天然痘やエボラ出血熱はおそらく過剰適応の極致的な部分だけが切り取られて理解されていると思います。実際には「健康→少しだけ過剰適応→中くらい過剰適応→すごく過剰適応→ものすごく過剰適応(+消耗疲弊)→次々に消耗疲弊→大部分が消耗疲弊→ほとんどが消耗疲弊→死亡」という流れが全ての病気と呼ばれる状態の構造にあると思っています。「少しだけ過剰適応」以降の部分がいわゆる「基礎疾患」として認識されうるステージだと思います。

 さてじゃあ「基礎疾患のある状態」の人がワクチンを打つというのはどういうことを意味するかと言いますと、「システムの過剰使用状態にある人に対してさらなるシステム過剰使用を強制する行為」だと思っています。そんな疲れた身体を酷使するような行為に本当に意義があるのでしょうか。経験的にはそれでも乗り越えられる人が大多数で、結果的には「基礎疾患があるからワクチンを打っておいてよかった」と思えている人が多いとは思いますが、これまでの内容をもとに、そもそも本当にすべきことなのかについては私は大いに疑問に思っています。

 私の身近でも当直中に心不全で入院した90代の患者さんがそのままあれよあれよという間になくなった場面に遭遇し、カルテを見たら数日前にコロナワクチンの3回目を打っていたという記録を見た時に、私は非常に複雑な思いがいたしました。

 2021年6月27日(日)の本ブログ記事 
 基礎疾患のある人ほどワクチン接種は危ない」
 https://tagashuu.jp/blog-entry-1929.html
 もご参照下さい。

 従って、私にもし基礎疾患がある(何らかのシステムを過剰使用している)のだとすれば、なぜ過剰使用になっているのかを考えて、仮説に基づいて行動を見直し、必要に応じてシステムを休ませるように心がけると思います。

 タヌパパさんのコメントに答えていく中で重要なメッセージになったように感じたので、この内容は後日、本記事の中でもまとめさせて頂こうと思います。コメント頂き感謝申し上げます。

Re: 怖いのはこれから

2022/04/16(土) 08:53:58 | URL | たがしゅう #Kbxb6NTI
neko さん

 コメント頂き有難うございます。

 世界中の名だたる優秀な人達が偏った方向に進む時は得てして常識自体が誤っていた時だと思います。天動説から地動説に切り替わる時の混乱ぶりを今私たちは経験中の時代に生きていると感じています。ガリレオを処刑するような蛮行を、私達はかつてない自殺者の増加という形で目の当たりにしているのではないでしょうか。

 その時代と同じ轍を踏まないようにするにはどうすればよいか、私が唯一希望を感じているのが「対話」というアプローチです。まだ十分に実践できているとは言い難いですし、この実践が身を結ぶのは一体いつの話になるのだろうかと気が遠くなってしまいますが、必ずしも自分の生きている時代だけで解決せずとも、この「対話」的な生き方が後世へと引き継がれていくように、まずは自分からと実践に取り組み続けています。

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