2021年を振り返る

2021/12/31 07:30:00 | 自分のこと | コメント:0件

未だにコロナ禍が続いたまま2021年が終わろうとしています。

2020年がコロナの年だとすれば、2021年はコロナワクチンの年であったように感じています。

コロナワクチンの登場によってコロナ禍に終止符が打たれるかと思いきや、むしろ世の中の歪みは助長してしまったように私は感じています。

その辺りのコロナワクチンへの私の想いについてはメルマガの方で述べました。もしもブログは読んでいるけれど、メルマガには登録していないという方は、メルマガへ登録して頂くと過去のメルマガも読めますので是非そちらでご確認下さい。

それはさておき、今年最後の本ブログ記事では、恒例ですので当ブログでの1年を振り返ってみたいと思います。

今年のブログ記事数はこの記事も合わせて130記事でした。 2020年が146記事2019年が178記事2018年が297記事2017年が372記事でしたので、緩やかな減少傾向ですね。

ですが、昨年末の記事で私は次のような振り返りを行いました。

(2020年の振り返りからの教訓)
・目標設定は具体的過ぎず、あいまい過ぎず。
・目標はあくまでも目安と位置づけ、変わる状況に臨機応変に適応する行為はおおいに許容する
・お金を出そうと思える価値サービスは機をあせらず、じっくりと熟成した上で提供する
・実際にやってみて疲れる仕事は一旦見直し、休息を入れた後に再活動すべきかどうか考える
・文章を書く仕事は午前中に集中させる


【2021年の目標】
①2021年上半期までに本の原稿を完成させる(出版交渉はその後)
②YouTubeを毎日更新する(本を毎日1冊ななめ読みする)
③オンライン診療事業を軌道に乗せる(アルバイトなしで運営できるようにする)
④ブログ、Note、メルマガの運営は意識的にセーブする(本を書く時間を捻出するため)
⑤プライベートの時間を大事にする
⑥海外に移住する


ブログの記事数に関しては、④に書かれているように、昨年少しセーブしようと考えていましたので、予定通りと言えば予定通りです。

ですが、それ以外の目標はものの見事に全部達成できていません。

YouTubeの毎日更新は最初の2週間で断念してしまいました。どうも私は動画制作に向いていないようです。こちらは気分が乗ってくるまであせらずにいようと思っています。

また⑥の海外移住も叶っていません。状況はオミクロン株のせいで世界的に出入国制限の流れとなってしまっていますので、かなり絶望的ではあります。こういうこともありますので、事前の予定は厳密でありすぎないようにするというのはある意味合っているのではないかと思います。

一方、そもそもブログの記事を減らしたのは「本を書く時間を捻出するため」という名目でしたが、本の執筆についての進行状況は未だ1/6程度が書けただけの状況です。

ただそれは時間が足りないというよりは、本を書くための瞬発力が足りないという印象を持っています。本をスラスラ書ける人は本当にすごいなと尊敬してしまいます。

ですが、今までとは違って、全然書けていない状況ではありませんし、縁あって強力な助っ人にも助けて頂くこともできています。いずれ明らかにできると思いますが、引き続き私の考えをもっと広く世の中に示せるよう執筆の方は頑張って参ります。

③のオンライン診療事業については、軌道に乗ったとは言い難く、月5-6件利用者がいるかいないかの状況で細々と続けていますが、

一つ大きな変化として6月から保険診療も出来るようにしたというものがありました。

私自身は薬漬けの医療から離れられるよう、終生通院を前提とする保険医療制度から距離を置いた医療がしたいとオンライン診療専門のクリニックを立ち上げた経緯がありましたが、

色々悩んだ結果、患者さんの選択肢をこちらで狭めてはいけないと思い直し、保険診療を導入するに至りました。

ただこれにより患者さんの数が大きく増えたという話でもなく、クリニックの収益としてもむしろ少なくなった(患者さんの懐にはやさしくなった)ので、オンライン診療事業としてはむしろ後退の印象さえあります。

一方でこの経験を通じて、「患者さんにオンライン診療が広まらない理由は保険診療をやっていないからではない」ということがわかりましたし、

むしろこの「オンライン診療」の形にこだわらない方が理想の医療を展開しやすいかもしれないという視点に気づき始め、私のオンライン診療への取り組みは新展開を迎えようとしています。

なお、本やブログ、YouTubeが奮わなかった分、⑤プライベートの時間はおかげさまで充実させることができたかもしれません。

気分が乗らない時は無理して書かない、撮らないを徹底し、さらに時々場所を変えてリモートワークをしてみるなどプチ旅行もふんだんに取り入れて、

海外には行けない分、国内の様々な場所に出かけたり、それまではやらなかったダンスをやってみたり、近所のこども達と触れ合う時間を作ってみたり、色々な学びがあったと思います。

そしてそのように無理をせず過ごしたことが功を奏したのか、2020年には達成できなかった有料のコミュニティ作りにまで見通しを立てることができました。これについては後で詳述します。

心にゆとりを作れば、新たな創造性も生み出されやすいような気がしています。



さて、ブログ記事の方を振り返ってみます。

今年も当然と言えば当然の流れでしたが、ほとんどがコロナの話題でしたね。

ですが、今まで「病原体のせいで引き起こされている」と考えられてきた「感染症」というカテゴリーに、かなり「主体的医療」の発展につながる思考を積み重ねることができたのではないかと思っています。

具体的には1月に書いた「何が「自己」を「他者」だと誤認させているのか」という記事は、「感染症」のみならず、「アレルギー」「自己免疫疾患」「サイトカインストーム」とのつながりを理解する上で重要な考察ができたのではないかと自負しています。

この視点を、従来の「アレルギー性疾患」「自己免疫疾患」「ウイルス感染症」がそれぞれ別物だという観念が固定している人に理解してもらうのはかなり至難の業だと感じますが、

これらがすべてつながっているということが理解できれば、より「主体的医療」の重要性を認識してもらえるのではないかと思っています。

そのベースがあって、突如として現れた「mRNAワクチン」という新規序のコロナワクチンについて、現実に起こっていることも参考にして自分の頭で考え続けた一年でした。

2月の早い段階でコロナワクチンのアジュバントとして用いられている「ポリエチレングリコール」という物質について化学構造を込みで理解しておいたことは、その後の「モデルナアーム」と呼ばれる特異な副反応を理解することにもつながりました。

要するに「mRNAワクチン」は、かつてないほど強い異物除去反応を駆動する構造を持っているものであるということを早い段階で気づくことができました。その結果、コロナワクチンの接種者に起こる副反応が必然的に起こされているもので、決して免疫がついている証拠などではないことも理解することができました。

4月はその後の私の行動を決定づける大きなきっかけとなるまんが やってみたくなるオープンダイアローグ」という本との出会いを記事にしたことがとても印象に残っています。

「オープンダイアローグ」というその手法は、コロナワクチンの登場で社会の「分断」が極まる中で、一筋の希望の光が差されているように私には感じられました。

「私とあなたは違う」ということを前提に、互いを尊重し合い行われる「対話」というコミュニケーションの持つ可能性に私は度肝を抜かれたのです。

本場フィンランドで培われた「対話」で統合失調症の急性期状態が静まるという実績は、私を「対話」を学ぼうという衝動に駆り立てました。

また前述のようにオンライン診療の限界を感じたのも、この「オープンダイアローグ」を知れたことが大きかったですし、

もはや取り返しのつかないレベルまで歪みに歪んだ社会の中でも、まだ希望を感じさせてもらえたのもこの出会いのおかげだったと言っていいと思います。

2021年の当ブログでの2大イベントは「ウイルス感染症及びワクチンの再考」「対話との出会い」に集約できると言っても過言ではないかもしれません。

その結果、私は「対話」について学ぶ機会として「オンラインでオープンダイアローグにふれあう会」という会を4月から毎月不定期で開催し、その実施回数は30回を超え、来年以降もその活動を続けていこうとしています。

そしてついには有料のコミュニティ「たがしゅう対話重視型コミュニティ」を設立するに至りました。

誰にでも「対話」の場を開き、一方でむやみに荒らされることのないよう必要最小限の料金を設定して心理的安全性を確保し、

さらに学び続ける人がより多くの恩恵を受けられるようにコミュニティの学びやつながりの仕組みを作り始めました。

こうして「対話」を知り、「対話」的に振る舞える人が一人ずつでも増えていくことによって、社会の「分断」や「軋轢」が弱まり、違いを認め合い、表面的ではなく深層的にも多様性を受容できる社会へ一歩踏み出せるのではないかと、

このモチベーションであれば、私自身が特別な価値を提供できなかったとしても、コミュニティを継続していけるのではないかと感じ、

昨年断念した有料コミュニティ作りを実現させるに至りました。

この流れで2022年は「対話」の一年にしていきたいと私は考えています。


あとはオンライン診療における1対1の援助関係の構造的問題を自覚し、「対話」に注力したいと考える一方で、その1対1の援助関係に新たな可能性をもたらした医師黒丸尊治先生の考え方に8月に触れられたことも大きかったです。

1対1が絶対にダメなのではなく、1対1の不利な点を認識しつつ、患者の主体性が引き出されるコツを知っておく必要があるということですね。

逆に言えば、知らず知らずのうちに相手の主体性を奪わないようにするための秘訣を知っておく必要性を学んだということです。

具体的に相手の主体性を奪わないために私が心がけるべきことは「上から目線にならない」ということです。「病名」をつけることもその一環に思えていましたが、その後「病名」をつけること自体がダメなのではなくて、上から目線で「病名」という名のレッテルを貼ることがよくないのだということに修正しました。

患者さん自身がわけのわからない状態の理由を説明する「病名」がつくことを望んでいる時には、患者にとって好ましい「病名」を言うことも患者貢献的に働く可能性があるということに注意しなければなりません。

この視点は私がオンライン診療で患者さんと1対1で対峙する時には非常に参考にさせて頂いています。

数年前に私の診療を受けた人からすれば、私の診療スタイルは大きく変わったと感じられる方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。

大きな流れとしてはそんなところになるでしょうか。他にも感染症権威の考えを疑ったり子宮頸がんワクチンの問題にもかなりの時間を割いて考察しました。

ですがそれらの試みはすべて、「主体的医療」の構築という私の中での大きな柱に沿った活動だと言えると思います。

そう言えば今年のはじめて記念日では、「主体性」というキーワードに沿った動いていた自分の半生を振り返ることもできました

今年は「感染症学の再考」と「対話との出会い」によって、「主体的医療」の拡がりに大きく期待が持てる一年になったと総括させて頂きます。


さて、来年は「対話」の一年にしていきたいわけですが、

目標を定めたとしても、その通りにいくことの方が少ないとわかっていながらも、

一つの区切りや「内省」の意味も込めて、一応ある程度の目標を定めて今年のブログを終えようと思います。

・・・そうですね。何はともあれ「たがしゅう対話型コミュニティ」の活動には十分な力を注いでいきたいと思います。

なぜそうしたいかと言いますと、この活動は私の目指す「主体的医療」を展開する母体となる可能性を秘めているからです。

先ほど「上から目線を外す」ことが相手の主体性を奪わないために重要と述べましたが、

「対話」の場は誰もが対等であれるように人為的な工夫を随所に施しています。この活動を拡げることは、医療(医師)に対等に触れ合える人の数を増やすことでもあり、

そういう場でこそ患者さんの「主体性」が花開きやすくなると考えているからです。

2021年12月31日午前6時の現時点では、コミュニティメンバーは7人とまだまだ少ない数ですが、

2022年の間にはコミュニティメンバーが30人を超えられるように、コミュニティ活動を充実させていきたいと考えています。

有料のコミュニティなので、人数を増やすことはたやすいことではありませんが、

このコミュニティで勉強できるのであれば、その価値が十分にあると感じてもらえるようにしていきたいです。

そうすることが「主体的医療」の普及に一役買ってくれることにつながると私は信じています。

またこのコミュニティは「対等」であることがウリなので、

時には私以外の人にオープンダイアローグのファシリテーターを実施して頂いたり、

勉強会のプレゼンテーターをやってもらったりしても面白いかもしれないと考えています。

そのような運営にしていくことで、コミュニティが私の想像を超えて発展していくことも期待しています。

情報発信活動に関しましては、このブログは私の基盤になりますので、引き続き同ペースで続けていくつもりです。

書きたいことは山ほどあって、毎日記事が書けるほどネタがたまる一方で、アウトプットする前にネタの鮮度が切れてしまうこともあり、消化不良の日々が続いています。

ですが昨年と同様、自分のペースを優先に、執筆業務に支障が出すぎないようセーブして記事を書いていこうと思います。

内容的には時事ネタであっても、いつ読んでも学びが得られるように本質をつくものにしていくつもりです。


YouTubeは昨年一年でなかなかモチベーションが上がらないことがわかりましたが、可能性は捨てきれないメディアなので諦めずに更新を続けていきたいと思います。

Twitter, Facebookはこれまで情報拡散目的に使用していましたが、来年はほぼ放置気味のInstagramも何とか活用できるよう頑張っていきたいと思います。

メルマガは週1本ペースを基本に頑張ります。公開的な情報はブログで、より私の内面やプライベートに迫る情報はメルマガで、というイメージで使い分けていきます。

Noteは完全休止中で、ブログとの区別も仕切れていませんが、気が向いたら再開してみましょう。

オンラインクリニックの活動は現状維持でいきます。むしろここは私の力を大きく割くべき場所ではないと位置づけ控えめにしていこうとさえ思います。

ただ私が今新たに力を入れ始めている産業医の活動は、縁があれば増やしていきたいと考えています。

海外移住は完全には諦めませんが、オミクロンで混乱中の世界情勢を鑑みて、時期は必ずしも来年に限らずタイミングを見計らって実行に移したいと思っています。

海外移住が実行に移せない間は、国内の未だ行っていない旅行地をたくさん訪れて、その場所でリモートワークしたり、癒やされたり、学びを深めたりなどと人生を充実させるように働きかけようと思います。

というわけで、最後に来年の目標をまとめます。


【2022年の目標】
①「たがしゅう対話重視型コミュニティ」の活動を充実させる(目標メンバー数30名以上へ)
②本の執筆を完了させる
③ブログは月8-10本ペースを維持
④Twitter, Facebookに加えてInstagramも情報拡散ツールとして頻回に活用する
⑤たがしゅうオンラインクリニックの活動は現状維持(産業医契約は4-5社程度で)
⑥YouTube, Noteは無理せず気が向いたら更新する(できれば月2回程度更新)。
⑦海外移住はタイミングを見計らい、できない間は国内の良いところを探索し続ける


なんか目標のような所信表明のような、よくわからない意志表示となりましたが、

私の向かうべき方向を改めて確認することができたように思います。

こんな私でよろしければ、これからもフォローしてもらえると嬉しいです。

それでは皆様、よいお年を。来年も宜しくお願い申し上げます。


たがしゅう
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