本当にHPVは子宮頸がんの真の原因か

2021/12/08 13:50:00 | ワクチン熟考 | コメント:0件

コロナ収束に向けて大いに期待されたコロナワクチンも実際に人間に使用されるようになり約1年、

デルタ株やオミクロン株のせいにされるなど色々な理由付けはあるものの、現実には期待されたほどその効果はなかったと考えるのが自然な状況になっているのではないでしょうか。

まず何と言ってもコロナが収まる気配が全くありませんし、ブレイクスルー感染なる名前で呼ばれるワクチン接種後の感染も稀でなく観察されています。

ワクチン接種後の死亡例も因果関係が誰一人として認定されないまま(逆に因果関係なしの方はなぜか数名認められている!?)増え続け、しかもその数も明らかに氷山の一角だという状況です。

どう考えても感染予防効果や死亡率抑制効果は感じられませんし、唯一その効果がありそうだと言われている重症化予防効果も、感染予防と死亡抑制がないのにここだけあるというのも不自然です。ともかくかつてないほどにワクチンというものを抜本的に見直すべき好機になると私は考えています。

一方で、このワクチンへの見直しは、あくまでも人類初で急速に開発にされたコロナワクチンだけに当てはまる話であって、その他のこれまでのワクチンについては依然として信頼できるものであろうという意見の方も多いのではないかと思われます。

ただ私はこれをきっかけにワクチン全体を見直した方がよいと思っています。なぜならばワクチンの信頼性を担保しているのは基本的に統計情報だけだからです。

今回のコロナワクチンでも、有効率94-95%だという信頼度の高い情報が有名医学雑誌から出されたにも関わらず、現実にはその情報からほど遠い効果と想定外の被害の大きさが出ています。同じような誤解が他のワクチンで起こっていたとしても全く不思議ではありません。 私は先日紹介した「こびナビ」副代表木下ドクターの著書を通じて、「HPVワクチン」いわゆる「子宮頸癌(予防)ワクチン」のことについて考え続けています。

2011年に子宮頸癌ワクチンが販売され、2013年4月から予防接種法の中の定期接種に位置づけられ、中学1年生から高校3年生の女子に無料で接種させるという試みが積極的に勧奨されてきました。

しかしながら子宮頸癌ワクチン接種後の原因不明の疼痛症候群の報告が散見されるようになり、被害者の会が設立し政府への働きかけによって、定期接種成立からわずか3ヵ月で積極的接種勧奨の差し控えとなる異例の事態が起こりました。

この子宮頸癌ワクチンも「これで子宮頸癌を撲滅できる!」とその有効性を示す医学論文とともに鳴り物入りで登場してきたワクチンです。経緯としてはコロナワクチンそっくりです。

しかし現実に使ってみると理論通りには行きませんでした。若い女の子がワクチン接種後に疼痛症候群のために車椅子生活となってしまう状態は当時様々な媒体でセンセーショナルに報道されました。

しかしその後、なぜこの疼痛症候群が引き起こされたのかについて様々な検証がなされましたが、少なくとも政府の公式な見解としては機能性身体症状、すなわち極度のストレスが身体に反応を引き起こした状態であり、必ずしもワクチンが原因とは限らないという結論に至ったのです。この辺りの問題の処理の仕方もコロナワクチンとそっくりです。

いずれにしても子宮頸癌ワクチンの積極的勧奨差し控え以降、接種率は以後、数%程度に下がり、そのような低接種率の国は世界的に見ても日本くらいだということで、

今この2021年、子宮頸癌ワクチンの積極的勧奨再開の動きがすぐ目の前に来ているという状況にあるという流れとなっています。

積極的勧奨再開派の言い分も理解はできます。せっかくワクチンで予防できるがんなのに、これを打たないことで若くして命を失うという人を一人でも減らしたいという熱い気持ちで積極的勧奨再開を強く勧めようという気持ちは尊重すべきものだと思います。

ただ私はやっぱりこのまま何の改善もなく、ただ積極的勧奨を再開するだけではまた問題がぶり返すだけだという気がしてなりません。

それに私が一番引っかかっているのは、そもそも「本当に子宮頸癌の原因のほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)なのか」という点です。これは言ってみれば「病原体病因論」の立場です。

私はその「病原体病因論」で捉えると、どうしても違和感が拭えない部分があると思っています。端的に説明すると次の通りです。

・ヒトパピローマウイルスは、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%が感染していると推計されている(日本産婦人科学会ホームページ)
・ヒトパピローマウイルスは母子感染もあることがわかっている
・性交渉の経験がない年代の女性であっても、0歳時点でヒトパピローマウイルスに感染している可能性は高い
・しかし子宮頸癌の患者の発生は20代以降ではじめて認められている
・ヒトパピローマウイルスは10年程度の持続感染を経て発がんすると言われているので、10歳前後から子宮頸癌の患者が発生してしかるべきだが、実際には10代の子宮頸癌患者は皆無に近い
・故にヒトパピローマウイルスの感染は子宮頸癌発症の必要条件ではあるものの、必要十分条件ではない


他にも「50〜80%のヒトがHPVに感染しているのに、子宮頸癌を発症するのは年間3000人のみ」とか、「HPVが感染して起こる子宮頸部高度異形成(前がん病変)は自然に退縮することがある」とか、「子宮頸癌組織を病理的に観察しても、子ウイルス粒子は観察されず、あるのはHPVのDNAのみ」といった辺りも、

「HPVが子宮頸癌の原因である」と考えると全部無理が出て来る情報です。明らかにウイルスの存在/不存在だけによらない別の要因が子宮頸癌の発症に関与している可能性を考えることができます。

もしウイルスが真の原因でないのであれば、ウイルスが真の原因と考えて設計したワクチンも大前提から間違っている可能性が出てきます。

私は陰謀論で考えることはなるべく最後にするスタンスなので、子宮頸癌ワクチンが誰かの陰謀で作られたというようなことはまず考えませんけれど、

意図的ではなかったとしても壮大な勘違いをしている可能性は十分にあるのではないでしょうか。

ウイルスはあくまでもきっかけであり、真の原因は宿主の側にあると私は考えています。いわゆる「宿主病因論」で、その辺りの構造はコロナと全く同じです。

それ故、子宮頸癌ワクチンの積極的勧奨はちょっと待った方がよく、少なくとも受けるかどうかの選択肢は残されるべきで、形上の自由選択だけを認めて実際的には反論できない学生の立場で接種を勧められる状況になってはなりません。

しばらくこのHPVワクチンの問題について多角的に考え続けていきたいと思います。


たがしゅう
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