イベルメクチン再熟考
2021/09/02 12:50:00 |
素朴な疑問 |
コメント:10件
抗寄生虫薬のイベルメクチンがコロナに効くのではないかという話が再び注目を集めてきています。
イベルメクチンに関しては以前2020年5月の時点で、私なりにコロナに効果があるのかどうかについて考察を行いましたが、その時の結論としては「はっきりとはわからない」ということで保留にしていました。
今、イベルメクチンがコロナに効果があることを示唆する論文は、基礎研究も含めてたくさんのものが報告されているようです。
一方で実際の人間に投与して効果を調べる臨床研究の論文の中には、ねつ造が発覚して取り下げとなった論文もあったりするようです。
基礎研究は論文として信頼できるものである傾向が強いですが、基礎研究で肯定的な結果が出ていても、臨床的には否定的な結果が出ることはままあります。
なので、結局医学論文上はイベルメクチンが効くのかどうかは、はっきり言って決着がついていないような状況です。
というよりも医学論文で何かの結論を明確に出せたケースの方が圧倒的に少ないように思います。ある論文では効果的と言っていても、また別の論文では効果がないと言っている、医学論文の世界はそんなことばかりです。
こういう場合は視点を変えてみるとよいです。つまり医学論文に全く頼らずにイベルメクチンのコロナに対する有効性を考えてみるということです。 そんなことができるのか、できたとしてそれは信頼できるものなのかと思われるかもしれません。
でも「医学論文の結論は信頼できる」という先入観を一旦脇に置いてもらって、まずは私の主張を聞いて頂ければと思います。
結論から述べます。「イベルメクチンにはコロナウイルス特異的な阻害作用は存在しない。ただし、イベルメクチンは効く人には効く」というものです。
次になぜそのような結論が導かれるのかについて順を追って説明します。
①イベルメクチンは人間に使用した際の副作用が少ないことから寄生虫特異的な薬理作用を持っている
②抗生物質、抗寄生虫薬のように特定の病原体へ特異的な薬理作用を持つ薬は、もともと自然界に存在する物質をもとに開発されている。
③抗ウイルス薬はこれまでにただの一つも自然界にある物質の中から作られていない
④抗ウイルス薬が自然発生しないということは、自然の生物の中でウイルスは対処(排除)すべき対象として認識されていない
⑤イベルメクチンは寄生虫特異的な作用を持つと考えられているが、実はこれに抗ウイルス作用も存在すると仮定すれば、イベルメクチンの作用は寄生虫特異的ではなく、寄生虫にもウイルスにも共通の構造を対象にしている可能性が高い
⑥寄生虫にもウイルスにも共通の構造はすくなくとも物質的には遺伝子(DNA、RNA)及びそれをもとに作られる蛋白質としか考えられない
⑦遺伝子(DNA、RNA)及びそれをもとに作られる蛋白質がイベルメクチンのターゲットになるのであれば、人間に対しても同様のメカニズムをもって薬理作用を発揮して、何らかの抑制効果、つまり人間の細胞に対する副作用を生じる可能性が高い
⑧しかし実際にはイベルメクチンの服用で人間に発生する副作用は圧倒的に少ない
⑨ゆえにイベルメクチンの薬理作用はやはり寄生虫特異的であり、これが人間やウイルスと共通する構造に対して薬理作用を発揮している可能性は低い
以上がイベルメクチンにコロナウイルス特異的な作用はないと私が考える根拠ですが、
厳密に言えば、例えば自然界に抗ウイルス薬がないからと言って、人工界にも抗ウイルス薬がないとは言い切れませんので、私の説にも穴があるにはあります。
ですが、「自然界には存在しないけれど、人工界には抗寄生虫薬かつ抗ウイルス薬となる物質が存在する可能性」と「自然界に存在しない抗ウイルス薬が、自然界に存在する抗寄生虫薬の中にも存在していない可能性」のどちらが蓋然性が高いかという視点で考えると、少なくとも私は後者の方がしっくり来ます。
ただもしもその「イベルメクチンにコロナウイルス特異的な作用はない」という仮説が正しいのだとすれば、いくら医学論文の世界が玉石混淆だからと言っても、イベルメクチンでコロナを抑えるというデータが出て来るのはおかしいのではないかと思われるかもしれません。
しかしイベルメクチンにコロナウイルス特異的な効果がないことイコール「イベルメクチンはコロナウイルス感染症に効果がない」というわけではありません。
イベルメクチンはウイルスに対して何もしていなくとも、人間の中の代謝システムを改変している可能性があります。
ただ基本的にイベルメクチンは副作用の少ない薬です。副作用が少ないということは主作用も少ないということを意味しますので、イベルメクチンが人間ならではの仕組みに作用して代謝を改変しているということはやはり考えにくいです。
となると、あと考えられる要因としては心理的な改善、いわゆる「プラセボ効果」で人間の代謝を変更している可能性が考えられます。
「プラセボ効果」と言いますと、いわゆる「気のせい」のようなネガティブな意味で捉えられてしまう人もいるかもしれませんが、私はこれは立派な臨床効果だと考えています。信じる力は何よりも強い自己治癒力を引き出すとさえ考えています。
これだけ世間でイベルメクチンがコロナの特効薬のような扱いで報道されれば、あるいはコロナが恐怖の感染症であることが真実味を持って多くの人に信じられたことと同じように、確信的にイベルメクチンの臨床効果を信用されたとしても不思議ではありません。
「イベルメクチンはコロナに効くに違いない」と確信している人が実際にイベルメクチンを飲めば、その薬効はさておき、しかも副作用もほとんどないということになれば、「プラセボ効果」によって治癒力が発揮されるので、その結果とそれによって人間の細胞の中で引き起こされている現象がイベルメクチンの薬理効果として誤認されている可能性があると私は思います。
そもそも私はコロナを含むウイルス感染症は「異物除去反応を中心とする自己システムのオーバーヒート状態」だと捉えていますので、この自己システムの修正に働きかけるメカニズムがコロナ治療薬に存在してしかるべきだと考えています。「プラセボ効果」という自己システムそのものを修正するメカニズムはその考えに合致しています。
一方で、ウイルスは「自己」と「非自己」の中間体だという考えも持っていますので、それが正しいのであればウイルスに攻撃できるということは人間にも副作用をもたらすという抗がん剤と共通の特徴を持っていないとつじつまが合いませんので、そういう点でも人間にほとんど副作用をもたらさないイベルメクチンがもたらす効果が抗ウイルス作用のでもたらされているわけではないという見解を支持しているのです。
ただこの考え方には若干の問題が残っています。
それは冒頭にも述べたイベルメクチンがコロナに効果があることを示唆する数々の基礎研究論文があるということです。
「プラセボ効果」を発揮するためには少なくとも思考する「人間」という個体が必要です。しかし基礎研究の多くは人間そのものではなく、人間あるいは別の細胞を使ってイベルメクチンの効果が評価されています。
例えば、イベルメクチンがコロナに対して効果があるのではないかという話のきっかけになった、2020年6月にオーストラリアのモナッシュ大学から報告された基礎研究論文は、「試験管内で新型コロナウイルスを感染させた細胞にイベルメクチンを投与させた際のウイルスの増殖活性が5000分の1に抑えられた」という実験結果を示しています。
この現象を「プラセボ効果」で説明するのは無理があります。ですがこの結果があったが故に前回の私のイベルメクチン考察でこれといった結論を導けなかったという言い方もできます。
ここで思い出してみます。「・・・そう言えば、まだ新型コロナウイルスの単離には世界の誰も成功していないのではなかったか」と。
だとしたら「このモナッシュ大学の研究チームが細胞に感染させたという新型コロナウイルスとは、はたしてどういうものなのか」と。
そう思ってこの基礎研究の原著論文の、そのまた元となった2020年4月にオーストラリアで初めて新型コロナウイルスの単離に成功したという論文の内容を確認してみました。
するとそこには、2020年1月19日に中国の武漢からオーストラリアのメルボルンへ渡航した58歳の男性が発熱、咳、呼吸困難などのコロナ様の症状を示したとのことで、
この患者の鼻咽頭ぬぐい液を採取し、コロナのPCR検査を実施したところ陽性となり、さらにこの鼻咽頭ぬぐい液をベロ細胞(※アフリカミドリザルの腎臓上皮細胞に由来する不死化細胞。ウイルスやワクチンの研究によく使われる)に振りかけて培養したところ、電子顕微鏡でコロナウイルスに属する粒子を検出し、全ゲノムシーケンスという技術で遺伝子を調べると同時期に中国から公開された新型コロナウイルスの遺伝子塩基配列と99.9%一致していたという内容がかかれていました。
これによりコロナウイルスの単離ができたということとされていますが、この単離されたコロナウイルスが同様の症状を別の誰かに引き起こすことがあるかどうかといういわゆるコッホの原則が確認されたわけではありません。
大元の中国で公開された遺伝子情報でもって、ウイルスが単離されて感染性が確認されたわけでもないので、オーストラリアでコロナウイルス粒子が単離されても、それが本当に新型コロナの遺伝子なのかどうかはよくわかりません。
ただ話を戻して、オーストラリアのモナッシュ大学のイベルメクチンの基礎研究で使われたウイルスはコロナウイルス属のウイルスであることだけはどうやら間違いなさそうです。
そこでどうやってウイルスの増殖活性をみたのかと言いますと、リアルタイムPCRという方法で調べたウイルスのRNAの量がイベルメクチンの投与によってどう変化するかという関係をみています。リアルタイムPCR法ではPCR増幅が起こるタイミングから遺伝子(RNA)の定量を行うことができるとされています。
一見するとイベルメクチンの量が増えれば増えるほどウイルスのRNA量が減るというグラフに見えるのですが、よく見るとイベルメクチンの量に応じて直線関係でRNA量が下がっていくのではなく、ある量まではRNAの量にほとんど何の変化も起こっていないのに、ある量を超えた途端に急激にRNA量が下がるというデータになっています。
そしてその量は人間の寄生虫感染症に対して使われるイベルメクチンの量ではありえないくらいの多い量であるということがわかっています。
これはイベルメクチンが抗ウイルス作用をもたらしたというよりは、通常は動物細胞に害を与えないイベルメクチンが許容量を超えたために処理できなくなって細胞の代謝システムが破綻してしまったと考える方が自然な現象のように思えます。
・・・長々と書いてしまいましたが、要するに基礎研究結果の解釈からしても疑わなければならない点があるということです。
他にも例えば、イベルメクチンがインポーチンαという細胞が核内にタンパクを搬入する物質に結合し、ウイルスが細胞内に侵入するのを防ぐというメカニズムを示している基礎論文(Yang SNY, et al. The broad spectrum antiviral ivermectin targets the host nuclear transport importin α/β1 heterodimer. Antivir Res. 2020;177:104760.Return to ref 26 in article)もありますが、
これもウイルスの侵入を防ぐというだけではなく、核内に移行させるべき蛋白質の核内への移行自体が阻害される現象なわけですから、ウイルス特異的な作用というよりは細胞全体に負荷がかかっている可能性が示唆されるので、
試験管内ならではの大量投与でしか観察されない現象を見て、ウイルス特異的な作用であると誤認してしまっている可能性は十分にあると思います。
以上を踏まえまして、私の現時点でのイベルメクチンに対するスタンスは次の通りです。
「イベルメクチンがコロナに効くと信じられる人は飲めばいいと思うし、希望者には可能な限りのサポートは行う。また副作用の頻度も一般的な西洋薬に比べるとはるかに少ないので、少なくとも飲んで悪いことが起こる可能性は低く、よくなる可能性も十分にあると思う。ただし現時点でイベルメクチンがコロナの特効薬であるとは私には思えない。」
私は引き続き食事療法とストレスマネジメントを中心にして、
コロナだけではなくすべての病気の予防を図っていきたいし、どちらかと言えばそちらを患者さんにおすすめしたいと考えています。
たがしゅう
プロフィール
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
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ワクチンから寄生虫
https://note.com/nakamuraclinic/n/n44db3f9c5994
1回目のワクチンを摂取して来ました。
2日目で腕の痛みが落ち着いて来ました。
2回目摂取は避けられそうかと思いましたが、ちょっと微妙な感じです。幼稚園からも両親のワクチン摂取をお願いしますとの連絡が来ました。
今回思いましたが、自分が病気になったとして、望む治療を受ける拒否出来るというのは、たとえそれが間違っていたとしても素晴らしい事なんだと思いました。
イベルメクチンの副作用報告
https://www.min-iren.gr.jp/?p=28904
ストロメクトール(イベルメクチン)による意識障害と高ナトリウム血症
https://www.min-iren.gr.jp/?p=35295
催奇形性も報告されています
イベルメクチンを「ばらまく」行為は問題があります
Re: ワクチンから寄生虫
情報を頂き有難うございます。
引用記事中に「Trypanosoma cruziという、エイズの原因となる寄生虫であると同定」とありますが、これはAIDSの原因ではなく、AIDS患者に共感染しやすいということで、AIDSの原因は一応HIVということになっていますので、認識が一般的なものと異なっているように思います。また仮に寄生虫が混入していたとして、-70℃のディープフリーザー内で生存するのは困難でしょう。無意識下の異物混入の範疇であるように私は思います。
「コロナワクチン後遺症にイベルメクチンが効いた」という情報に対しても、イベルメクチンが寄生虫の混入に対して効果を発揮したというよりは、プラセボ効果を引き出したと考える方が今のところ私はしっくりときます。
Re: タイトルなし
コメント頂き有難うございます。
幼稚園からのワクチン接種強要があるとお辛いですね。まるでお子さんを人質に取られているかのようで看過できない状況です。
2回目を逃れる一つの方法としては、「1回目の時の副反応が非常に強かったので、医師から2回目接種は受けないようにとの指示を受けました」という風に切り返すことです。そうすれば少なくともワクチンを受けることへの努力義務ははたしたことになると思います。もしもそれに当たって証明が必要だということであれば、オンライン診療で相談するというのも一つの方法だと思います。
> 自分が病気になったとして、望む治療を受ける拒否出来るというのは、たとえそれが間違っていたとしても素晴らしい事なんだと思いました。
御指摘の通りです。実はそれこそが私が目指す「主体的医療」において最も重要視していることでもあります。医療者側の標準治療的な価値観だけが押しつけられるべきではないと私は思います。
Re: イベルメクチンの副作用報告
情報を頂き有難うございます。
いくら副作用が少ない薬といってもゼロではありませんし、
たくさん使えば、今まで顕在化しなかった副作用も出てきて然るべきです。
有効性が明確なのであればまだしも、不透明な薬なのであればその使用は慎重になるべきで、そういう意味でコロナワクチンと同じ構造を持っていると私は思います。
難儀なコロナを考える会
こちらの会でも同調圧力・副反応被害など接種に関連した問題相談を受け付けて下さるそうです。
ご参考まで。
難儀なコロナを考える会
https://nan56.org/?fbclid=IwAR26VZ5QDAWOxMEpvPv5-ngO5pej3ZrH8jDj6c5SmSZfGuw-xIB7CenPX80
参考にさせて頂きます。
日本医事新報より
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=17787&fbclid=IwAR21XC3GS0WFzxVFys0MwnisG48sBz1eOeI_n_UaGi6FoI7PXgxxAFMDA0M
Re: 日本医事新報より
情報を頂き有難うございます。
リンク先のドクターのコメントに次のようなものがあります。
>「少なくとも現時点では」イベルメクチンはEBMの観点では積極的投与が支持されていないことから、臨床医はサイエンティフィックに適切な判断をくだすべきと考える
でもそれで言うなら、レムデシビルも抗体カクテル療法も一部エビデンスが出ただけで特例承認されてしまっているような状況で、決してサイエンティフィックに積極的投与が勧められている状況ではないのですから、非常にダブルスタンダードな姿勢であるように私には思えます。
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