コロナワクチン反対派医師の私がコロナワクチン接種業務に携わる意義
2021/06/24 11:20:00 |
ワクチン熟考 |
コメント:16件
しばらくずっと悩んでいたテーマがあります。
「コロナワクチン反対派の私がコロナワクチン接種業務に従事することは悪なのか?」
私はそもそもコロナに感染し重症化するかどうかは本人の状態に委ねられているという意見で、コロナワクチンはそれまでのどのワクチンと比較しても圧倒的に副反応が起こる確率が高いが故に非常に注意が必要な物質だという認識を持っています。
副反応が起こりやすいということはそれだけ多くの人に異物として認識されやすい物質なのだということでしょう。またコロナワクチンは筋肉注射で、血液と接触しやすいことも副反応が起こりやすい一つの要因になっていると思います。
しかしその副反応の強さに対して、専門家が言うには「抗体を作るために必要な反応だ」といういつの間にか出てきた新解釈によって無理矢理納得させられているようなところがあると思います。
でもそれはあまりにも都合がよすぎるでしょう。それだと今までの副反応が強くないワクチンは皆、抗体がついていないのかということになりますが、そんなことはないでしょう。
そして抗体がつくかどうかは病気を制御するのに絶対的な要素ではないという事実も少なくともコロナにおいては明確になってきたように思います。
こうした理由から私はコロナワクチンを打つことに対して非常に否定的な立場です。 もう一つ、大事なことがあります。すでにワクチン接種後の死亡者が277例報告されています(2021年6月13日時点)。
専門家は立場上これを「ワクチン接種との因果関係は不明」だと押し通しますが、すべてワクチン接種後数日以内に発生している死亡例です。
普通に考えれば「ワクチン接種との因果関係は否定できない」と判断するのが筋でしょう。これをすべて「因果関係は不明」とか「因果関係は認められない」と判断されてしまうところに科学的な不公平性を感じる人は私だけではないはずです。
一方で、どんな人が死亡者となっているのかと言いますと、若い人での死亡者も少しあるようですが、圧倒的大多数なのは高齢者です。しかも基礎疾患を多く抱えている方に多い傾向があります。
コロナは高齢者や基礎疾患が多い人で重症化しやすいとされていますから、コロナワクチンで死亡してしまうのは皮肉な話です。しかしこれはなぜ高齢や基礎疾患の多さで重症化するのかという本質がわかれば必然的な現象であることに気づきます。
要するに高齢とか基礎疾患が多いという状態は、「特定の身体のシステムを酷使し過ぎることによって、全体のバランスを保つことができなくなった状態」だということです。
そうした状態でウイルスという「非自己」との接触イベントを通じて、この「非自己」と認識する対象を排除する免疫システムをバランスよく駆動することができず、過剰に駆動させ続けてしまうことによって自らを死に至らしめるところまで事態が秩序のない状態へと移行しうるわけですから、
そういうバランスのとれていない状態にある人に対して、人為的に「非自己」と遭遇させるコロナワクチンを打つという行為を行えば、そのような過剰適応状態が起こりうるというのは全く必然的であると私は思います。
さて、冒頭の悩みに戻ります。「私はコロナワクチン接種を手伝うべきなのかどうか」です。
結論から言いますと、私は「コロナワクチンの接種業務を手伝う」ことに決めました。
私は医師としてコロナワクチンの有効性に疑問を感じている、それどころか有害である可能性が高いと思っています。普通に考えればそのようなワクチン接種行為に協力するのは道理が通りません。
一方でコロナワクチンを圧倒的に大多数の人が求めているという事実もあります。これらの人達はワクチンに期待をかけて、早くワクチンを打って安心したいという思いを強く持っています。
そのように強く思っている人に対して自分はワクチンを打たないという姿勢を貫き続けることは、相手に著しいストレスを与えることにもなりかねません。
ただ、それにしてもわざわざ大規模接種会場に出かけて接種作業を手伝うという行為はどうなのか、ということも考えるわけですが、
ここに関してはぶっちゃけて言いますが、「ワクチン接種援助のアルバイト業務には非常に高額の報酬が設定されている」ということが私の判断に大きな影響を与えました。
より平たく言えば「お金に目がくらんだ」と言ってもよいと思います。これが普通の報酬のアルバイトであればきっと私は接種業務を手伝うことはなかっただろうと思います。
しかしその高額報酬が設定されたことを受けて、これが奇しくも自らの姿勢を見直すきっかけとなりました。
このまま意固地に「自分はコロナワクチンを絶対に打たない」というスタンスを貫くことで、折角自分の能力で大きな報酬が得ることができる仕事があるのにみすみす見過ごすことになってしまうわけです。
しかも多くの人がこのコロナワクチン接種を望んでいる状況です。折しも私はオープンダイアローグという多様性を理解し、様々な価値観を漂わせる方法に興味を持っている最中でした。
「コロナワクチンはよくない」という自分の気持ちも大事にしつつ、「コロナワクチンを打ちたい」という相手の気持ちも大事にするためには一見矛盾するように思えることであっても向き合う必要があるかもしれないと思ったのです。
それに「コロナワクチンを打たない」という価値観を相手に押しつけることも、全く対話的ではないなとも思ってしまったのです。
でも色々と考えた結果、ワクチン反対派の私がワクチン接種に協力することの意義は確かにあると思っています。
それは中盤で考察した「高齢や基礎疾患者にコロナワクチンでの死亡者が多い」という事実を十分に踏まえておくことが必要になってきます。
高齢だけで皆、コロナワクチンで重症化するわけではありません。高齢者の中でも実際にコロナワクチンで重症化する人はごくごく一部の人です。
多くの人はコロナワクチンを打ったところで一過性のトラブルに見舞われるだけです。それで大きな安心感が得られて、本人のストレスマネジメントになるのであればそれはそれで大事なことかもしれません。
しかし基礎疾患が多い人に重症化例が集中しているということは言えるでしょう。
高齢者でかつ基礎疾患が多く薬漬けになっているような人が主治医に勧められるがままワクチンを受けに来ている人もきっと多いと思います。
そういう人に「ワクチンを受けない選択肢もある」ということを勧告する役割はまず私にはあるのかなと思っています。
とは言え、そういう人は基本的に主治医の先生の言うことに従うのみでしょうから、ワクチン接種会場にたまたまいた私の言葉をちょっと聞いたくらいで「はい、そうですか」と素直に受け入れてもらえるとは思いにくいところがあります。焼け石に水かもしれません。
それでも何も言わないよりは貢献的だと思いますし、これを言うことによってその方も自分の体調の変化を注視して早めの相談につながる可能性もあるかもしれません。
そしてもう一つ、「コロナワクチン接種後の副反応に対して救済制度がある」という情報もしっかり伝えておくことも重要だと思っています。
ワクチンを打って何か後遺症的なトラブルに見舞われたとして、主治医に相談したところで「それは仕方がないことだ」と言われるのがオチで、泣き寝入りしてしまうパターンは大いにありそうです。
ですが救済制度の存在を知っていれば、少なくとも金銭的な補償で泣き寝入りしないで済む可能性は高まりますので、これを伝えることも幾分貢献的です。
そして最後に、「アナフィラキシーショックに迅速に対応すること」です。
コロナワクチン接種後のアナフィラキシーショックは2021年2月17日から6月13日までの約4ヶ月間で1407例報告されています。これも他のワクチンとは比べものにならない多さです。
私の接種会場でもそうした例が発生する可能性は十分にあります。私は救急医としての診療経験もありますので、その辺はお役に立てるのではないかと思います。
何をどう言っても自分の価値観を理解してもらえない人は絶対いますし、
社会の仕組みの中で、何かおかしいと思っていたとしても、気づいていたとしてもどうしようもない場合もあると思います。
何より自分だってそんな人間の一人です。誰かから「コロナワクチンが良いですよ」という説得をどれだけ誠意を持ってされたとしても、私が受け入れられるとは到底思えません。
また私だって社会の中の仕組みに従うことを選択しています。マスクは無効と思っていながら、戸外ではマスクつけないものの、公共交通機関や公的施設、マスク装着を求めるお店に入る時にはマスク装着に従うようにしています(鼻出しですが)。
本当に自分の信念に従って動くというのであれば、デモ活動したり、求められる場所でもノーマスクでいればいいのでしょうけれど、価値観のぶつかり合いによる不毛な衝突を避けるために私はマスクをつけて諍いを避けることで心の安寧を手に入れています。
そしてワクチン接種業務への応募に際してもお金に目がくらんでしまう自分がいました。自分の生活状況が苦しい時に、お金の話を出されてそれでも断れる人は聖人かもしれませんが、少なくとも私はそんな人間ではありません。
よくコロナワクチン推進派の専門医が製薬会社からの献金に目がくらんでテレビで恐怖を煽り続けていることに批判が集まりますが、私もそういう人と大差はないのだということだと思います。
しかしこれは全てに対してあきらめ宣言をしているわけではありません。
むしろ多様な価値観を受け入れつつ、ありのままの自分を認めながら、そんな自分に何ができるのかを常に考えて実行することを繰り返すこと、
そうすることで私はさらに前に進んでいくことができるように思うのです。
たがしゅう
プロフィール
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
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難しい選択をされましたね。
結局お金か…という判断ですね。でも先生は考えに考えた結果、その選択をされたことは、このブログを読んでいればわかります。
本当に世の中って一筋縄ではいきませんね。人生って選択の連続ですね。まさに人生ゲームのようで、その結果どうなるか、どうなっても自分の選択の結果と思うしかないですね。
Re: 難しい選択をされましたね。
御理解を頂き有難うございます。
お金きっかけで考え直したことは事実ですし、そういう現金な部分が自分にもあることも直視しないといけないと思いますし、
一方でお金を求めること自体を白い目で見られる筋合いはないと思う一方で、多くの人には偏見を持って見られるであろうことへの覚悟も必要で、一番大事なことは患者さんの幸せを守ることだけれど、自分はその幸せを崩すことに加担しているかもしれず、けれども理由はどうあれワクチンを受けることが本人の幸せなのであれば、大きな問題が起こらない限り、それを手伝うことは必ずしも悪いことではないかもしれないし、大きな問題が起こるかどうかは運ではなく、確実に本人の中に要因があるはずだから・・・などと、とにかくいろいろ悩みました・・・(^_^;)。
子宮頸がんワクチンをうって、不自由になった若い人達がおりましたよね。
自分から進んでうったのでしょうが、きっと後悔していると思います。
うったお医者さんは
この事を 申し訳ないとか
人の一生を台無しにしたとか
思っているのでしょうか?。もう、そんなことは忘れているのでしょうか。
人間の進化の為には
少々の犠牲は仕方ないと、思うしかないのでしょうか。
私も 時がたてば他人事で片付けてしまいますが
当事者の親達の心情を思うとやりきれません。
こんなことを
たがしゅう先生に言っても仕方ないことですが
ワクチンについて
考えてみました。
Re: タイトルなし
コメント頂き有難うございます。
医者にとって自分の医療行為のせいで不可逆的な損傷をきたしたことを受け入れるのは非常に心理的負荷の高いことです。
場合によっては一生のトラウマとしてその医者の中で引きずって生きていくことになりうることとさえ思います。
そういった心理的負荷を避けるための防衛本能として医師は「それは仕方のないことだった」と理解する傾向にあると思います。
しかし実際にはその医療行為を行わないという選択肢もあったわけですが、それは医師として非常に受け入れがたいことであるわけです。手術を担当する外科医にも同じ構造が当てはまると思います。なので外科医は一般的に患者を守るためというよりは自分を守るために手術のリスクについてこれ以上ないくらい説明します。ある意味でそれは致し方のないことです。
一方でワクチンを打って後悔している人やその親御さんの心中もお察しします。
世の中の情勢やコミュニティの中でワクチンを受けないという選択をすることは困難であったかもしれません。結果から「あの時こうすればよかった」と思うことは簡単ですが、結果の情報が与えられていなければ、タイムマシンで時間を戻せたとしてもおそらく同じ選択を繰り返していたことでしょう。
自分の身に起こったことは自分が受け止めていくしかありません。私はワクチンの後遺症が起こる人の中にはそれなりの要因があると考えています。ワクチンという外にあるものに全て起因するのではなく、ワクチンはあくまできっかけで本当の要因はその人の中にあるはずです。その人の中の要因にはその人が向き合うしかありません。親御さんの立場では一緒に苦しい気持ちになるのも無理もありませんが、アドラー的に言えば「課題の分離」が必要で、周りにいる人間ができることは支え続けること、そして対話の相手に鳴り続けることではないかと私は思います。微力ながらその支える人間の一人となれるよう私も尽力したいと考えています。
たがしゅうはその結果に耐えられるか.
>医者にとって自分の医療行為のせいで不可逆的な損傷をきたしたことを受け入れるのは非常に心理的負荷の高いことです。
-------------
この場合の医療行為は手術などの病気を治すための処置であって,少しでも可能性があれば試みる価値のあるものでしょう.だから不首尾に終わったとしても,それはやむを得なかったとして自分を納得させることはできるでしょう.
これに対して,ワクチン接種は健康な人に対するもので,病気を治すためにやらなければならない処置ではない.この処置により死亡等の重大事象が起こる確率は極めて小さい(とはいえインフルエンザワクチンなどに比べてかなり大きい)けれど0ではない.もしそのような事象が起こったとき,「仕方がなかった」と言って済ませられるか.たがしゅうにはできないと思う.もちろん何事もなく終わり,大きな金額の報酬を受け取ることにはなると思われますが,先生の精神の健康上あまりよろしくないのではと考えます.
ちなみに,然る情報によると,一般医師の報酬は1日10万円と聞いてます.これが高いか安いかわかりませんが,ちなみに,自衛隊の医務官は3千円だそうです.
自衛隊員の場合は国の命令でやるので,結果に対して自分は一切責任を感ずる必要はないが,一般医師の場合は自分の意志で行うので,責任を感じざるを得ない.そこが,これだけの報酬の差が出るのだと思います.
とはいえ,この程度の報酬で不本意なことを行うのは割に合わないと私は考えます.
ちょっとびっくりして
意地悪なコメントになったと思います。
書いておいて何ですが
あまり、気になさらずに。
m(_ _)m
色々 難しいですね。
理想と現実。
お医者さんでなくても、
生きていくために、
生きていたら、
何が正解なのか、、。
あんまり真面目に深刻に考えすぎると
答がでません。
ちょっと、アタマを冷やして
後日
考えます。🤭
No title
先生のぶっちゃけ話、素晴らしいです。私もワクチンを打つつもりはありません。
先生の今後のご活躍を遠くから楽しみにしながら応援いたします。
Re: たがしゅうはその結果に耐えられるか.
率直なコメントを頂き有難うございます。
おっしゃっている点は非常によくわかります。私自身も決断するまでに御指摘頂いたような点で悩みました。
ただこんな事を言うと言い訳じみてしまうので見苦しいかもしれませんが、少し言い訳させてください。
高額報酬をきっかけに自分の行動を見直したのは事実ですが、私の目的は報酬を得ることではありません。自分の行動「人々(患者)に貢献できるかどうか」です。
前提としてそれを臨んでいる人達にワクチンを打つということ、そして不可逆的な損傷をきたす人の数は圧倒的に少ないこと、そして不可逆的な損傷はランダムに起こるのではなく、一定の要因が重なる人に起こっていること。それであれば私がそのリスクをスクリーニングして、高リスクと判断される人には接種しないように勧める正義もあってもいいのではないかと思いました。勿論、そのチェックも確実ではないですし、高リスクなので受けないように勧めても受けてしまう人もいるでしょうけれど、それでも自分のできることをやった上で、不幸な結果が起こるのであればそれは必然として受け止めることができると思うのです。それはちょうどがんの患者さんに私が手術を勧めない状況とリンクします。
そして私も接種に同意する以上、無責任ではいられませんので、その責任を一緒に負うというリスクの代償として正当な報酬を受け取らせて頂きたいと考えています。
Re: タイトルなし
返事コメント頂き有難うございます。
何事も真面目に考えすぎてしまう私の悪いクセが出てしまいました。
・・・こうやって返信するのも真面目なのかな?なかなか変えがたいものですね(^_^;)
Re: No title
コメント頂き有難うございます。
自分の信念を貫く行為と、他人の意見を尊重する行為はともすれば矛盾してしまいがちですが、
どちらも大切にして、そのままでいいという受け止め方をするオープンダイアローグの視点は困難を打開する際の助けになってくれそうな気がしています。
No title
「ワクチンを打たないという選択肢もある」という事を医師から言われると、接種に対して漠然とした不安を持っているヒトは安心して接種を避けられると思うのです。
私はこんな不気味なワクチン、国民の大半が手を出さないのではないか・・・と思っていましたが違いました。我先にワクチンを求め、接種すると安心となっています。何かが違うと思うのですが、世間の風潮とは怖いものです。先生がいつか言われていた「すべてを鵜呑みにしない事」という言葉が浮かびました。
私は職場でも電車内でもマスク無しを貫いています。前者では陰で色々と言われているようですが、「身体上の問題でマスク出来ない」としているのです。興味の無いヒトにまで私の考えを伝えるつもりはありませんから。
マスク無しでのトラブル?は1度だけです。京都大丸に入店時、「マスクをお持ち下さい」と言われたのです。この時の身体の問題で・・・と説明し丁重にお断りしました。
毎日の通勤電車(2人がけ)でもマスク無しの私の隣に誰もが気にせず座ります。この事からもマスクに対する世間の考え方も変わりつつあるように思っているのです。
くんだみえ
No title
先生頑張ってください応援しています。
人間の細胞にも存在する「ポリメラーゼ・シータ」はRNA配列からDNAを合成できる可能性がある
https://nazology.net/archives/91045
Re: No title
コメント頂き有難うございます。
堂々と「マスクはつけたくないからつけません」と言って受け入れてもらえるといいですが、実際問題そうはいかない生活場面は多々ありますからね。そのように受け入れてもらうための口実を準備しなければならないのは辛いですよね。しかし社会は綺麗事だけでは生きていけないということなのかもしれません。
とは言え、ワクチンを含め多様な価値観が共存する社会を目指して、私自身の心のひものほつれを解きほぐしていくことから始めていければと思っています。
Re: No title
> 先生頑張ってください応援しています。
応援及び情報を頂き有難うございます。
ウイルスについて考察すればするほど、人間との境界線があいまいになっていく感じがしています。
ウイルスを攻撃することは自分自身を攻撃することという構造が、単に思想的な話ではなく、実際的にあると思っています。ということはウイルス感染症に対してやるべき対策はウイルスを避けることではなく、自分をととのえることだと私は思います。
管理人のみ閲覧できます
Re: 情報提供
情報提供頂き有難うございます。
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