「掃除」をこまめに行う重要性

2020/02/22 17:35:01 | 自分のこと | コメント:0件

先日とあるお客様を家に招く必要があったため、家の掃除をすることになりました。

以前の生活ではこういう事はあまりなかったのですが、現在は独立開業したということもあり不定期で様々なお客様が家に来るという機会が増えたために、

今ではその度に家を掃除をするという機会に恵まれることとなりました。

掃除が習慣になっている人にとっては当たり前の話なのだと思いますが、私のようにずっと一人暮らしであった人間は結構家が汚いまま過ごしているという方も多いのではないかと思います。

しかし人を招くという機会を持つと流石に汚いままで迎えるわけに行かず、面倒くさがり屋の私でも半ば自然と掃除をする方向で身体が動くのです。

結果、お客様を招く度に掃除をするという習慣が身につき、前の家とは比べものにならないくらい綺麗な空間で日々を過ごすことができるようになりました。 恥ずかしながら、そのような習慣になってはじめて気がついたことですが、

掃除というのは一気にいっぺんに行うよりも、時々こまめに行う方が圧倒的に楽で気持ちがよいということがあります。

掃除というのは広い意味で「労作」です。負荷のかかる「労作」です。

掃除が好きだという人もいるし、掃除を仕事にしているという方もいるのでその労作を負担に思う程度は個人差もあるとは思いますが、

それが労作である以上は、時間が長くなればなるほど、あるいは負荷が大きくなればなるほど、辛さを感じやすくなってくるはずです。

だからいっぺんにまとめて掃除をする、という発想は、掃除が好きになるかどうかにおいてはかなりハードルが高い試みだということです。

一方で、今の私が経験しているように、大きなゴミがたまる前に、小さなゴミを捨てたり、配置を整えたりするという行為は、同じ「掃除」であってもそこにかかるストレスは少ないですし、

少ないストレスで行うことのできる「掃除」では余裕が生まれるようになり、デメリット以外のメリットにも目が行きやすくなり、その行為が好きになる可能性も高まると思います。

掃除のメリットはやはり気分のよい空間をキープすることができるということです。

その空間をキープしていれば、仕事の効率も高まります。人間は時間と場所さえあればたとえどのような環境でも同じパフォーマンスで仕事ができる、ということはきっとないはずです。

そういう意味で言えば、「掃除」をすれば確かに時間はとられて、その間に他のことはできなくなるかもしれないけれど、

周り巡って自分のパフォーマンスを上げますし、その「掃除」時間は最小化で済むようにするためには、大きなゴミがたまる前に掃除を行って済ませること、すなわちこまめに掃除をするという結論に行き着くわけです。

当たり前の話過ぎて面白くないでしょうか。

しかしこの話を自分の身体のことだと当てはめてみるとどうでしょうか。

人間の身体の中にゴミがたまると言えば、それは常に食べ物からであるはずです。

糖質過剰の問題は糖質制限を学ぶ人から見れば明らかですが、それ以外にも無数の人工物や不自然な量の自然物を体内に入れることもゴミをためる要因になることでしょう。

それを掃除することができるとすれば、食べないことによってしかないように私は思います。

時々断食をすることは私によって身体の中を「掃除」することに他なりません。逆に年末大掃除かのごとく、普段「断食」を全くやっていない人が一気に大きな「断食」を行うということは、それはいかにも大きなストレスになるということは想像に難くないでしょう。

私達は普段身体の「掃除」ができているでしょうか。

よいものを取り入れなければ、栄養をしっかり補給せねば、そういった発想ばかりに傾いてしまってはいないでしょうか。

プラスの発想とマイナスの発想、その両方をバランスよく取り入れる必要があるのではないでしょうか。

「掃除」を終えて、気分がよくなった私の頭にそんな思いがよぎりました。


たがしゅう
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