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「恐怖/勇気」:福岡哲学カフェ参加の御報告〜前編〜

category - イベント参加
2019/ 11/ 21
                 
2019年10月より主たる活動の舞台を鹿児島から福岡へ移しましたことをきっかけに、

前から興味を持っている哲学カフェを他の地域でも体験してみたいという欲求が出てきました。

最近は哲学カフェに参加するよりも開催する機会の方が多かったので、久しぶりに一参加者として哲学カフェを楽しもうと思いましたし、

他の地域の哲学カフェではどのようなやり方で運営されているのかということにも興味がありました。

というわけで「福岡 哲学カフェ」でネット検索して真っ先に上がってきた「福岡哲学カフェ」へ先日参加して参りました。
            

福岡哲学カフェは「福岡市赤煉瓦文化館」という趣ある建物の広々とした一室で毎月第3日曜日に開催されているとのことでした。

時間は少しゆったりの2時間で、最初の10〜15分程度で本哲学カフェでの注意点について主催の方が資料を見せながらじっくりと丁寧に解説されていました。

ルールの中でメインの「安心のためのきまり」は3つありました。

1「人の話を最後まで聞く」
2「意見や人格を評価しない」
3「決めつけて話さない」


そして「大切にしてほしいこと」として4つ紹介されていました。

1.こんなことを聞くと笑われるかなという質問(疑問)
2.言いよどむ言葉
3.「なぜ」に注目する
4.答えたくない質問には答えない


自由な対話を推進する哲学カフェにおいて、いずれも大変参考になる内容でしたが、

私がこの中でなるほどと思ったのは、大切にしてほしいことの2番目「言いよどむ言葉」についてです。

福岡哲学カフェでは、たとえ考えが頭の中できれいにまとまっていなくても、

そこに考えの原点のようなもの、むしろ体裁が整えられていない生の状態でしか見えてこない価値があるはずなので、

恥ずかしがらずにひるむことなく、どうぞ気兼ねなく発言してもらいたい、というスタンスのようなのです。

私なんかもどこか体裁を気にしてきれいに言おう言おうとしているところがありましたので、言われてはっとしました。

そして福岡哲学カフェでは呼ばれたい名前をネームプレートに書くだけで、お互いの所属や肩書きなど詮索しないスタンスで運営されていましたので、

より体裁を気にしなくてすむ環境が準備されていましたので、今回は私も思いきって言いよどんでみることにしました。

そうするといつもよりも発言がしやすくなったように思います。まだまとまっていないけどフライング気味にしゃべり出して、しゃべりながら考えをまとめていくという感じですね。

そしてもう一つ福岡哲学カフェで特徴的だったのは、最初の哲学カフェの説明の後、対話に入る前に、

現時点でテーマに対して自分の中で考えることを対話前に紙に書き記しておくというものがありました。

そしてその後対話を1時間程度行ってから、対話後に自分の考えがどう変わったかを再度紙に書き直してみる時間がありました。

その際、特に考えがなかったり、考えがまとまらなかった場合に白紙にしておくということも許容されているので、

本当に自由に感じたこと、考えたことを書き表してよく、それによって哲学対話による自分の心の変化を見える化するというスタイルが今までの私が見てきた哲学カフェにはない形だったので新鮮でした。

そんな福岡哲学カフェ、私が参加した回のテーマは「恐怖とは何か?また、勇気とは何か?」でした。

私が対話前にこのテーマに関して考えて書き記した内容は以下のようなものです。

恐怖とは生命を維持するための危機回避システム
勇気とは自己成長のための手がかり


結論から言いますと、1時間の哲学対話を通じてこの意見は大きく変化することになるのですが、

どのような経緯でどう変わったかにつきましては、次回の記事で紹介させて頂こうと思います。


たがしゅう

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