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「真夏のインプット祭り」所感

category - イベント参加
2019/ 08/ 03
                 
昨日、年始に紹介した精神科医でYouTubeをはじめ様々な情報発信をされている樺沢紫苑先生が主催する、

「真夏のインプット祭り」というイベントに参加して参りました。

樺沢先生は本も多数書かれており、昨年出版されたサンクチュアリ出版の「アウトプット大全」という本が総発行42万部という大ヒットを記録したということで、

その本の続編に相当する「インプット大全」という本の出版記念を兼ねたセミナーという位置付けで、

本日発売日の「インプット大全」を1日だけ早く入手でき、その概要を樺沢先生に解説してもらいながら、実際にワークと呼ばれる実践活動を通じて、効率的なインプット法を身につけることができるという内容でした。
            



樺沢紫苑(著)
学び効率が最大化するインプット大全
サンクチュアリ出版


そもそも「インプット」とは、「情報の入力」、即ち見たり、聞いたり、読んだりすることで情報を頭の中に入れる作業のことを指し、

「アウトプット」とは、反対に「情報の出力」のことで、「インプット」した情報をもとに誰かに情報を伝えたり、書いたり、何か行動を起こしたりすることを指します。

このセミナーの中で一貫して言われていたことは「実際にアウトプットできた量こそが、インプットできた量」だということです。

だから「何かしらの形でアウトプットすることを前提に情報をインプットしていこうじゃないか」というのが最大のメッセージだと感じました。

例えばテレビを見たら、「明日友達に話せる面白いネタはないかな」と思いながら見る、ですとか、

本を読んだらブログにかけそうな新発見はないかなと思いながら読む、ですとか、

あるいは今回のようなセミナーに参加したら職場で勉強会を開催して、より多くの人達へシェアしてみよう、ですとか、

そう思いながら情報をインプットするのと、何となく情報を見ているだけというのとでは、情報の入り込みやすさが全然変わってくるのだということです。

確かに私もブロガーのはしくれなので、その点はよくわかります。だからこそ今こうやってブログ記事にまとめて情報の定着を図ろうとしています。

あるいは人に教えるという課題を課すことで情報のまとまり具合が飛躍的に向上するという話も、この考え方の延長線上にあるように思います。

樺沢先生はこうもおっしゃっていました。今社会は情報爆発の時代にあり、情報の量が飛躍的に増加してきており、5年前と同じ情報のインプットの仕方をしていたのでは確実に取り残される、と。

これからの時代は得た情報の中からいかに生産性の高い活動ができるようになるかが重要で、それが出来ない人はどんどん活躍できなくなる、と。

この点に対しては確かにそうかもしれないと思う一方で、学歴重視社会で良い大学を出ないと社会で活躍できなくなるぞと半ば洗脳的に教えられる構造と似た違和感を私は感じました。

確かに生産性が高い人は有利に生きられることは間違いないと思いますが、そうでない人が淘汰されるかどうかは必ずしもそうとは言い切れないように思います。

情報の入力を効率的に行うことは確かに重要です。しかしそれは本人のペースを崩してまで行うことではありません。

アウトプット作業はその質にもよりますが、それなりに頭を使い疲れる作業です。これが苦もなくできる人とそうでない人を同列には語れないはずです。

情報を効率的にインプットしなければ生き残れなくなるというプレッシャーでメンタルに負荷がかかり過ぎては元も子もありませんので、

樺沢先生という天才的な情報発信者のノウハウを知り、そのことを鵜呑みにせずあくまでも参考として理解し、

それを自分のペースを踏まえてどこまで自分の人生に取り入れるかについて改めて自分の頭で考える、というのがこの本との正しい付き合い方なのではないかと私は感じました。

また情報の質が高い「ホームラン本」と、情報の質が低い「三振本」を見分けられるようにパラパラ読みという目次から気になった部分を抜粋的に読んで判断するというやり方も紹介されていましたが、

私はどんな本もホームランだと思うか三振だと思うかは自分次第だと考えています。

言い換えれば、どんな本でも自分の解釈次第でホームラン本となりうるということです。

例えば糖質制限推進派医師の私にとって糖質制限を医学論文ばかりを根拠に否定する本は情報の質として低い印象を受けますが、

その著者がなぜそのような思考に至るのかに思いを巡らせれば、反面教師的に反対者の心理を読み解くことができて参考になる部分が大いに出てきます。

そこから糖質制限に強く反対する人達への接し方へと具体的に昇華させることができるので、そういう内容の本でも私にとってはホームラン本になりうる場合があるのです。

だから私はホームラン本と三振本と区別する発想よりも、

一度でも興味を持った本はなるべく大事に教訓を読み取ろうとする発想の方が好きです。

…でも、こんなこと言っているから私は積ん読本が増えちゃうんですけどね。てもそれで幸せならばそういう人間がいてもいいんじゃないでしょうか。

ともあれ、情報のインプットを効率化できるに越したことはないので、「インプット大全」、是非とも熟読してみたいと思います。


たがしゅう

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