患者の立場を知ること

2013/09/12 18:34:15 | 自分のこと | コメント:2件

小児神経科医ならいざ知らず、

基本的に成人を相手にする神経内科医でケトン食に興味を持っている医師はそうは多くないと思います。

実際に身の回りでは実際にケトン食/糖質制限の指導をしている医師は私以外にはいません。

そんな孤立無援の状態であれば、普通はカロリー制限など多数派の意見に従うというのが一般的な考え方なんだと思います。

ではなぜそんな状況にも関わらず、私は自信を持って患者さんへケトン食/糖質制限を勧めることができるのか?

それは自分自身が高度肥満患者であって、実際に劇的に症状が改善したという経験が大きいです。

しかもカロリー制限が続けられっこないということも私は身にしみてわかっています。

そんな人間がやせられたし、ただやせただけでなく、圧倒的に体調がよくなったのです。一度やってみたらよくわかります。

もしも私が最初からやせていて、健康に不安を感じていなければ、今でも私は多数派に従ってカロリー制限を指導していたかもしれません。

今までただただ恨むしかなかった自分の肥満体型でしたが、このおかげで私は患者さんの立場を知ることができたのです。


たがしゅう
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コメント

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2013/09/12(木) 19:26:36 | | #
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Re: No title

2013/09/12(木) 20:01:35 | URL | たがしゅう #-
御指摘有難うございました。

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