知名度を多面的に上げていく

2019/05/20 00:00:01 | YouTuber | コメント:0件

先日、とある起業初心者向けセミナーに参加してきました。

いろいろ勉強になることがあって、本当に参考になったのですが、

ひとつ私の大好きなYouTuberである「文学YouTuberベル」さんの話が取り上げられて、

これから起業を考える人に向けて、とても参考になる話がありましたので、

本日はその話をシェアしたいと思います。 その前にまず私がなぜベルさんの動画に惹かれるのかというのを自分なりに分析してみますと、

まず本好きだという基礎条件が自分とも一致しているということがあります。

その上で書評のまとめ方がとても上手です。

簡潔にまとめられていてかつ、その説明がわかりやすいし、時々入ってくるお茶目な場面がアクセントとなってとても愛らしい。

大体10分弱の動画構成になっていて時間としては少し長めではありますが、

上記のまとめ上手に加えて編集技術も秀逸なので、飽きずに最後まで視聴しきれることが多いです。

また、これは前にも書きましたが、紹介する本をベタ褒めするだけでなく、よくないと思ったことも正直に述べているところも好印象です。

フリーランスという立場のなせる業だと思いますし、そのよくないと思った点の紹介も全体の1〜2割を超えないので、

バランスとしても著者バッシングにならずにかつ純粋に感想を述べている感が伝わってきていいと思います。

最近出た「文学YouTuberベルの一週間」という動画は30分弱の長尺でしたが、

彼女の美しさも手伝っていると思いますが、芸能人の裏側が知れるような感覚で、こちらも飽きることなく見切ることができました。

中にはすっぴんまで披露する場面もありました。確かに印象は変わりますが、それでも十分綺麗だったし、それはそれで別の魅力が出ていて良かったように思います。

一般的にすっぴんの公開を女性は嫌がりますが、男性目線だとそんなに気にするほどのことはないので、もっとみんなベルさんのように飾らないスタンスで行けば逆に好感を持つのではないかというのは私の個人的見解です。

少し話がずれましたが、ベルさんの魅力をまとめると、以下の3点に集約されます。

①書評がわかりやすい
②正直さが出ていて人として好感が持てる
③単純にかわいい



ここで話は最初の起業初心者向けセミナーでの話に移りますが、

セミナーではそんなベルさんの魅力以外に私が全く気付かなかったベルさんのすごいところを指摘されました。

それはベルさんが「B to CとB to Bを同時に実践されている」ということです。

B to Cというのは「Business to Customer」、即ち事業主から顧客へのアプローチのことで、

私が今紹介したベルさんの魅力は全てB to Cの観点からの長所ということになります。

それに対してB to Bというのは、「Business to Business」、即ち「事業者から事業者」「会社から会社へ」といったアプローチのことです。

ベルさんはいくつかの大手の書店とタイアップして、自身がこれまでに紹介した本を自分の書評動画とともに飾るスペースをプロデュースする「ベル書店」という企画を全国展開されています。

あるいはセブンイレブンのキャンペーンと連動させたり、申し込めば発売前の本の原稿、通称「ゲラ」をいち早く読むことができるサイト「NetGalley」と連携して動画の企画を立ち上げたり、

YouTubeの視聴者のみならず、自分の活動と相性のよい企業との連携を図りながら自分の活動をさらに広めていくというスタイルをとっていたのです。

YouTube活動をしていたら企業が声をかけてきたのか、それとも自分から企画を企業へ持ち込んだのかは定かではないのですが、

いずれにしても個人だけでなく企業へのアプローチも加えると活動の幅が多面的になるというお話でした。

普通の会社とかだと、B to Cか、B to Bのどちらかの発想に留まりがちなのだそうです。

確かに医療で言えばB to Cの発想、つまり医者から患者へのアプローチしか考えられず、

医者がどこかの企業に何かを売り込むという発想はあまりないように思います。

しかし私の考えるオンライン診療クリニックも、より多くの人に知ってもらうためには、

B to Bの発想で協力してくれそうな企業を探すというのも重要な時点であるように感じました。

ちなみに企業とタイアップしちゃうと書評の際に若干の忖度が働いてしまい、正直に語るというベルさんの個性が弱まるのではないかという心配もありましたが、

そこは契約前に「正直に語らせてもらうと思いますけど、それでもいいですか?」と確認されるのだそうで安心しました。

いくら企業とタイアップするといっても、いわゆるズブズブの関係となってしまうと本来やりたいことに支障をきたすことになってしまうので、

B to Bアプローチをする時にはどこでもOKなわけではなく、細心の注意を払って判断する必要があるということも感じさせられた次第です。

それにしてもYouTube、大変奥が深いですね。

今後私もいろいろな使い方を学び、是非とも開業に活用していきたいと思います。


たがしゅう
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