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ホメオパシーの自己体験

category - 自分のこと
2018/ 12/ 03
                 
12月3日は私の糖質制限開始記念日です。

毎年この日には私が人生で初めて経験したことについて記すようにしています。

今回のはじめては「ホメオパシー」について、としたいと思います。

ホメオパシーがどういうものかについては、以前も語ったことがありますので、詳細は割愛しますが、

何かと誤解されがちな医療体系で、日本ではほとんどの医師から非科学的と評価され、認められていない医学です。

最大の問題点はなぜ効くのかというメカニズムが科学的に説明できない、という点にあります。
            

それ故に、ホメオパシーが効いたとしてもそれはプラセボ効果だろうとか、

レメディと呼ばれるホメオパシー薬の中には成分が入っていないのだから副作用が出ないのは当たり前だとか、軽くあしらわれてしまいがちです。

ただ単なるプラセボだとは私がどうしても思えないのは、まず動物に効くという事実が観測されているということ、

もう一つはこれからお話する私のホメオパシー実体験があることです。

私は事実を重視します。世間的には間違いだと言われていることでも、

自分の目で見て、自分の身体で感じ、体験した事実は私に強力な説得力をもたらします。


ある夜、夜中に目が覚めてトイレに行った際に、

横着して暗がりのままトイレに入ろうとしたらトイレの扉の縁の部分に無防備に思いっきり足の小指を打ち付けてしまいました。

今までの人生で数回経験したことのあるこの地味な悲劇は、経験上しばらく痛みが続いて靴を履く度に苦痛となることを知っています。

自業自得ですが意気消沈していたところ、ホメオパシーを勉強していた時に習った「Arnica(アーニカ)」というレメディが「打撲・外傷」全般に効くという話をふと思い出しました。

ダメでもともとトイレを済ませて布団に戻る前に私は手元にあったArnicaを1粒飲んでから寝ることにしました。

そうすると、翌朝起きた時には痛みは完全に消えており、ぶつけた小指には皮下血腫の一つできていなかったのです。


これは私がホメオパシーがプラセボではないという事を理解するのには充分な体験でした。

俄然ホメオパシーに興味を持ち始めた私は、なぜホメオパシーが効くのかということを自分なりに考え始めます。

ホメオパシーで用いるレメディという薬は、自然界に存在する植物、動物、鉱物の一部分を原材料として作られます。ここまでは漢方薬と同じ発想です。

例えば先程のArnicaの場合は、キク科の高山植物が原料として用いられています。

ところがここからその物質を溶液に溶かして100倍希釈し、振盪するという作業を複数回繰り返して、

もとの原子が存在しないとされる10のマイナス24乗以下のレベルまで薄められた溶液となり、最終的に丸剤化されてレメディは作られます。

こうなると何らかの成分が作用して効果をもたらしているとは考えられなくなります。

しかし効くという事実があるのであれば、そういった効き方とは別次元の効くメカニズムが存在しているのではないかという考えが浮かびます。

一つの可能性は振動です。
全ての物質は振動しているということは高校物理を習った人であれば知っている事実だと思います。

私も高校時代、物理の先生が波動の講義を始める時に一本のペンを取り出し、

「これは波です。授業を全て聞けばその意味がわかります。」と言われて衝撃を受けたことを今でも覚えています。

その理由は詳しく話せば難しくなるのでここではひとまず置いておきますが、

とにかくあらゆる物質には振動数があり、植物、動物、鉱物にもそれぞれ固有の振動数があります。人間の身体も例外ではありません。

一方で、物理では共振という現象があります。振動数が同じ物質が重なり合うことで、その振動が増幅されるという現象のことです。

10の24乗以下に薄められたレメディに物質的な成分は存在しませんが、

元の物質の振動は水分子を通じてそのまま保持されている可能性があります。

そしてその振動エネルギーを持つレメディと病気がある人の身体の振動数が一致した時に、

すなわち波長を合わせることで共振現象を通じて自己治癒力が高められるのではないか、というのが私の中でのホメオパシーの考えられるメカニズムです。

打撲という現象は人を選ばず一定の振動数変化をもたらし、その振動数がArnicaのそれと一致しやすいのかもしれません。

ただし、これはホメオパシーの最も初歩的な使い方で、ホメオパシーの真髄はもっとこじれた慢性疾患に対して波長を合わせることで、そのこじれた状態からも再び本来の姿に戻るための手助けを行いうるという所にあります。

この具体的な方法は先程のように打撲と言えばArnicaという感じでレメディを選ぶ単純なやり方ではなく、

症状だけでなく、その人の性格、特徴、嗜好、忌避するもの、価値観、生育環境など、

様々な背景因子を詳細に問診し、そして得られたその人オリジナルのキーワードを抽出して、

そのキーワードにはどのようなレメディが合うのかというのを過去無数に繰り返された実証実験の結果が蓄積された辞書(マテリア・メディカ)を調べて候補となるレメディが複数上がり、

その作業を他のキーワードでも試して、いずれに対しても有効である可能性が高いレメディを一つに絞るというプロセスを通じて行われます。

このキーワードから候補レメディを選択する作業を効率化するために近年は優秀なパソコンソフトが普及しています。

しかしその患者のオリジナルキーワードを探し出すためには、根ほり葉ほり患者さんについての事柄を聞き出す必要があり、

しかも基本的には誘導するように質問するのはダメで患者さんから自発的に出てくる言葉を重視するというホメオパシーの特性上、問診には長い時間がかかる傾向があります。

けれども、それ故にホメオパシーの診療というのは、「全人的医療」という言葉がぴったりの、患者のある一部分だけを診るのではなく、丸ごと診て根本的な問題を解決しようとする医療だと私には思えます。

事実を伴う医療に、科学的ではないからと引導を渡すのはちょっと待ってと私は言いたいです。

それが効く理由を説明できる段階まで人智が及んでいない可能性を簡単に捨ててはいけないと私は思います。

奥深いホメオパシーの世界、今後も自分の目で見て自分の頭で考えて探求していこうと思いますが、最後にもうひとつだけ。

よくホメオパシーを支持する人達から、副作用がない治療だと安易に考えられる節がありますが、それは違います。

確かに西洋医学中心医療で用いられる薬に比べると副作用は少ないとは思いますが、

副作用はないわけではないのです。
レメディは合っているけど、波長が増幅されすぎて過剰な自己治癒反応が引き起こされてしまうアグラベーションと呼ばれる現象、

そして投与したレメディの波長にもっていかれて今までの症状とは別の症状が引き起こされてしまうプルービングと呼ばれる現象、この二つがホメオパシーで見られる副作用です。

こうした副作用を起こさないようにするための様々な工夫がホメオパシーの治療体系にはありますが、

そのことをわきまえずにいたずらにホメオパシーを盲信し、安全で副作用のない治療だと認識するのは不適切です。

ホメオパシーはそうしたリスクをきちんと踏まえた医師が扱うべき治療法だと私は思います。


たがしゅう

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