深みを無駄なく伝えるために
2018/07/29 00:00:01 |
自分のこと |
コメント:9件
有り難いことに時々「ブログを読んでいますよ」という声をいろいろな方からかけて頂けるようになってきました。
私は有名になりたいという願望があるというわけではなく、自分の思想を無理にごり押ししようという気持ちを持っているわけでもないので、
ブログに関しては趣味のスタンスで、必ずしも多くの人に読まれずともよくて、自然発生的に広まっていけばよい位の気持ちで日々記事を書いています。
一方で、もしも自分の書いていることが正しければ、時間はかかるかもしれないけれどいつか多くの人に伝わっていくはずという気持ちは持ち合わせていますので、
やはりブログを読んだと声をかけて頂けることは嬉しいものです。
そんな中で声をかけて頂ける人の間にも割と違いがあることに気付き始めました。 思えば2013年9月からブログを開始し、今日までに1400以上もの多くの記事がたまってきました。
作者の私でさえすべてを読み返すのがうんざりするくらいの量となってしまいましたので、
一口に「ブログを読んだ」と言われても、その浸透具合はさまざまです。
どこからか聞いた情報で最近2,3の記事だけを読んだというくらいの方もいらっしゃれば、
随分長い間記事を通読して下さっている方、あるいは最近ブログの存在を知り、一つ一つ記事をさかのぼって読んで下さっている方もおられます。
ところが、私のブログの特徴は糖質制限を軸にした思考の積み重ねという所にありますので、
2,3記事読んだ人と、ある程度の分量を通読して読んだ人とでは、大きな違いが現れることになります。
すなわち、その人が私に対して投げかけたブログ記事の話題に対して、
私が返答を返した時に盛り上がるのかどうかということで、どの程度「ブログを読んだ」のかが推測できるのです。
どこから読んでも楽しむことができる文章力の高いタイプのブログではないのです。
従って、私のブログを浅くしか読んでいない人は、私から返答を返しても大して盛り上がりません。
なぜならばある程度通読して読まないと理解することができない私の思考の樹の幹の部分に触れていないからだと思います。
逆に言えば、ある程度通読したいと思わせる状況を作らない限り、
仮に私がブログの中で良いことを書いていたとしても、それを理解してもらうことは難しいでしょう。
ということは、私のブログの根幹部分にある魅力をより多くの人に伝えるためには、
根幹部分だけを抽出して、さらに読みやすく仕上げた状態を作る作業が必要だということになります。
まさにそれこそが「本を書く」ということに他ならないと思います。
私にとって本を書くことは、ブログでの自らの歩みを、
ワンランク上のステージへと押し上げる作業です。
立ち向かうもつまづくことを繰り返していますが、
いつかその作業を成し遂げたいと思い続けています。
たがしゅう
プロフィール
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
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コメント
いろんな視点からいろんなことを書かれてて、勉強になります。
先生がいつしか本を出版されるのを楽しみに待ってます。
Re: タイトルなし
コメント頂き有難うございます。
今後も私は私のいる場所で私のできることを続けていきたいと思います。
No title
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Re: No title
情報を頂き有難うございます。
本
Re: 本
コメント頂き有難うございます。
糖質制限本というよりは、糖質制限を通じて学んだ自分の考え方を残しておきたいという想いです。自分が世直しを、というようなおこがましい気持ちはありませんが、誰かの何かが変わるきっかけになればいいなとは思います。
本の出版 渇望してます
鹿児島での会が懐かしく、たがしゅう先生に感想を送らなければと日々、思いながら、実行できずにいます。
私の読書は、専ら図書館なのですが、溝口徹先生のオーソモレキュラーの本が手元にやって来て、たがしゅう先生のブログの存在感が上昇しています。
既存の権威の反対勢力って、海外でもあるのが、不思議でした。
日本だけだと思っていたけど、歴史は繰り返されるなんですね。
真実を追及するエネルギーは、皆が持ち合わせている訳では、ないけれども、きっかけはあるんですね。
もっともっと知りたい気持ちが強くなりましたが、何から始めたらと尻込みしている気持ちもあります。
試行錯誤しながら、気持ちよく生きていきたいなぁと思っています。
拙い文章、読んで頂いてありがとうございました。
Re: 本の出版 渇望してます
コメント頂き有難うございます。
鹿児島の会にもいらして頂いたのですね。どうも有難うございます。
本のこと、応援して頂いて有難うございます。
私にとってはかなりハードルの高い行為ですが、諦めずに挑戦し続けたいと思っています。
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