自由を求める信念の強さ
2017/12/13 00:00:01 |
ふと思った事 |
コメント:2件
私が好きな漫画「ONE PIECE」の主人公で海賊王を目指す青年モンキー・D・ルフィは、
自由な発想で明るくて誰よりも仲間想いでそれゆえ仲間達に愛されるキャラクターの持ち主です。
そのルフィが作中の中で次のような台詞を言うシーンがあります。
「支配なんかしねェよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」
ルフィはその言葉を実践するように既存の体制を打ち破り、海賊王を目指し突き進んでいきます。
仲間のためならたとえ世界政府とその傘下の国々すべてを敵に回そうとも立ち向かいます。
どれだけ無理だと周りから言われても、可能性がゼロでない限り最期の最期まで決して諦めません。
私達が生きていく中で大切なメッセージがそこには込められているように思います。 最近私は社会との適応についてよく想いを巡らせます。
現代の社会にはすでにある程度の秩序をもって構築されたシステムがあります。
警察しかり、政治しかり、税金しかり、義務教育しかり、交通網、食品の流通など様々です。
それら構築済の社会システムにのっとって行動することは、ある意味楽なことだと思います。
平たく言えば、「みんながやっている通りにやっていれば大きな間違いはない」ということです。
しかしそのシステムが根本から間違っていた時には話は180度変わってきます。
そのシステムに盲目的に従っている人は凡庸な悪となり、みんなと同じようにやっている事こそがむしろ大きな悪となってしまうわけです。
180度間違っているというシステムはそうそうはないかもしれませんが、まあまあ間違っているシステムは結構あるのではないかと思います。
体育会系の人間関係とか、会社内での独自のルールとか、理不尽な金銭回収規則とか、
そういう状況に対して社会に適応しようとするならばおとなしく従っていた方が楽ですが、
もしもそれが自分の信念に沿わないシステムであれば、社会に反発してでもルフィのように行動を起こすことも時には必要なのではないかと私は思います。
ただしすでに構築されて時間が経っており基盤がしっかりした社会システムに反発するのはとても大変なことです。
ルフィが命をかけてそれに挑んだようにそれ相応の代償は覚悟しなければならないでしょう。
それでも社会に適応しない選択をできるかどうかは、自分の信念がどれだけしっかりしているかによるのではないかと思います。
逆に言えばそれくらいの信念がない人は変に社会システムに逆らわない方が無難です。
自由という言葉には明るいイメージがあるかもしれませんが、
その実は歯を食いしばって進んでいかなければいけないいばらの道なのではないでしょうか。
糖質制限を貫くか、社会に適応し糖質摂取を許容するか、
それぞれが信念に基づいて選択されるべきだと私は思います。
たがしゅう
プロフィール
Author:たがしゅう
本名:田頭秀悟(たがしら しゅうご)
オンライン診療医です。
漢方好きでもともとは脳神経内科が専門です。
今は何でも診る医者として活動しています。
糖質制限で10か月で30㎏の減量に成功しました。
糖質制限を通じて世界の見え方が変わりました。
今「自分で考える力」が強く求められています。
私にできることを少しずつでも進めていきたいと思います。
※当ブログ内で紹介する症例は事実を元にしたフィクションです。
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コメント
糖質とりながら生活を送るかどちかですね。
太りやすい体質とかも関係しますが、
糖質制限はありかなって思います。
Re: タイトルなし
コメント頂き有難うございます。
> 糖質制限しながら生活するか、
> 糖質とりながら生活を送るかどちかですね。
純粋な二択ではなく、状況に応じて使い分けていくのも一つだと思います。
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