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本を読むのは楽じゃない

category - ふと思った事
2017/ 11/ 18
                 
糖質制限をするようになって寝起きはいいのですが、

起きてからの時間をダラダラと過ごしてしまう時は結構あります。

一番多いパターンは手元にあるスマホを見て、ネットサーフィンやSNSの情報をダラダラと見続けてしまう事です。

それで実際何か有効な情報が得られることは少ないのですが、何となくそのまま時間を過ごしてしまうのです。

一方で私の周りにはまだ読めていない本が山ほど積まれているので、その時間を読むことに費やせばいいというのに、

なぜだかそういう方向に動こうとするのには億劫になってしまうのです。

先日NHKの「視点論点」というミニコラムを紹介する番組で、俳優で作家の中江有里さんが「本を読む楽しみ」と題して出演されていました。
            

その中で中江さんは次のような事をおっしゃっていました。

読書は楽な娯楽ではありません

読むという意思を持って読み進めないと、ページが進まないものです。

映画やテレビやゲームなら、自分が何をしなくても勝手に進んでいきます。

ここに、読むこととそうでないことの娯楽の大きな違いがあります。」


「本を読むには、 読解力、集中力、想像力

この3つを合わせて読書力と私は呼んでいますが、

読書だけでなく生きる上で大いに支えになってくれるもので、

読むことで読書力は鍛えられていきます。」


おおいに納得させられる内容でした。

私が朝起きがけにスマホでネットの情報をダラダラ眺めてしまう行為に読書力はたいして必要とされません。

なぜならば読書力がなくても容易にスクロールで飛ばすことができますし、

記事自体に興味が湧かなければ、すぐに別のサイトへジャンプすればよいわけで、さしたる忍耐も必要としないからです。

能動的に情報を得ているようで、実情は極めて受動的に情報を得る行為に近い行為だと思います。

それに対して本を読む行為は、疲れたからといってスクロールするわけにはいきませんし、

興味が湧かずにジャンプすれば、それは「本を読まない」という行為につながるだけです。

本を読むにはそれなりの実力と慣れが必要なのだと思います。

そして本を読む力は本を読むことによってでしか鍛えることができないのだと思います。

暇な時間を持て余すようにネットやSNSの情報をダラダラと眺める行為、

おおいに慎んでいきたいものです。


たがしゅう

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コメント

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No title
いつも興味深い記事をありがとうございます。

私も、読めていない本が溜まってます。
ネットで、本をワクワクしながらチョイスし、
届いた時点で、ワクワク消失、読書先送り。
時間が経ってしまうと、読書意欲消失です。

しかし、
ネットなどでその本の話題を目にすると、
読書意欲が蘇るきっかけになります。

私は、音楽をパソコンにダウンロードし、
パソコンからウォークマンに取り込んで楽しんでいます。
同じように、
本の情報をパソコンにダウンロードし、
パソコンから自分の脳に取り込んで本を楽しみたいものです。
読書が「楽な娯楽」になる日はくるのでしょうかね?



Re: No title
Etsuko さん

コメント頂き有難うございます。

音楽のように楽な娯楽にしようとすれば読書は読書でなくなるように私は思います。
今でもオーディオブックのようなものがありますが、あれは音楽に近くて能動的に読むのと比べて記憶に起こりにくい印象があります。おそらく使っている脳領域は異なっていると思います。
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Re: 映画も読書も、好きです。
エリス さん

コメント頂き有難うございます。

最近私が観た中では「この世界の片隅に」というアニメ映画が印象に残りました。
戦争の理不尽さを庶民目線でリアルに描いていて、そのような状況に置かれたらはたしてストレスマネジメントなどと言っていられるのだろうかと考えさせられました。
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