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断食で男性は女性に近づくか

category - ふと思った事
2017/ 10/ 31
                 
男とはつくづく愚かな生き物だと思います。

女性の豊満な胸やお尻など目に入ろうものなら直接的な性的刺激となります。

相手の女性の性格がどうであろうと関係なく無条件で反応してしまうものです。これは想像しただけでもそうです。

それに対して女性は恋愛でも中身のある交流を求めると聞きます。あくまでも聞いた話ですが。

視覚情報に左右される馬鹿な男、内面を見ようと交流を求める賢い女性、

男と女は本質的には分かり合えるものではないのだろうと思っています。
            

私も例外なく女性の性的刺激に左右される馬鹿な男の一人です。

そんな中、先日の5日間断食をしていて気がついたのは、

女性からの性的刺激に左右される度合いが弱まるということです。

俗な言い方だと「ムラムラしにくくなる」とでもいいましょうか。


古代インドの医学、アーユルヴェーダにおいては、

男性の自慰行為、マスターベーションはエネルギーを浪費する行為であり、諌めるべき行為
だとされています。

一方で自慰行為には中毒性があり、ドーパミン神経を酷使するという点で過食、糖質頻回過剰摂取などとも共通構造があります。

断食により糖質や食自体によるドーパミン刺激の要素をゼロにすることで、

同じくドーパミンを刺激する自慰行為への欲求が少なくなるというのは興味深い話です。

さりとて女性に対して興味がなくなるわけではなく、純粋に美しいと思うようになると言いますか、

通りすがりの女性の豊満な胸を見て、性的刺激が全く惹起されないと言えば嘘になりますが、

「あぁ、綺麗な人だなぁ、一体どんな人なんだろう、話すことができれば幸せなのになぁ……。」という感じになります。

ここで私はふと思いました。断食は男性を女性に近づける行為なのではないかと。

以前、エストロゲンという女性ホルモンを切り口にして生命史を俯瞰で見た時に、

歴史的にはエストロゲンが先にあって、男性ホルモンであるアンドロゲンはエストロゲンを守るために後に生み出された物質だったことを知りました。

遺伝子から見ても同様の構造は見てとれます。性別を決定する性染色体の基本はXXの女性型で、そこにY遺伝子が入るか否かで男性になるかどうかが決まります。

生命の基本は女性であり、男性は言わば基本から離れた存在なのだと思うのです。

生命が生きていく上で巻き起こる様々な苦難、女性はそれから守るために男性という自分とは離れた存在に危険を引き受けさせます。

男性はそれを嬉々として行うように予めプログラムされた生き物で、その証拠が性的刺激を受けた時の直接的反応です。

…そう考えると、なんとも悲しい話ですが、

断食を通じて生命の本質的で理知的な部分が少しでも取り戻せるというのであれば、

愚かな男にもかすかな望みは残されているのかもしれません。


たがしゅう

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コメント

非公開コメント
        

男は消耗品
いつも楽しみにブログ読ませていただいています。
今回の話題は昔夢中になって読んだ、作家村上龍さんのエッセイ「すべての男は消耗品である」を彷彿とさせてくれました。
男は女の消耗品であると言う事実は私を憂鬱にさせる。そうした憂鬱な自意識の泥沼状態から自由になるために私は暴力やスポーツを題材に作品をつくるのだ、というような主張があったと記憶しています。
断食、暴力、スポーツ、共通点があるような気がする・・・のはあまりにも無理矢理なこじつけかな?なんてことを思いました。
Re: 男は消耗品
いるいる さん

 コメント頂き有難うございます。

> 男は女の消耗品である

 なるほど。妙に納得できる端的な表現ですね。

> 断食、暴力、スポーツ、共通点があるような気がする・・・

 現実逃避の側面では確かに共通点があると思います。
 ただし、ドーパミンに支配されているか否かという点では相違点もあります。明日関連記事を書きたいと思います。
草食系男子
中性的な男子が長生きするのではないでしょうか、
インスリンシグナル(IGFやアミノ酸摂取)が少ない方が長生きするのでしょうか、
筋骨がガッチリした人や、身体が大きい方、(身長や体重など)超高齢者にはあまり存じ上げません。
その差が男性と女性の平均寿命の差なのではないでしょうか。
No title
記事の内容は興味深く拝見しました
が、一点、どちらの性からだとしても他方の性を「愚か」などと決めつけるのはどうなのかな、とも思いました。もちろん、一種のレトリックだとは理解していますよ。
Re: 草食系男子
TomTomClub さん

コメント頂き有難うございます。

長く生命を維持することが生物の本質なら争いを避ける穏やかな女性の性質が生物の基本であり、
強さによって女性を守る男性の性質は言わばガーディアンです。強さと引き換えに生命を削っている側面があるかもしれません。

そのように考えると高インスリンと筋量増加との関連、一方で高インスリンによる様々な害、そして御指摘のように筋骨隆々とした超高齢者は少ないという話がつながってくるような気がします。
Re: No title
たにぐち さん

コメント頂き有難うございます。

確かに断定的な物言いが肌に合わないと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は私の価値観で考えた事をただ率直に書き連ねてきています。温かく見守って頂ければ幸いです。
こんにちは
いつも拝見させていただき、大変勉強になります。
初コメントが性の話で恐縮なのですが、今回の性欲の減退は三大欲求のバランスが食欲にシフトした為と考えました。
糖質過剰の方は糖の中毒性に伴い常に食に対する欲求が高く、また現代人の睡眠時間の低さが睡眠欲も高くなり、結果、性欲の低下に繋がり婚姻率の低下や少子化に繋がっているのではないでしょうか?
ちなみにファスティングを行なっている間の睡眠に対する欲求は如何だったでしょうか?
ファスティングによって脂質摂取の低下がありホルモン生成が落ちて性欲が減退とも考えられると思います。
たがしゅう先生
いつもブログ楽しみです。
5日間の断食でいろんなことがわかったんですね。
Re: タイトルなし
あんぞう さん

 コメント頂き有難うございます。
 
 性欲減退という表現が適切かどうかは微妙です。
 決して異性への興味がなくなったわけではないからです。
 素の意味で性欲減退というよりも「自慰行為欲求減退」といった方が適切な気が致します。

 断食におけるエネルギー代謝の効率化状況においては、そのような無駄なエネルギー浪費を避ける流れが生み出されるということなのかもしれません。

> ファスティングを行なっている間の睡眠に対する欲求は如何だったでしょうか?

 ファスティング中は眠るのが難しい、頑張って眠らないといけないという感じが致しました。
 眠るのにもそれなりのエネルギーを使っているという事なのかもしれません。しかし何とか寝入ってしまえば後は良眠を得ることができました。
できそこないの男たち
私の敬愛する福岡伸一八カセの著書のタイトル「できそこないの男たち」を思い出しました。
「生命の基本仕様はメスである」
生命の根源は増殖することだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど、要はどうにかして良い子孫を残せれば良いということでオスを必要としない生殖方法を採用している生物だって結構いますよね。
福岡伸一氏のあの細やかで鮮やかな文章は文学的でもあります^^
人をもしお読みになってらっしゃらなかったら、ぜひ。
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334034740
Re: できそこないの男たち
鶏皮幹事 先生

 コメント頂き有難うございます。

> 「できそこないの男たち」

 タイトルに魅せられて購入はしたものの、まだ読めていない本の一つでした。
 オスというのは生命の作り出した生存戦略の一つに過ぎないということになるでしょうか。
 是非とも読んでみたいと思います。
すべての人がお母さんから生まれてきた。
おもしろい視点だなあと思って皆さんのコメントも含め読みました。

私が思うことは、
魅力のある高橋一生さんを産み育てたのは高橋さんのお母さん。綾野剛さんを産み育てたのは綾野さんのお母さん。
福山雅治さんはすごいけど、もっとすごいのは福山さんのお母さん。

今をときめく人たちの源流にも、必ずその人のお母さんがいて、しかもすべてのお母さんは自分の子どもがとても大切で大好き。

愚かな男(愚かな息子)だったとしても、とても大切だと思ってくれるお母さんは存在している。
それだけで、平和だと思いませんか。
Re: すべての人がお母さんから生まれてきた。
エリス さん

コメント頂き有難うございます。

> 愚かな男(愚かな息子)だったとしても、とても大切だと思ってくれるお母さんは存在している。
> それだけで、平和だと思いませんか。


確かに。考えてみれば、それはとてつもなく大きな愛ですね。