湿潤療法の人体実験

2013/12/02 17:00:00 | モイストケア | コメント:0件

昨日フットサルをする機会がありました。

久しぶりの競技スポーツだったので、念入りに準備運動をして楽しみました。

ただやっぱり慣れない動きをしたせいか、膝をすりむいてしまいました。

まぁでもそこは湿潤療法の知識がある私、いつものようにあらかじめ購入しておいたプラスモイストで事なきを得ようかと思っていたのですが、

ブログをやっているのでふと思いつきました。

「せっかくであれば擦り傷の治療経過を情報共有してみよう。またどうせなら有害軟膏の人体実験までしてしまおう」

というわけで公開実験のはじまりです。 12月1日14時頃に左膝に擦過傷(擦り傷)を受傷しました。

以下はプラスモイスト貼付後6時間で実験をしようと思い立った時の創面の画像です(※お見苦しい画像ですみません)。



通常なら湿潤療法で数日で治りそうなものですが、今回あえて有害な軟膏を使ってそれがどうなるかを試してみたいと思います。

実は前々から皮膚科でよく保湿剤として使われるヒルドイド(ヘパリン類似物質)の有害性に興味があったので、今回はこれで実験してみようと思います。

ヒルドイドそのものは手持ちになかったので、近くのドラックストアで同成分のK林製薬のアット○ンを代わりに使いました。

傷を2等分にし、一方はアット○ン塗布、もう一方で湿潤療法というふうにやってみようと思いました。

ただその固定が意外と難しく、本当は湿潤療法側にはプラスモイストを貼りたかったのですが、テープを貼るスペースの問題で、やむなくそのまま創面に優肌絆テープを貼ることで乾燥を防ぐという方法にしました。

乾燥は防ぐけど、浸出液をうまくコントロールできないという点でいまいちな湿潤療法になっているかもしれない点はご愛嬌です。



さてこれでどうなったか、ですが。

実験開始から8時間経過した翌朝ですが、膝にチクチクする感じがありました。

朝シャワーを浴びてその後一旦軟膏をお湯で流し、次の軟膏を塗るまでにしばらく時間がありましたが、軟膏がとれているはずの間の時間もなぜかずっとヒリヒリし続けていました。

なんだか早速先行き不安です…。

その後の実験の結果はまた後日傷が治ってからの報告をお楽しみに。


たがしゅう
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