2018年12月

        

生き物を生き物たらしめる「動き」

category - 素朴な疑問
2018/ 12/ 07
                 
ホメオパシーでは、「自己治癒力」に焦点を当てて治療計画が立てられますが、

今回は見えない自己治癒力と呼ばれるものについて、私なりに考察を深めてみたいと思います。

西洋医学的に言えば、生体恒常性維持(ホメオスターシス)を働かせているものの本質とは何なのかという話です。

いきなりですが、死体にタンパク質だの、ミネラル・ビタミンだのといった、

生体を構成する必要物質が集まった所で、その死体は生体として動き出すことはありません。

必要物質がそこにあるだけでは、生き物として成立するには不十分だということになります。
            
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常識外れの減薬

category - 素朴な疑問
2018/ 12/ 05
                 
脳神経変性疾患研究会に参加して感じたもう一つのことについて書きます。

結局、高齢者診療で大事なことは、患者に合わせた薬の最適量をいかに見分けることができるかという所だと私は思っています。

こう言うと当たり前のように聞こえるかもしれませんが、問題は常識にとらわれない少なさまで減薬することができるかどうか、です。

ごく少量のウインタミンでも長く使えばやっぱり副作用が出るという実例報告を聞いていた時にも思いましたが、

その時は例えばウインタミン4mgで最適だとしても、時間が経てばさらに老化に伴って細胞機能が不可逆的に低下していき、

いつのまにかウインタミン2mgが最適量になっていて、4mgだと副作用が出るという状況になっていても不思議ではありません。
            
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フルアゴニストとパーシャルアゴニスト

category - イベント参加
2018/ 12/ 04
                 
先日、東京の品川で開催された脳神経変性疾患研究会という会に参加して参りました。

当ブログでも御紹介させて頂いたことのある新横浜フォレストクリニック院長で神経内科医の中坂義邦先生をはじめ、

東京メモリークリニック鎌田の院長で神経内科医の園田康博先生、国立病院機構菊池病院の元院長で今年に熊本駅前で木もれびの森心療内科・精神科クリニックを開業された木村武美先生、

そして医療法人社団誠弘会池袋病院の脳神経外科医、平川亘先生といった錚々たる面々が自身の経験された認知症を中心とした神経変性疾患の症例を報告されました。

いずれも標準的な認知症診療では難渋するであろう症例を見事に改善に導かれた報告であり、私としても今後の診療に際して大変参考になりました。

私が認知症コウノメソッドの学びで初めて知った高齢患者への必要最小限処方の技術はさらなるステージへと進んだように感じています。
            
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ホメオパシーの自己体験

category - 自分のこと
2018/ 12/ 03
                 
12月3日は私の糖質制限開始記念日です。

毎年この日には私が人生で初めて経験したことについて記すようにしています。

今回のはじめては「ホメオパシー」について、としたいと思います。

ホメオパシーがどういうものかについては、以前も語ったことがありますので、詳細は割愛しますが、

何かと誤解されがちな医療体系で、日本ではほとんどの医師から非科学的と評価され、認められていない医学です。

最大の問題点はなぜ効くのかというメカニズムが科学的に説明できない、という点にあります。
            
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