生き物を生き物たらしめる「動き」

2018/12/07 12:30:01 | 素朴な疑問 | コメント:5件

ホメオパシーでは、「自己治癒力」に焦点を当てて治療計画が立てられますが、今回は見えない自己治癒力と呼ばれるものについて、私なりに考察を深めてみたいと思います。西洋医学的に言えば、生体恒常性維持(ホメオスターシス)を働かせているものの本質とは何なのかという話です。いきなりですが、死体にタンパク質だの、ミネラル・ビタミンだのといった、生体を構成する必要物質が集まった所で、その死体は生体として動き出すこ...続きを読む
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常識外れの減薬

2018/12/05 00:00:01 | 素朴な疑問 | コメント:2件

脳神経変性疾患研究会に参加して感じたもう一つのことについて書きます。結局、高齢者診療で大事なことは、患者に合わせた薬の最適量をいかに見分けることができるかという所だと私は思っています。こう言うと当たり前のように聞こえるかもしれませんが、問題は常識にとらわれない少なさまで減薬することができるかどうか、です。ごく少量のウインタミンでも長く使えばやっぱり副作用が出るという実例報告を聞いていた時にも思いま...続きを読む
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フルアゴニストとパーシャルアゴニスト

2018/12/04 00:00:01 | イベント参加 | コメント:0件

先日、東京の品川で開催された脳神経変性疾患研究会という会に参加して参りました。当ブログでも御紹介させて頂いたことのある新横浜フォレストクリニック院長で神経内科医の中坂義邦先生をはじめ、東京メモリークリニック鎌田の院長で神経内科医の園田康博先生、国立病院機構菊池病院の元院長で今年に熊本駅前で木もれびの森心療内科・精神科クリニックを開業された木村武美先生、そして医療法人社団誠弘会池袋病院の脳神経外科医...続きを読む
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ホメオパシーの自己体験

2018/12/03 00:00:01 | 自分のこと | コメント:2件

12月3日は私の糖質制限開始記念日です。毎年この日には私が人生で初めて経験したことについて記すようにしています。今回のはじめては「ホメオパシー」について、としたいと思います。ホメオパシーがどういうものかについては、以前も語ったことがありますので、詳細は割愛しますが、何かと誤解されがちな医療体系で、日本ではほとんどの医師から非科学的と評価され、認められていない医学です。最大の問題点はなぜ効くのかという...続きを読む
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